『ABEMA presents MAJESTIC 2022 〜N Innovation〜』東京・両国国技館(2022年4月29日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○クリス・リッジウェイ&小川良成vsYO-HEY&小峠篤司×

 小川とリッジウェイが非情な足殺しを完遂して小峠を葬り、GHCジュニアタッグ王座を奪回。試合後、小川はTV中継の実況を務めた獣神サンダー・ライガーと視殺戦を繰り広げた。

 約2年半ぶりにノア帰還を果たしたリッジウェイと組んで、両国のセミファイナルで小川が小峠&YO-HEYの保持するジュニアタッグ王座に挑戦した。今年初頭にコロナ感染のため、王座を剥奪された怒りを溜め込んでいる小川は、前哨戦を通じて小峠の足殺しを続けてきたが、タイトルマッチはさらに非情な攻めを披露した。

 小峠&YO-HEYは新コスチュームで登場し、タイトル防衛に向けて気合いをあらわに。序盤こそ同時プランチャなどで気を吐くが、その後は小川&リッジウェイの一方的なペースに。久々のタッグ結成となったが、チームワークはまったく問題なく、それどころか王者組を圧倒。あうんの呼吸でフォローし合い、小峠の左ヒザを攻めに攻めた。YO-HEYが巻き返しに転じても、STINGERコンビは動じず、今度は左腕に集中砲火。小峠のみならず、YO-HEYもうめき声を上げる展開に。小川は強引に小峠のニーパットやヒザのサポーターをはぎ取って、執ように痛めつけた。

 ピンチに次ぐピンチが連続したが、王者組も奮起。小峠がリッジウェイの足を掴んだ瞬間、斬り込んだYO-HEYがこん身のドロップキックで援護射撃し、ついに活路を開く。小峠は左ヒザを引きずりながら、決死のムーンサルトプレスをリッジウェイに投下。キルスイッチをさく裂させて、決定的な場面を生み出した。

 しかし、リッジウェイが自力でキックアウトすると、流れは再びSTINGERへ。介入した小川がYO-HEYの体をボディスラムで小峠のヒザに投げつける荒技を決めると、リッジウェイはシューズまではぎ取って暴走。ランニングローキックやパッケージジャーマンなど大技を連発して小峠を追い詰めると、アンクルホールドに捕獲する。最後まで粘った小峠だったが、リッジウェイはマフラーホールドで心を折りにかかり、ついにギブアップを奪った。

 久々のタッグ結成ながら、一発で小川&リッジウェイがジュニアタッグ王座を奪取。小峠やYO-HEY、さらには原田にもベルトを見せつけて勝ち誇った。小川は今大会を前にノアジュニアに対して厳しい言葉を投げかけていたライガーとも視殺戦。ライガーは乗らずに事なきを得たものの、鉄柵を蹴り飛ばして挑発し、プライドを垣間見せた。

 メインではHAYATAがGHCジュニア王座を奪回し、STINGERがベルトを独占。"ジュニアの両国"でSTINGERここにありを見せつけた。「これからもずっとクリスも来れると思うんで、どんどん防衛戦を組んでくれるならやっていこうかなと思ってます」と積極姿勢を見せた小川は、「こいつが日本に来ていない期間がたぶん何週間かあると思うんで。その時、俺が向こう行って。そういうスケジュールを組んでもらえたら。そういう試合をするのもいいかな」とイギリスでの防衛戦に興味。リッジウェイも「どんどんどんどんイギリスでも防衛をして、何度も何度も防衛を重ねていきたい。そして、今までにない新しい歴史を創っていきたい」と母国での防衛戦実現に前向きだった。

【試合後の小峠&YO-HEY、小川&リッジウェイ】

▼小峠「何も言えねえ…ごめん…。ここまでみんな頑張ってきたのに、ほんまスマンかった…悪かった…みんな悪かった…」

▼YO-HEY「もう…なんもできんかった。なんもさせてもらえんかった。小峠さんがあんなに攻められて、耐えて耐えて…なんのアシストもできない。ほんまに俺が弱かったです。ほんまに申し訳ない…。あんなにみんなの声に応えて耐えに耐えた小峠さんに…なんもできんかったです。この大事な両国で…ほんまに申し訳ない…(※と号泣)」

▼小峠「頭上げてくれ。ありがとう…」

▼原田「終わりじゃない! 終わりじゃないよ! まだ大丈夫」

▼小峠「やり直そう、やり直そう」

※そこへ小川とリッジウェイが現れる

▼小川「邪魔だよ、どけよ。(※と原田にベルトを見せつける)」

※原田らが悔しげに去る

――久々のタッグでいきなりベルトを獲ったが、組んでみてどうだった?

▼小川「そうだね、凄いやりやすいよね。思っている以上のことをやってくれるし、ある意味、凄い楽だったよ。俺がやらなくても、そのぶん、全部やってくれるんで」

――今後に向けては?

▼小川「これからもずっとクリスも来れると思うんで、どんどん防衛戦を組んでくれるならやっていこうかなと思ってます。こいつ(リッジウェイ)次第」

▼リッジウェイ「こうして小川選手が自分をパートナーに選んでくれた。何度も何度も言っているが、その期待に応えるためにも絶対にSTINGERにベルトを獲り返そうと思っていた。言ったようにこうして獲り返した。獲ったからにはどんどんどんどんベルトを防衛していきたいと思っている」

▼小川「クリス、イギリス行こうか? ベルト持って」

▼リッジウェイ「歴史を塗りかえるように、イギリスにこのベルトを持って行って、どんどんどんどんイギリスでも防衛をして、何度も何度も防衛を重ねていきたい。そして、今までにない新しい歴史を創っていきたい」

▼小川「こいつが日本に来ていない期間がたぶん何週間かあると思うんで。その時、俺が向こう行って。そういうスケジュールを組んでもらえたら。そういう試合をするのもいいかな」