『DDT25周年開幕スペシャル!全席3000円興行!!』東京・後楽園ホール(2022年1月3日)
DDT25周年開幕記念スペシャルシングルマッチ ○竹下幸之介vs青木真也×

 KO-D無差別級王者の竹下がDDT旗揚げ25周年記念イヤー初戦で青木に一本勝ち。試合後、遠藤哲哉の挑戦表明を受けて、3・20両国大会メインでの防衛戦が電撃決定した。

 2021年の竹下は「KING OF DDT」「D王GP」「Ultimate Tag League」を完全制覇。KO-D王者として、12・26代々木大会では大日本・岡林裕二を下して、最高の締めくくりを果たした。そして、迎えた旗揚げ25周年記念イヤー。初戦となる毎年恒例の「全席3000円興行」で、いきなりEXTREME王者・青木とノンタイトル戦で対戦した。この試合に向けて青木はギブアップ勝ちを予告。竹下も負けじとギブアップ勝ちを予告し返していた。

 青木はMMAでギブアップした経験がなく、グラップリングマッチでも柔術世界王者やグレイシー一族にしかギブアップを奪われていない。プロレスのリングでも青木から一本勝ちを奪うのは至難の業だが、竹下は果敢に仕掛けた。

 序盤はレスリング勝負でせめぎ合うと、竹下はパワーの差を活かしてヘッドロックやアームロックを狙っていく。一方、青木はギブアップ予告とは裏腹に丸め込みで揺さぶりをかけた。さらに、三角絞めにも捕らえたものの、竹下は逆エビ固めで切り返す。前戦ではこれでレフェリーストップ負けを喫した青木だったが、今回はロープに逃れた。

 青木はジャーマン狙いをヒザ十字固めで切り抜けると、一転して外道クラッチやヨーロピアンクラッチで3カウントを迫る。さらに、ダイヤル固めで回転して連続フォール。関節技でも圧倒した。

 竹下は腕に絡みついた青木を力ずくで抱え上げて着地させた瞬間、ラリアットを振り抜いて反撃に出る。パワーボムは関節技で切り返されると、ジャーマンも前方に丸め込まれてしまったが、間一髪でキックアウト。残り1分を切ったところで三角絞めに捕獲したが、青木が耐え抜いて時間切れ引き分けとなった。

 青木が再戦を要求すると、竹下は「青木さん、白黒つけましょう」と提案し、急きょ5分間の延長戦を行うことに。アグレッシブに動いた青木は、飛びつき腕十字が不発に終わるも、脇固めで絞めに絞める。命からがらロープに逃れた竹下が場外に退避すると、青木は意を決してトペスイシーダに。

 竹下はそのトペをキャッチすると、場外垂直落下式ブレーンバスターで大逆転。フラフラの青木をリングに押し入れると、ジャーマンスープレックスでぶん投げた。そして、Plus Ultraへ。青木が抵抗すると、竹下はチキンウイングアームロックに移行。必死にこらえた青木だったが、ついにギブアップし、竹下が予告通りに一本勝ちを手にした。

 マイクを持った青木が「ありがとう。強かった。本当に高くて広くて深くて厚かったよ。本当に強かった。お前がいるからここがメジャーだ。ありがとう」と潔く敗北を認めると、竹下も「青木さん、今日勝った僕から言えることは1つ、またやりましょう」と再戦を呼びかけて一礼する。

 青木が去っていくと、竹下は「2022年、青木真也と始まった竹下幸之介の戦い。2021年は本当にたくさんの人の支えと応援をキャリア10年でもっとも感じた1年でした。それがあったからこそ、僕自身、そしてDDTが大きく躍進した年になったと思います」と去年を振り返ったうえで、「2022年は僕はもちろん、DDTの選手はもちろん、ここに見に来てくださっているお客さんも、レッスル・ユニバースで見てくださっているファンの方も、きっと2021年より必ず最高の年になると僕は信じています。DDTを見続けてくれたら絶対そうさせるんで、これからも応援よろしくお願いします」新春の誓い。そして、「最後にDDT今年で25周年、10年前15周年大会の日本武道館で僕はデビューしました。そして、20周年大会のさいたまSAでは僕はチャレンジャーでメインイベントに立ちました。25周年は両国国技館。チャンピオンとしてリングに立つことが決定しました」とアピールした。

 ここで遠藤が姿を現すと、竹下は「僕は誰の挑戦でも受けますって言おうと思ってました」と語って、ライバルと向かい合う。遠藤は「竹下、俺が今ここにいる理由。お前ならわかるよな? DDT25周年、3年ぶりの両国国技館大会、メインイベント、俺しかいないだろ? 竹下、お前の答えを聞かせてくれ」と挑戦表明。竹下は無言で握手を求めると、遠藤も応じ、3・20両国大会メインでのタイトルマッチが電撃決定した。

☆3/20(日)東京・両国国技館『Judgement2022〜DDT旗揚げ25周年記念大会〜』12:30開場、14:00開始

▼メインイベント〜KO-D無差別級選手権試合
[挑戦者]
遠藤哲哉
vs
竹下幸之介
[第77代王者]
※竹下3度目の防衛戦