『Audience 2022 TOUR in SHINJUKU』が6日、東京・新宿FACEで行われ、DDT10代プロジェクト「DDTeeeen!!」の両輪である14歳のエル・ユニコーン、19歳のイルシオンがチャレンジマッチに敗れはしたものの奮闘をみせた。

 こどもの日の翌日となったこの日、10代プロジェクトの二人がチャレンジマッチに挑んだ。まずはイルシオンが上野勇希と対戦。ブレーンバスター、エルボー連打などで必死の攻めを見せたが、最後は上野のフロッグスプラッシュの前に3カウントを聞いた。

 完敗を喫したイルシオンは「20代の選手と初めてシングルやりました。改めて力の差を知りました」と痛感。「結果は全然満足してない。もし次があったら絶対に俺が上野選手を倒します」と誓うと、「もうすぐ20歳になるので、たくさん10代の選手とやって、10代興行を盛り上げて、DDTeeeen!!の中心になります」と残りわずかとなった10代の戦いを見据えた。

 続いてユニコーンがKO-D無差別級王者・遠藤哲哉に挑む破格のチャンスを得た。体格ではるかに劣るユニコーンは変幻自在の空中殺法、丸め込み連発で食い下がったが及ばず。最後は遠藤が普段以上の回転数で旋回式トーチャーラックボムを決めて完勝した。

 KO-D王者に玉砕したユニコーンは「イルシオン、(ヴァンヴェール)ジャック君、ユーセー(エストレージャ)君、3人とシングルマッチしたんですけど、その100倍、1000倍、もっと強かった」と圧倒的な差を味わった。まだ14歳の若さで、その差を埋める時間は十分にある。ユニコーンは「今はまだ無理かもしれないですけど、絶対にあの金色のKO-D無差別級のベルトをこの腰に巻きたいと思います」と前向きに話し、大きな目標を立てた。

【上野の話】「僕は26歳で団体を背負う覚悟に目覚めましたけど。僕が気付くようになるまで、6年かかったものが、彼らは6年かかってもまだまだ時間がありますから、なんという未来でしょうか。若いというのはそれだけでエネルギーで、でも僕もまだピチピチでDDTのエネルギーをもらって、DDTを楽しくて強いものにしたい」

【遠藤の話】「あいつなりのDDTを背負う気持ちが伝わってきたから、最後ビシッと決めてやりました。将来的になんて思わず、今すぐにでもKO-D無差別級に挑戦するくらいの気持ちをもって頑張って欲しい」