『WRESTLE UNIVERSE presents MAJESTIC 2022』東京・両国国技館(2022年4月30日)
GHCタッグ選手権試合 ○鈴木秀樹&杉浦貴vs拳王&中嶋勝彦×

 杉浦&鈴木が拳王&中嶋の金剛最強コンビを返り討ちにし、GHCタッグ王座初防衛に成功。試合後、デュプリ&ワグナーJr.が挑戦を表明し、杉浦軍対決によるV2戦が決定的となった。

 3・13横浜武道館大会でタッグ王座を戴冠した杉浦&鈴木がこの日、両国の大舞台で初防衛戦を迎えた。相手は拳王&中嶋。金剛最強コンビといえる二人を相手に激闘を繰り広げた。

 先に流れをつかんだのは金剛コンビ。中盤、中嶋が劣勢を脱すると、拳王が鈴木にダイビングダブルニードロップを放ち、杉浦相手にスピンキック、蹴暴とたたみかける。アンクルホールドの極め合いも制した。

 杉浦軍も鈴木がワンハンドバックブリーカーで中嶋の動きを止め、交互にエルボーを乱れ打ったが、金剛コンビはミドルキックの交互連打で鈴木と杉浦をめった打ちにして譲らず。トラースキック、顔面蹴りで鈴木を追い込んだ中嶋がバーティカルスパイクを爆発させた。

 勝負あったかに思われたが、鈴木は意地で3カウントを許さない。中嶋のハイキックをかいくぐってツームストンパイルドライバー、ドラゴンスープレックスでたたみかけると、最後は必殺のダブルアームスープレックスで3カウントを奪った。

 杉浦&鈴木が苦闘の末に拳王&中嶋を下し、GHCタッグV1。防衛ロードの第一歩を踏み出した。鈴木が「一回危なかったんですけど、その時にそこで粘らないでパッと杉浦さんに代わってもらって。向こうは細かくやってますけど、僕らの方がチームワークが良かったなと思うので、そこでしっかり勝ちきれた」と差を強調すれば、杉浦も「目見てたら全然余裕あったんでね。うまく流して俺に代わってくれて、最後はビシっと決めてくれたんで、さすがですね」と頼れる相棒を称えた。

 試合後、次なる挑戦者が現れた。この日、2年ぶりのノア帰還を果たし、田中将斗&稲葉大樹に快勝したデュプリ&ワグナーJr.だ。二人は2020年春にグローバルタッグリーグ制覇、GHCタッグ戴冠を果たしながら、コロナ禍で来日不能となったため返上を余儀なくされた。デュプリが「あなたたちは素晴らしいチャンピオンだ。しかしながら、2020年俺たちはタイトルを返上している。それを取り戻したい」と挑戦を表明すると、鈴木も「やろう」と即答した。

 杉浦軍対決によるタッグ王座戦が決定的となった。鈴木はバックステージでも「もともと返上して、彼ら強いのは僕らもわかってますし、やらなかったら、それは嘘なんで。キッチリいい試合して、凄い試合して。はい、やります」と宣言。杉浦も「やるしかない」と呼応していた。

【試合後の杉浦&鈴木】
▼鈴木「わかってることとはいえ、自分の死角から飛んできて、一回危なかったんですけど、その時にそこで粘らないでパッと杉浦さんに代わってもらって。向こうは細かくやってますけど、僕らの方がチームワークが良かったなと思うので、そこでしっかり勝ちきれたと思います」

――鈴木選手が獲ったが?

▼杉浦「終盤ちょっと捕まって危ないなと思ったけど、目見てたら全然余裕あったんでね。うまく流して俺に代わってくれて、最後はビシっと決めてくれたんで、さすがですね」

――引き分けが続いた中嶋にタッグながら勝利したが?

▼鈴木「僕は分けて考えたいですね。タッグはタッグ、シングルはシングルで。戦い方も違うし、自分がきつい時、パートナーに代わってもらえるというのもあるから。(中嶋とは)また続くんでしょうね」

――デュプリ&ワグナーJr.が挑戦を表明したが?

▼鈴木「もともと返上して、彼ら強いのは僕らもわかってますし」

▼杉浦「やるしかない」

▼鈴木「やらなかったら、それは嘘なんで。キッチリいい試合して、凄い試合して。はい、やります」


【デュプリ&ワグナーJr.の話】
▼デュプリ「リング上でも言った通り、この素晴らしいチャンピオンたち、杉浦選手と鈴木選手。この二人の持ってるベルトに自分とイホ・デル・ドクトル・ワグナーJr.で挑戦したい。チャンピオンは了承したよな。それに向けてやっていくしかないな」

▼ワグナーJr.「アミーゴおめでとう。俺たちが今度は挑戦者だ。彼らは受け入れてくれたからな」