『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』東京ドーム(2022年1月4日)
○ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&ジェフ・コブvs内藤哲也&SANADA&BUSHI×

 8ヵ月ぶりの来日となったオスプレイがBUSHIに快勝。翌日のドーム決戦に向けて帝国が進撃した。

 オスプレイは昨年の5・4博多大会を最後に、負傷した首の治療に専念するためイギリスに帰国。コロナ禍の影響もあり、日本から離れていた。今回は実に8ヵ月ぶりの来日。明日(5日)のIWGP世界ヘビー級王座挑戦を前に久々に新日本マットに立った。

 オーカーン&コブのUNITED EMPIREトリオで、ロス・インゴ軍の内藤&SANADA&BUSHIと激突。明日の「コブvs内藤」「オーカーンvsSANADA」に向けての最終前哨戦にもなった。

 オスプレイは自作のIWGP世界ヘビー級ベルトを巻いて登場。リングアナに自分を王者と紹介しろと迫る。序盤戦から帝国が見せ場。奇襲を仕掛けると、コブは圧倒的なパワーを武器に内藤を担ぎ上げて、コーナーや鉄柵に投げつけた。オスプレイがタッチをもらってリングに入ると大きな拍手を受けたが、内藤をコーナーに叩きつけただけで、すぐさま控えに下がった。

 内藤はコブの左ヒザに低空ドロップキックを放ってなんとか反撃すると、続いてSANADAとオーカーンが対峙。今年1度目のパラダイスロックに捕らえて場内を沸かす。オーカーンも屈辱の“便座"やお株を奪うオコーナーブリッジを披露。肩固めで絞め上げたが、SANADAはスワンダイブ式ミサイルキックで挽回した。

 必要以上に試合に参加しなかったオスプレイだったが、終盤でタッチをもらうと、BUSHIに華麗なスワンダイブ式エルボーを一閃。乱戦の最中、コブがバックドロップで内藤を、オーカーンが大空スバル式羊殺しでSANADAを排除すると、オスプレイはBUSHIにストームブレイカーの構え。これは切り返されたものの、余裕を崩さず、最後は後頭部をヒドゥンブレイドで打ち抜いて、完勝となる3カウントを奪取した。

 試合後、コブと内藤、オーカーンとSANADAが視殺戦。その後、アーロン・ヘナーレを加えたUNITED EMPIREの4人がリングに並び立つと、オスプレイは改めて自作ベルトを観客に見せつけた。マイクを持ったオーカーンは「ひれ伏せ、東京ドームの愚民ども。明日、余、コブ、オスプレイが“ゼンパイア"と言われた屈辱を過去に置きざる。50周年の新日本プロレスは帝国のための新時代の幕開けじゃ! その力を明日、貴様らに示す。これがアーロン・ヘナーレ、グレート-O-カーン、ジェフ・コブ、そしてリアルIWGP世界ヘビー級チャンピオンのウィル・オスプレイ…そうUNITED EMPIREの力だ!」と翌日の東京ドーム決戦に向けて絶叫した。

 久々の日本マットで勝利したオスプレイは「俺が日本にいない間、みんなには大変な思いをさせてしまった。大変なストレスだったと思う。しかし、ベルトは今ここにある。IWGP世界ヘビー級チャンピオンは俺だ」と鷹木やオカダを差し置いて豪語。「明日はオーカーンがSANADAをフィニッシュする。コブは内藤をフィニッシュする。そして俺自身は唯一無二のIWGP世界ヘビー級チャンピオンであることを証明する。ウィル・オスプレイこそがチャンピオンだ。UNITED EMPIREが世界を牛耳る」と高らかに予告した。

【試合後のオスプレイ&オーカーン&コブ】
▼オスプレイ「(インタビュースペースへの通路を歩きながら)俺たちが揃って帰ってきたぜ! みんな早く早く! (※ベルトを持たせていた若手を机の前に立たせて)ここに立ってろよ。あ、ちょっと待っててな。プレゼントがあるから持ってくるよ。すぐに戻るから!(※と、いったん立ち去る)」

▼オーカーン「よかろう。まずはよかろう。貴様らに言っとく! 伊達や酔狂で連合帝国、UNITED EMPIRE、支配者、ドミネーターと名乗っておらん。自信があるんじゃ。イケメンじゃなくても、イロモンでも、新日本プロレスの頂点に君臨する自信がな。侮辱も敗北も過去に置き去り。未来は明日変える。帝国民よ、我々についてこい。プリーズ、コブ」

▼コブ「新年を東京ドームで迎えられるというのはいつも最高の気分だな。今日は3対3のタッグだった。そして、ちょっと悪い部分も出たかもしれないが、俺たちは必ずカムバックするんだ。それがUNITED EMPIREだからな。連敗で始まるなんて思ってほしくない。なぜなら明日はオーカーンがSANADAを倒す。そして俺が内藤を倒し、真のIWGP世界ヘビー級チャンピオンがここに生まれることになるんだからな。ウィル・オスプレイの相手は信悟だろうがオカダだろうが、どっちでもいい。UNITED EMPIREはメンバーが揃った時、もう止められない強さを見せるんだ。明日は新しい時代の幕開けになるだろう。トランキーロ、アディオス!」

▼オスプレイ「(※大きな袋をいくつも持って戻ってきて)今日は僕のボーイズに話をしたい。ケガをしてすぐに、本来ならばすぐに戻ってきたかったが、アメリカにいさせてもらって本当に感謝している。しかし、俺が日本にいない間、みんなには大変な思いをさせてしまった。大変なストレスだったと思う。しかし、ベルトは今ここにある。IWGP世界ヘビー級チャンピオンは俺だ。そしてこれがみんなへのお土産だ。小さな贈り物だけど、みんな気に入ってくれたらいいな(※と全員にベルサーチのロゴが入った箱を渡す)。明日はオーカーンがSANADAをフィニッシュする。コブは内藤をフィニッシュする。そして俺自身は唯一無二のIWGP世界ヘビー級チャンピオンであることを証明する。ウィル・オスプレイこそがチャンピオンだ。UNITED EMPIREが世界を牛耳る。みんなプレゼントを気に入ってくれるといいな。(※立ち去りながら)じゃあね、(※日本語で)マタアシタ!」


【内藤の話】「2022年の目標は、2023年1月4日、東京ドーム大会のメインイベントに戻ること。そこを目指して、年始からトップギアで行きたいと思いますよ。そのためにも、明日のジェフ・コブ戦は絶対に負けられない試合。そして1月8日、横浜アリーナ大会では金剛のツートップが待ってるんでね。ジェフ・コブを倒し、そして、おいしい、おいしい内藤哲也を中嶋勝彦選手、そして拳王選手に提供したいと思います。俺に食いついたらおいしいぜ。まぁまぁでも、明日勝たないと何も始まらないんでね。明日、ジェフ・コブ戦、楽しみにしてるよ。じゃ、明日もまた、ここ東京ドームでお会いしましょう。アスタ・マニャーナ、アディオス!」

【SANADAの話】「ハッキリ言ってオーカーン何言ってるか分かんないよ。要はイケメンじゃないってことなんだよ」