『Road to TOKYO DOME』東京・後楽園ホール(2021年12月23日)
○チェーズ・オーエンズ&KENTA&バッドラック・ファレ&石森太二&エル・ファンタズモvs棚橋弘至&オカダ・カズチカ&ロビー・イーグルス&タイガーマスク&本間朋晃×

 KENTAが場外、竹刀、イス攻撃と暴挙を連発して連夜の大暴走。US王座ノーDQ戦へ向けて棚橋を徹底暴行し、「お前は無様な姿がお似合いだな」と嘲笑した。

 1・5東京ドーム大会でUS王座をかけたノーDQ戦を控える王者・KENTAと挑戦者・棚橋。前夜の後楽園大会で前哨戦が幕を開け、KENTAがイス山へのパワーボムで先制した。この日も10人タッグによる前哨戦で両者が激突し、またもKENTAが圧倒した。

 1・5ドームでIWGPジュニアタッグ3WAY戦を控える王者・イーグルス&タイガーと挑戦者・石森&ファンタズモも前哨戦。タイガーがミドルキック連打やヒザ蹴りで石森を攻め立て、風車式バックブリーカーで先手を取った。

 オカダがDDTで追撃すると、棚橋も続こうとしたが、KENTAが背後から襲撃して妨害した。ここからBULLET CLUBは棚橋に集中砲火。ファンタズモ、オーエンズ、石森、ファレの順で背中へのサミングを連発し、KENTAはスイングネックブリーカードロップ、パンチ連打で追撃。棚橋をレフェリーに激突させて無法地帯を作ると、DDTで動きを止めてから竹刀で腹部を殴りつけた。棚橋も2発目をキャッチすると、左張り手を見舞ってやり返し、何とか劣勢を逃れた。

 ここからイーグルスが躍動。コルバタやゼロ戦キックでファンタズモを攻め立て、ミドルキック連打、レッグラリアットとたたみかけた。石森が介入してもタイガーとのダブルジャンピングハイキックで排除。ファンタズモにもダブルハイキックを決めると、イーグルスがスワンダイブ式ミサイルキックで左ヒザを射抜いてからロン・ミラー・スペシャルで追い込んだ。耐えたファンタズモはリバースブレーンバスターで逆襲して譲らない。

 最後はオーエンズがパッケージドライバーで本間を突き刺して3カウントを奪取。前哨戦を制したKENTAは試合後も場外で棚橋を暴行。背中にイスを振り下ろし、踏みつけながらイスをノドに食い込ませて蹂躙した。一度は下がったかに思われたが、引き返してくるとベルトで殴打。大の字となった棚橋はセコンドの肩を借りて苦痛に顔をゆがめながら引き揚げた。

 そんな姿をKENTAは「お前はしかし無様な姿が似合うなぁ。よくお似合いだよ。毎日毎夜ご苦労様だよ」と嘲笑。それだけでなく「お前はなぁ、もうこの位置(US王座)にはいねぇんだよ」と通告し、明日12・24後楽園大会での年内最終戦へ向けて「明日もしっかり無様な姿を全国の、いや全世界の棚橋ファンに俺が見せてやるよ」と予告した。

【KENTAの話】「オイ、棚橋! お前はしかし無様な姿が似合うなぁ。よくお似合いだよ。連日連夜ご苦労様だよ、お前は。これでわかるか? お前はなぁ、もうこの(※肩にかけていたIWGP USヘビー級ベルトを示す)位置にはいねぇんだよ。なぁ、明日もしっかり無様な姿を全国の、いや全世界の棚橋ファンに俺が見せてやるよ。な。(※いったん去るような様子を見せて、ビデオカメラに)それはそうと…オイ、何だ昨日のあの態度。どういうことだよ? 何だ、みんないるからって他人のフリしちゃってぜんぜん…どういうこと? 何かした、俺? (※カメラが反応しないのを見て)何でシカトなんだよ、今日も! 昨日は2台あったからまだわかるけど、何で今日もなんだよ? 聞こえてる? 俺の声。(※カメラが反応しないので)チッ、もう…もうお手上げだ。お手上げ。もういいわ。ちょっと座らせてくれよ(※と床に座り込む。カメラも座る)オイ、『座らせてくれ』は聞こえてんじゃねぇかよ! どういうことだよ、統一してくれよ! まぁいいよ。今日はあの(棚橋の)無様な姿を見せられて上機嫌だから、ちょっと雑談でもしてやろうかな。ここ最近のよぉ、俺の楽しみ、何だか知ってる? このバックステージに関する俺の楽しみ、何だか知ってる? (※カメラ、首を横に振る)オイオイ、ここは反応するのかよ! 知らねぇべ? 知らねぇべ? 俺が楽しみだったのは裕二郎のラップ!(笑) アレ、マジ最高だろ。最近、全然やってくんねぇからさ、心待ちにしてんだよ。もうアレだけ。あの韻の踏んでなさ…柔らかーい踏み方、最高だろ? アレ。今日やった? 知らない? 今日やった? (※カメラ、うなずく)今日やった! ラップかました? (※カメラ、うなずく)ちょ、(※腰を浮かし)こうしてらんねぇじゃん。(※カメラを指さし)お前たちも裕二郎のラップ、見たほうがいいよ。もう俺のを見てる場合じゃない。わかった? わかった? (※カメラ、うなずく)うなずけんじゃねぇかよ、最初から! 最初からうなずけよ! わかった? (※カメラ、うなずく)とは言え、俺がドームに向けて結局、何が言いたいかっていうと、裕二郎のCDデビュー、狙ってるぞってこと!」

【試合後のファレ&オーエンズ&石森&ファンタズモ】
▼オーエンズ「どうだ? この4連戦で俺たちが3連勝をあげた! 残るはひとつ! 惜しくも『WORLD TAG LEAGUE』の成績はあまり振るわなかったが…」

▼ファレ「勝ったのは俺たちだ!」

※ファンタズモと石森が現れる

▼ファンタズモ「オイ、さっきのは何だよ?」

▼オーエンズ「何がだよ?」

▼ファンタズモ「どうなってんだ?」

▼オーエンズ「(KENTAに)ベルトを渡してやっただけだ。(※何事もなかったかのように話を戻し)まぁ、今年は俺自身としては上がったり下がったりが激しい1年だったけど、BULLET CLUB全体としてはいい結果で終わることができそうだ。そして、来年は年明けからベルトをどんどん獲ってくぞ!」

▼ファンタズモ「そうだ! 2022!」

▼ファレ「最高の結果を残すぞ!」

※オーエンズとファレが先に控室へ

▼ファンタズモ「BULLET CLUBのキューテスト・タッグがIWGPジュニアのベルトを獲り返すぞ。しかし、今のBULLET CLUBは一体全体どうなってんだ!? クソ。ま、勝ったからいいが(※と言って先に控室へ)」

▼石森「(※ファンタズモが去るのを見送り)何だかわかんねぇな(※と首をひねって控室へ)」


【オカダの話】「今日は前哨戦ではなかったですけれども、BULLET CLUB、ホントにクソくだらないね。こんなのは新日本プロレスじゃないし、プロレスじゃないし、新日本プロレスのレベルが下がるだけだから、ストレス溜まるだけでしょ。実際、俺も闘ってストレス溜まったし、見てるお客さんも、すごいストレス溜まってる。まぁでも、それをね、石井さんもそうだし、棚橋さんもそうだし、BULLET CLUBと闘うメンバーっていうのはしっかりとやってくれると思うから。そしてね、こういうくだらない闘い方で、俺がしっかり新日本プロレスのプロレスっていうのを見せていくしかないから。1月4日、そして俺は5日も闘うよ。オスプレイ、お前にメッセージを送るつもりが不発でした。まぁ、やる気だよってこと。そして明日、新日本プロレス年内最終戦。まぁ今年1年、いろいろありましたけれども、いい形で終わって東京ドームを迎えたいと思います」

【試合後のイーグルス&タイガー】
▼イーグルス「もうBULLET CLUBの連中にはウンザリだ。久しぶりにファレを見たから、かかってこいって挑発したけど、見事に無視されたよ。どうせビビってるんだろうけど。それにファンタズモ、イシモリ、チェーズ、KENTA、相変わらずあいつらは卑怯な手ばっかりだな! 気が向くままにいつでも急所攻撃をして許されると思ってるのか!? だけど『WRESTLE KINGDOM』ではいつもの卑怯な手は通用しないぞ! Twitterでみんなが公開されたばかりの『スパイダーマン』の新作の内容を暴露してるけど、俺は(ドームで)ファンタズモの秘密を暴いてやるよ! (『スパイダーマン』は)日本では1月7日まで公開されないっていうのに! ファンタズモの靴に隠された秘密を明らかにしてやる! 普通のキックとは明らかに何かが違う。あいつが靴の中に何を隠してるのか、俺が徹底的に暴いてやる!」

▼タイガー「ファンタズモと石森は、俺とロビーが戻ってきて焦ってんじゃねぇか、アイツら? ぜってぇドームで恥かかせてやる、アイツらに! ぜってぇ許さねぇ! (※イーグルスに握手を求め)サンキュー、ロビー」

▼イーグルス「(※握手に応え)行こう。しっかり休まないと」

※棚橋&本間はノーコメント