『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』東京ドーム(2022年1月5日)
「KOPW2022」決定戦4WAYマッチ ○鈴木みのるvsCIMAvsチェーズ・オーエンズvs矢野通×

 混戦を制して鈴木がKOPW初獲得した。一方、3年連続の奪取を逃した矢野だったが、試合後に鈴木を手錠でロープに固定して逃走。鈴木の怒りが爆発して、禍根を残した。

 「KOPW」は1年ごとに区切られるタイトル。今年は新春のドーム2連戦で新たな保持者を決める運びとなった。昨日(4日)のニュージャパンランボーの結果、2年連続でKOPWを年末まで守り切った矢野、試合冒頭から最後まで戦い抜いたオーエンズ、ヤングライオン3人を一方的に叩きのめした鈴木、サプライズ参戦となったGLEATのCIMAの4人によって、「KOPW2022」を争うことに。試合はのっけから大乱戦となった。

 最後に入場した矢野を残りの3人がストンピングで集団暴行。たまらず矢野が場外に転落すると、リング上は鈴木とCIMAの異色対決に。チョップ合戦からCIMAがあいさつ代わりにミサイルキックを発射した。矢野とオーエンズが足を引っ張って鈴木を場外に引きずり下ろすと、CIMAはここぞとばかりにトペスイシーダを敢行した。さらに、矢野をリバースインディアンデスロックに固めたまま、オーエンズにブレーンバスターを決める。

 鈴木もCIMAに仕掛けて、エルボーやフロントハイキックで打ち倒し、捕まったままの矢野の足にダメージを与える。さらに、CIMAに鈴木が、その鈴木にオーエンズがスリーパーを決めると、矢野はさらに足が極まってしまい、命からがらロープに逃れた。

 矢野のピンチは続き、オーエンズがCトリガーからパッケージドライバーを狙うも、急行したCIMAがオーエンズにシュバインからメテオラを浴びせて勝機。勝負あったかと思われたものの、鈴木がスリーパーで引き離す。さらにはその鈴木を矢野が金的からのスクールボーイで丸め込んだ。しかし、肩を上げた鈴木は大一番で飛び出すドロップキックで鎮圧。最後はスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーで矢野を仕留めて乱戦を制した。

 鈴木がKOPW初獲得。矢野は3年連続のKOPW獲得に失敗してしまった。鈴木はなおもスリーパーで絞め上げたものの、矢野は隠し持っていた手錠で鈴木をロープに固定して憂さ晴らし。怒りに震える鈴木はぶ然とした表情で、セコンドや鉄柵に当たり散らし、今後に禍根を残した。

 「新日本プロレスよ、俺にこのルールを与えたことを後悔しろ。なんでもいいぞ。なんでもいいぞ。道具はありか? 多人数か? それとも違うルールか? なんだ、格闘技のルールがいいのか? ボクシングがいいのか? それとも武器がいのか? どんなルールでも受けてやる」とKOPWという新たな称号を手に入れた鈴木は全方位に宣戦布告。「俺にとって2022年、一番大事なものになるはずだ、これが。なぜならば、俺はここから行くんだ。必ず行くぞ。オカダ、オスプレイ、鷹木、お前らの間に割って入るぞ。オイ、そのために俺にはこれが必要なんだ」とKOPWを足掛かりにIWGP世界ヘビー級戦線にも割り込む青写真を披露した。

 「それから矢野通、テメエ、逃げんなよ。お前、逃がさねえぞ、この野郎。ぶち殺してやる」と矢野抹殺も予告した鈴木。一方、矢野も「お前よ、捕らわれて牢獄から出ることができたのか? 俺がな、いつでもテメエをな、牢獄にぶち込んでやる、バカ野郎、オイ! 俺のベイビーを返せ、この野郎!」と愛着あるKOPW奪取に執念を燃やしており、両者の争奪戦は避けられそうにない。

【鈴木の話】「(左手に手錠を付けトロフィーを持って、三角ポールなどを蹴飛ばしながら現われ、テレビカメラの前に仁王立ちし)ふざけんなよ、この野郎! 何だよ、この手錠はよ! でも、これがKOPWなんだろ、このクソみてえなルールが? ああッ!? それがKOPWなんだろ? かかってこいや。2022年、KOPW保持者はこの俺、鈴木みのるだ! 手錠ね。矢野通ね。おお、かかってこいや。オイ、お前ら、KOPW、それから昨日の第0試合、屈辱の第0試合だ。1にもならねえ。1にもならねえ使いようのない、タイトルマッチにも絡めない、本戦に出られないしょうもねえクズども集まりの時間差バトルロイヤル。それと何でもありの4WAY。でもな、このルールで勝ったのはこの俺だ。今言ったチャンピオンもジュニアもヘビーもタッグも誰一人出てきてねえんだ。だから俺は胸張って、こう言わせてもらう。これは俺のものだ! そして俺にとって2022年、一番大事なものになるはずだ、これが。なぜならば、俺はここから行くんだ。必ず行くぞ。オカダ、オスプレイ、鷹木、お前らの間に割って入るぞ。オイ、そのために俺にはこれが必要なんだ。クズみてえなオメエらの脳みそじゃ分かんねえだろう。『何がこんなのが必要なんですか?』って。最後にお前らに納得させてやる。そうだ、鈴木みのるがこれを持って良かったとな。(手錠をトロフィーにもハメながら不気味に笑いつつ)へへへへ! 新日本プロレスよ、俺にこのルールを与えたことを後悔しろ。なんでもいいぞ。なんでもいいぞ。道具はありか? 多人数か? それとも違うルールか? なんだ、格闘技のルールがいいのか? ボクシングがいいのか? それとも武器がいいのか? どんなルールでも受けてやる。もっと面白えのを俺が用意してやるからな。それから矢野通、テメエ、逃げんなよ。お前、逃さねえぞ、この野郎。ぶち殺してやる。(テレビカメラを見ながら)撮ってんじゃねえよ。撮るんじゃねえよ。撮るんじゃねえつってんだよ! (違うテレビカメラに向かって)おめえも撮ってんじゃねえんだよ。撮るんじゃねえよ、この野郎。(カメラを持たないアナウンサーに向かって)撮るんじゃねえよ。撮ってねえんだ…。(コメントブースから引き上げながら)オイ、これどうするんだよ! この鍵、どこ行ったんだ、この鍵は! この鍵! オイ、矢野、この野郎!(と怒鳴り散らしながら姿を消す)」

【矢野の話】「ああ痛えぇぇ! 痛えぇ! いってえぇぇ! 痛いけど、痛いけど、鈴木! 鈴木! ざまあみろ、お前! だっせえ! 鈴木、だっせえな、お前! オイ、お前よ、囚われて牢獄から出ることが出来たのか? 俺がな、いつでもてめぇをな、牢獄にぶち込んでやる、バカ野郎、オイ! 俺のベイビーを返せ、この野郎!」

【CIMAの話】「(#STRONGHEARTSのT-Hawkとエル・リンダマンを引き連れて現われ)『WRESTLE KINGDOM』2日目ありがとうございました。正直、今日は『KOPW2022』、勝つというよりも昨日の続きと言いますか、鈴木さんと試合をして1発1発が嬉しかったり、矢野選手のキャラクターに試合をしながら感じながら戦ったり、それからチェーズも後ろの二人のことをなんか意識してくれているみたいやし、本当に新しい環境にGLEATから来たなという思いが強かったんで、今日は勝ちにはたどり着かなったんですけど、昨日初めて、もの凄く久しぶりに新日本プロレス、日本が世界に誇る新日本プロレスに出させていただいて、昨日はリンダマンが影で見てたんですけど、試合が終わってからデスペラード選手がリンダマンの名前を挙げてくれましたし、今日は#STRONGHEARTSと言えばいうことでT-Hawkも一緒に3人でこの東京ドームの花道を歩けたっていうことが僕は一歩前進やと。GLEATにとって、#STRONGHEARTSにとって、そしてGLEATと新日本プロレスにとって、一歩前進やと思っていますんで。立場上、CIMAが今ここで話をさせてもらっていますけど、#STRONGHEARTSの現場はCIMAじゃないんで。リンダマン、T-Hawk、彼らの名前を挙げたんやったら、是非、新日本プロレスのセルリアンブルーのマットに上げてください。昨日、デスペラード選手が言ったように何もしなければ何もスタートしない。種も蒔かなければ何も生えない。水もやらなければ実らない。その言葉、我々3人は深く受け止めてますから。GLEATを背負って、このリングに上がらせていただいてますんで。今日は勝ち残ること出来ませんでしたけど、この2日間で終わることなく、GLEATの代表として#STRONGHEARTS、是非新日本プロレスへの継続参戦、我々3人をお願いします。対戦相手は誰でもいいですよ。全世界のプロレスファンの皆さん、覚えといてください。#STRONGHEARTSは前進しかないんです。#STRONGHEARTSは強い心を持ってチャレンジ、挑戦しかないんです。我々が#STRONGHEARTSです。必ず新日本プロレスで爪痕を残しますんで、2022年、ご期待ください」