『WRESTLING DONTAKU 2022』福岡PayPayドーム(2022年5月1日)
IWGP世界ヘビー級選手権試合 ○オカダ・カズチカvs内藤哲也×

 オカダが内藤との今年3度目の対決に勝利し、IWGP世界ヘビー級王座V4を果たしたものの、電撃襲来したジェイ・ホワイトのブレードランナー2発にKOされ、大復活を遂げたBULLET CLUBの眼前で大の字の屈辱を味わった。

 4・9両国大会でNEW JAPAN CUP覇者・ザックを退けたオカダはV4戦の挑戦者にNJC準決勝で敗れた内藤を指名。福岡ドームの大舞台で今年3度目となる両者のシングル対決がIWGPベルトをかけて実現することになった。

 内藤が場外、エプロン、雪崩式と各種ネックブリーカードロップで首攻めを展開してデスティーノの布石を打てば、オカダはドロップキックで内藤を場外に蹴落とし、フェンス越えのフライングボディアタックを発射。ミサイルキックからのマネークリップで絞め上げた。レインメーカーを阻止した内藤はバックエルボーを連打。グロリアで叩きつけると、プルマブランカで絞め上げて首にダメージを与えた。

 しのいだオカダは雪崩式フランケンを仕掛けた内藤をパワーボムで豪快に叩き落とした。ショートレンジラリアット連打、正面飛びドロップキックでたたみかけ、レインメーカーを狙ったが、阻止した内藤は変型ネックブリーカーで逆襲して譲らず。バックエルボーをこれでもかと連打してオカダの動きを鈍らせると、エスペランサ、コリエンド式デスティーノで攻め込んだが、正調デスティーノはオカダがツームストンで切り返し、ローリングラリアットをぶち込んだ。

 内藤もレインメーカーを丸め込みで切り返し、浴びせ蹴りを見舞ったが、オカダも譲らずカウンターのドロップキックをさく裂。開脚式ツームストンで追い討ちをかけたが、レインメーカーをかいくぐった内藤が電光石火のデスティーノを爆発させた。が、オカダも3カウントを許さない。内藤が勝負をかけたスターダストプレスを自爆させると、オカダのレインメーカー、内藤のバレンティア、オカダのツームストンはいずれも不発に終わる読み合いを展開。激しい張り手の打ち合いを内藤が制しても、オカダは延髄斬りをさく裂。卍固めの体勢から持ち上げての変型エメラルドフロウジョンで叩きつける新技を決めると、レインメーカーを叩き込んで3カウントを奪った。

 オカダが34分12秒の激闘の末、内藤との今年3度目の対決に勝利。IWGP世界王座4度目の防衛を飾った。「内藤さん、3回目ですけど、俺はめちゃくちゃ楽しかったよ。グラシアス。あと張り手を、闘魂を注入してくれてありがとう」と感謝したレインメーカーは集まったファンにも謝意を示し、「21年ぶりの福岡ドーム大会、またやりたいですね。ただ、やるだけじゃなくて、やっぱりまだ席たくさん空いてるし、超満員になるよう僕たち新日本プロレスもしっかり素晴らしい戦いを皆さんにお届けします!」と誓ってみせた。

 そしてオカダが「福岡にカネの雨が降るぞ!」と絶叫した。これにて21年ぶり開催となった福岡ドーム大会に幕が下りたかと思われたが、テーマ曲とともにジェイ・ホワイトが現れた。オカダと対峙したジェイがマイクを手にすると、奪い取ったオカダはベルトを掲げてにらみつけた。が、外道が背後から襲撃すると、ジェイがブレードランナーでオカダをKO。改めてマイクを持つと、「俺は次のIWGP世界ヘビー級チャンピオンだ。オカダ、もう一度お前を倒してやる。まだ俺の時代なんだ」と通告した。

 そこへBULLET CLUBの面々が次々に現れてリングを占拠。2013年5月にBULLET CLUBが誕生した福岡の地で、新生BULLET CLUBの始動が告げられた。大の字となったオカダはジェイにビールをぶっかけられ、再びブレードランナーを敢行されて完全にKOされてしまう。その眼前でBULLET CLUBの面々が勝ち誇り,21年ぶり開催の福岡ドーム大会は大の字となったオカダの眼前でBULLET CLUBが大復活を見せつける波乱のフィナーレとなった。

※オカダ、内藤はノーコメント