『OPEN THE NEW YEAR GATE 2022-Final Burst Out! K-ness. Forever-』東京・後楽園ホール(2022年1月12日)
オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 ○H・Y・O&Eita&石田凱士vs箕浦康太&ジェイソン・リー&シュン・スカイウォーカー×

 箕浦らと完全に決裂したシュンがH・Y・Oと握手し、R・E・Dに電撃加入。H・Y・OはEitaと石田を追放し、自分中心のR・E・D新体制を創り上げた。

 シュンの度重なる自己中心的な暴走により、MASQUERADEは破綻寸前で今大会を迎えた。箕浦ら他のメンバーとの関係は修復不可能寸前の状況になっていたが、シュンは我関せず「MASQUERADEは円満」「V字回復中」と豪語し、トライアングルゲート王座も保持。今宵は前王者であるR・E・DのEita&石田&H・Y・O組と再び激突することに。R・E・Dの間にも誤爆が続いて亀裂が生まれており、それを修復するべくベルト奪回に動いた形だったが、両軍ともに試合前からチームとしてまったく機能しなかった。

 MASQUERADEはシュンだけが正装となるガウン姿で入場すると、メンバー全員分のオーバーマスクを1人でリング上に並べて満足げ。そんな姿を箕浦とジェイソンは冷めた表情で見つめる。試合が始まっても、シュンと箕浦&ジェイソンは通常のタッチすらままならない状態に。一方、R・E・DもEitaと石田がH・Y・Oとのタッチを拒否。ギリギリのところで試合は成立し、箕浦とジェイソンが連係でH・Y・Oを追い詰めたが、シュンがチャンスを横取りすると、リング上には不穏な空気が立ちこめた。

 Eita&石田と箕浦&ジェイソンが競り合って、ようやくタイトルマッチらしい雰囲気に。シュンが横やりを入れると再び混戦となったものの、ジェイソンがEita&石田にトペコンヒーロを放って場外に足止めすると、箕浦はガングでH・Y・Oを仕留めにかかった。

 しかし、H・Y・Oが上手く切り抜けると、セコンドのSB KENToがボックス攻撃で介入し、リング上は再び大荒れに。H・Y・Oはボックス攻撃を箕浦に狙うが、間に入ったシュンが「やらせねえ」と身を挺して守ろうとした。そのボックスを箕浦が強奪すると、シュンはH・Y・Oを羽交い締めにして「いけいけ!」と指示。箕浦はボックスで殴りかかったが、H・Y・Oが避けるとシュンに誤爆してしまう。すかさずH・Y・Oがシュンを押さえ込んでR・E・Dがトライアングルゲート王座奪回を果たした。勝ち誇るH・Y・Oに対し、Eitaと石田は冷たい表情のまま。H・Y・Oがベルトを差し出しても受け取らず、亀裂は深刻化した。

 敗れたシュンは錯乱状態で「箕浦! お前、なにしてくれてんだよ? おい、俺はお前のことを守ったよな? なんで俺が負けてんだ!」と絶叫。「謝れよ! ここで俺に謝れよ。それでいいよ。まず謝れ。話はそれからだ」と迫る。箕浦が「謝らねえよ」と返すと、シュンは「お前がどう見たって、今のは悪かっただろ。お前が俺を攻撃したんだろ。お前が仲間に悪いことをしたんだったら、このリングで謝れよ。今日まで俺がひとりでリーダーとしてMASQUERADEを立て直すために必死にもがいていたのがお前、わからねえのか? わかんねえよな。お前は自由に勝手にやってたからな」と激情をぶちまけた。

 その後も「謝れ!」「謝らねえ!」と押し問答。完全にキレてしまったシュンは「もうMASQUERADEなんてどうでもいいよ。なにがユニットだ。なにがMASQUERADEだ。なにが仲間だ。お前らなんかとやってられねえ。俺がいないとなにもできねえ、俺が動かないとなにも動かねえ、そんなクズみたいな連中と俺はやってられねえよ」と三下り半を突きつけ、MASQUERADE解散を宣言した。

 そこでH・Y・Oが「お前が言う通り、こいつらはお前のことを理解してくれないただのクズの集まりだ。おい、シュン。お前、もうわかってんだろ? お前の唯一の理解者は同期のこの俺しかいねえだろ? シュン、どうだ? 俺たちと一緒に面白いことをやっていこうぜ」と言葉巧みに勧誘。しばし逡巡したシュンだったが、H・Y・Oと握手し、R・E・Dに電撃加入した。

 H・Y・Oの勝手な動きを目の当たりにしたEitaはR・E・Dのリーダーとして「おいおいおい、H・Y・O。待て待て。お前はなにがしたいんだ? こんなクズと握手しやがって。こいつをR・E・Dに入れるつもりか? 勝手なことをするなら、今すぐこのチームから抜けろ」と通告。石田も「おい、Eitaの言う通りじゃ。お前、調子乗るのも大概にせえよ。おい、H・Y・O。言っておくぞ。お前は今日をもってR・E・D追放じゃ、コラ」と口を揃える。しかし、KAIやB×Bハルク、SB KENToはH・Y・Oを支持。総出でEita&石田を暴行した。

 H・Y・Oは「おいおい、Eita、石田。この俺が追放? そんなわけねえよな。アホか、お前ら。お前ら散々わざと俺に攻撃してきて恥をかかせやがって。ふざけんじゃねえぞ」とせせら笑うと、「おい、リーダー気取りのEita。なんだお前、他団体に出て楽しそうにしてるね。そんなんでR・E・Dのリーダーが務まるわけねえだろ」と言い放つや、返す刀で「それと石田。お前はただのEitaの金魚のフンだよ。1人じゃなんにもできないクズだ」とバッサリ。「この2人は今日をもって追放!」と通告し、リング下に蹴落とした。

 H・Y・Oは「今日をもって俺たちは邪魔者2人を排除して新しく生まれ変わった」とR・E・Dの新体制移行を宣言。「じゃあ、ハッピーエンドということで、今日の後楽園大会は終了となります。ありがとうございました。また明日も俺たちで後楽園、荒らしまくってやるからな。楽しみにしとけ!」と波乱の後楽園大会を締めくくろうとした。

 しかし、斎藤了GMが待ったをかけ、サプライズでブレイブゲート王座戦開催を宣言。素顔で復帰を果たしたドラゴン・ダイヤがKENToからベルトを奪取し、吉岡勇紀と電撃合体。KENTo&H・Y・Oの保持するツインゲート王座に明日(13日)の後楽園大会で挑戦することになった。

 シュンのR・E・D加入。そして、Eita&石田の追放。宙に浮いたトライアングルゲート王座の行方も不透明なままで、DRAGONGATEマットは新局面を迎えることになった。