『WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ』神奈川・横浜アリーナ(2022年1月8日)
○エル・デスペラード&DOUKIvsYO-HEY&NOSAWA論外×

 IWGPジュニア王者・デスペラードがペロス軍に苦戦を強いられながらも論外を粉砕。メキシコの香り漂うジュニア対抗戦を制し、YO-HEYに興味を示した。

 IWGPジュニア王者・デスペラードが対抗戦に出陣。DOUKIとの鈴木軍タッグでYO-HEY&論外のPERROS DEL MAL DE JAPONを迎え撃った。論外は鈴木軍の前身である小島軍(仮)のメンバー。DOUKIは本家メキシコのPERROS DEL MALにも日本人部隊の"ハポネス・デル・マル"として参戦しており、当時DOUKIをペロスに導いたのが論外だったという因縁もある。

 ペロス軍の奇襲で幕を開けると、論外がIWGPジュニアのベルトを場外に放り投げる暴挙を働いた。デスペラードとDOUKIも同時串刺し攻撃で先制し、デスペラードは踏みつけ攻撃やフルスイングエルボーで論外をお仕置き。YO-HEYと口論を展開したが、そのスキを突いた論外がローブローをお見舞いした。

 その後、デスペラードがYO-HEYをスパインバスターからのマフラーホールドで攻め込み、エルボー合戦も逆水平で制したが、YO-HEYは得意のドロップキックで反撃して譲らない。論外とYO-HEYがダブルフェースバスターを敢行し、YO-HEYがバック宙ドロップキックでデスペラードを場外に吹き飛ばすとトペコンヒーロを発射。負けじとDOUKIもラ・ケブラーダを放った。

 ならばと論外がデスペラードのマスクに手をかけて揺さぶり。DOUKIが延髄斬りで阻止しても場外に蹴散らす。首固めでデスペラードを丸め込み、返されても右ストレートをぶち込む。すかさず超高校級ラ・マヒストラルを仕掛けたが、デスペラードは決めさせず。ピンチェ・ロコを爆発させて一気に3カウントを奪った。

 鈴木軍がペロス軍を撃破。デスペラードがIWGPジュニア王者の実力を誇示した。試合後はYO-HEYと視殺戦。「面白えじゃん。YO-HEY。ああ、面白い。もっとやりてえな。この1回だけじゃもったいねえよ」と興味を示したデスペラードは「チャンピオンが面白えって言ってんだ。チャンピオンがやりてえって言ってんだ。どっかでチャンスねえかな? なあ? みんなで口うるさく言ったらな〜んか生まれるかもしれない」と続きの実現を希望した。

 一方、ベルト投げやマスク剥ぎと暴走した論外だったが、試合後は「人としてまず10年、11年ぐらい前にさ、新日本プロレスに参戦しているところで俺が1回だけじゃなく2回も不祥事を……まあ不祥事って言うとあれだけど、ちょっといけないことをして、まあ追放だよね」と回想。「追放になって、時が経って、こういう形だけど10年、11年ぶりに新日本プロレスのリングに上がれたっていうのは、その当時の迷惑をかけた皆様、そういう人たち、そして今回こういう場に半分間違って入ってるんだけど。新日本のリングにもう1回俺が立てたっていうことは、もう本当にどうもすいませんでしたとありがとうっていう感謝しかないね」との思いを口にしていた。

【試合後のデスペラード&DOUKI】
▼デスペラード「なんだ、あのペロス? 野良犬じゃないか、お前、この野郎! 躾はどうなってんだ、バカ野郎! 揃いも揃ってキンタマ! なくすかと思ったわ! NOSAWAさん、やっぱあの人に関しては俺たちはある種特殊な感情を抱いております。別に対抗戦だからって、正直、ここは新日本に全く関係ない試合だった。俺の中でな……って、ベルトを持ってる人が言っちゃダメか? すいません、今のはなしで。まあいいけど、別に。おお痛え。面白えじゃん。YO-HEY?」

▼DOUKI「YO! HEY!」

▼デスペラード「YO-HEY、面白い。でも、いかんせん細い。悪いけど、なんか正面からぶつかってて…まあだからこそのあのドロップキックなんだろうけど。ああ、面白い。もっとやりてえな。この1回だけじゃもったいねえよ。なあ? まあさっきは関係ないって言っちゃったけどさ、チャンピオンじゃん? チャンピオンが面白えって言ってんだ。チャンピオンがやりてえって言ってんだ。どっかでチャンスねえかな? なあ? みんなで口うるさく言ったらな〜んか生まれるかもしれない。難しいかな?」

▼DOUKI「まあ、今の時代、言ったもん勝ちだよ、ハハハハハ!」

▼デスペラード「ワハハハハ! ああ、いってえ…(と言って、股間を押さえながら先に控室へ)」

▼DOUKI「NOSAWAさん、(以下、スペイン語で)スペイン語で話したほうがいいかな? きっと多くの奴らがDOUKIは怒ってるって思ってるだろう。なんだかって? それはあなたたちが“PERROS DEL MAL"の名前を使ってるからだ。でも、俺は別に怒ってない。なぜかって? それは俺がNOSAWAさんをリスペクトしてるから。俺がPERROS DEL MALに加入する以前からNOSAWAさんはそこにいた。いわば俺にとってPERROSの先輩だ。だから俺はあなたがPERROS DEL MALの名前を使おうと問題はない。でも他の奴らはどうだ? ちゃんとPERRITO(ペロ・アグアヨ・ジュニア)から許可をもらったのか? 俺には関係のないことだが、ここ日本でPERROSを名乗っていいのはNOSAWAさんとEitaさんと俺だけだ。あいつらは許されるのか? NOSAWAさん、これについてあなたはどう思ってますか?」


【試合後の論外&YO-HEY】
▼論外「いやあ、そうだな、まずなんかさ、対抗戦だなんだでノアvs新日本プロレスっていう枠の中で、俺がノア枠にいるっていうのもちょっと不思議な気持ちで、ノア代表っていう気持ちで来たんだけど、人としてまず10年、11年ぐらい前にさ、新日本プロレスに参戦しているところで俺が1回だけじゃなく2回も不祥事を……まあ不祥事って言うとあれだけど、ちょっといけないことをして、まあ追放だよね。追放になって、時が経って、こういう形だけど10年、11年ぶりに新日本プロレスのリングに上がれたっていうのは、その当時の迷惑をかけた皆様、そういう人たち、そして今回こういう場に半分間違って入ってるんだけど。新日本のリングにもう1回俺が立てたっていうことは、もう本当にどうもすいませんでしたとありがとうっていう感謝しかないね(と言ってカメラの前で頭を下げる)。これはあくまでも人としての気持ち。まあ、選手として考えたら、この10年、11年っていう期間が、俺なんかプロレス界に必要のない人間だから。もう今後、俺が新日本プロレスに上がることなんかないんだよ。ただ、あと10年、11年早くにデスペラードとDOUKIとこのリングでやりたかったなっていうことだけ。俺はもう対抗戦とか興味もないし関係ないから、あとはもう」

▼YO-HEY「まず初めに、はじめまして。プロレスリング・ノアのパッパラパーな男、YO-HEYちゃんです。新日本プロレスの皆さん、どうもこんばんは。まあええわ。さっきのほほんとしみじみとそんな感じになっとったけど、DOUKIはさておき、まあDOUKIはさておき、(強調しながら)DOUKIはさておき、なんや面白い奴おったな? おもろい奴やよのう。エル・デスペラート? エル・デスペラード? どっちでもええけどな、あの覆面のなかなかイカした野郎。おもろいやないかい! 俺に最後試合が終わった後に、『いつ来んねん、いつ来んねん』言うとったけどな。ええよ、ええよ。ええけどな、俺がここに来るんじゃなくてな、デスペラード、お前がそのベルトを担いでプロレスリング・ノアのリングに来いや。いつでもお相手したるからな。こっちももっといろいろおるし、まずは俺が先陣切ってな、デスペラードちゃんが来たら、『ペロペロペロ』ってやって舞うからな! ウマ娘ばっかりやっとる場合ちゃうぞ! こっちは脳みそギュウギュウに詰め込んでやったるからな、いつでもお待ち! して! おり! ます! よろしくお願いしま〜す!」