『NEVER MIND 2021 in Yoyogi』東京・国立代々木競技場 第二体育館(2021年12月26日)
KO-Dタッグ選手権試合 ○吉村直巳&HARASHIMAvs火野裕士&ボディガー×

 吉村が大肉弾戦のすえにボディガーを真っ向から粉砕。HARASHIMAと保持するタッグ王座初防衛を果たした。

 DISASTER BOXのHARASHIMA&吉村は10・12後楽園大会でタッグ王座戴冠。D王GPでともに吉村に勝利した火野とボディガーが意気投合して挑戦者に名乗りを上げると、初防衛戦で迎え撃つことに。試合は肉体と肉体が正面からぶつかる激闘となった。

 圧倒的なパワーを武器に挑戦者組がHARASHIMAに猛攻。ローンバトルが長時間続いたが、吉村はタッチをもらうと、真っ向勝負で巻き返す。大阪出身の吉村はデビュー前にボディガーの盟友・ゼウスのジムでトレーニングを積んでいただけに、ボディガーには並々ならぬ思い入れがある。串刺しラリアット、ベアハッグからのフロントスープレックスとゼウスを思わせる連続攻撃を浴びせていく。負けじとボディガーもスピアーを返し、ここでは痛み分けに終わった。

 体力を回復させたHARASHIMAは火野との体格差に手を焼くも、鋭い蹴りを活かして巻き返し、気合いでファルコンアローを繰り出す。吉村と合体し、HARASHIMAのトラースキック、吉村のボディスラム、HARASHIMAのスワンダイブ式ボディプレス&吉村のギロチンドロップと一気にたたみかけた。吉村は実況席で試合を見守る小橋建太の前で火野と逆水平チョップ合戦を展開。ラリアットの相打ちを挟んで、得意の払い腰の構えに。

 踏ん張った火野はバックドロップでぶっこ抜くと、ラリアットで追撃。あとを受けたボディガーは串刺し式のショートレンジラリアットを乱射すると、ダイビングエルボードロップを投下する。ライジングハイも火を吹き、ライジングドラゴン(変型キャメルクラッチ)に捕獲した。吉村の大ピンチにHARASHIMAがカットに入るも、挑戦者コンビの猛攻は止まらず。串刺しラリアットを代わる代わるに吉村へ連発し、一気にサンドイッチラリアットに。

 吉村は間一髪で回避して同士討ちを誘うと、切り込んだHARASHIMAがハイキックをボディガーに叩き込む。倒れないボディガーはHARASHIMAをショルダータックルで吹き飛ばすと、吉村に突進。だが、読んだ吉村は起死回生の払い腰を繰り出した。慌てて火野がカットに飛び込むも、HARASHIMAは蒼魔刀で場外に排除。ここがチャンスと、吉村はボディガーに正念場を繰り出した。沈まないボディガーは体を震わせて立ち上がり、「吉村来いや!」と絶叫。ラリアットの相打ちが続くが、吉村がショートレンジラリアットを振り抜き、接戦をものにした。

 吉村が大肉弾戦を制してタッグ王座V1。HARASHIMAに頼ることなく、熱い試合でボディガーを下し、D王GPの雪辱を果たすとともに、その成長ぶりをビッグマッチでアピールした。タッグチームとしても激闘を経て着実にレベルアップしており、来年はさらなる活躍が期待できそうだ。