『BEST OF THE SUPER Jr.29』山形・酒田市国体記念体育館(2022年5月17日)
Bブロック公式戦 ○エル・ファンタズモvsBUSHI×

 15周年イヤーのBUSHIが初戦でファンタズモに敗れたものの、「今日の負けが全てじゃない」と節目の年のスーパージュニア制覇へ前を向いた。

 今年デビュー15周年の節目を迎えたBUSHIは「エントリーされた以上は優勝を目指すのは当然で、このリーグ戦で借りを返したいヤツもたくさんいる」と意気込んでスーパージュニア開幕を迎えた。

 初戦の相手は2年連続3度目の出場となったファンタズモ。腕攻めと背中へのサミングで試合を支配されたが、BUSHIは矢のようなトペスイシーダを放って先制した。すかさずDDT、延髄斬り、フィッシャーマンスクリューの波状攻撃に出て流れを作った。

 ファンタズモも山折りを豪快に決めたが、BUSHIは丸め込みを連発して食らいついた。ジャンピングスピンキックを放つと次の瞬間、ファンタズモのラリアットを食らったが、BUSHIは追尾式ドロップキック、バッククラッカーで意地の反撃に出た。が、エムエックスが不発に終わると、サドンデスを食らって失速。CR IIを敢行されて3カウントを聞いた。

 BUSHIがファンタズモに敗れ、初戦黒星となった。「BEST OF THE SUPER Jr.初戦、大事にスタートから走っていきたかったよ。それはまた叶わなかった」と唇を噛んだが、まだリーグ戦は始まったばかり。次戦は5・19八戸大会でイーグルスと対決する。BUSHIは「今日の負けが全てじゃない。まだまだ続くぞ。このBEST OF THE SUPER Jr.、まだまだあきらめない」と前を向いた。

 一方、初戦白星を飾ったファンタズモはバッククラッカーによるダメージに顔をしかめながらも、「大丈夫だ。なんたって俺はジュニアの中で一番タフで強くて運動神経がいいんだからな」と豪語。「Aブロック1位のヤツとブドーカンで戦うのはこの俺だ」と決勝進出を予告すると、その相手にエース・オースティンを指名。その先に石森とのキューテストタッグ対決によるIWGPジュニア戦、IWGPジュニア王者となってのG1制覇の壮大な青写真を描いていた。

【ファンタズモの話】「オー・ゴッド…あいつのバッククラッカーの威力はヤバいぞ! クソッ、BUSHIのヤローが! 公式戦1発目からこんなふうに痛めつけられてしまっては先が危ない。でも大丈夫だ。なんたって俺はジュニアの中で一番タフで強くて、運動神経が良いんだからな! Aブロック1位の奴と(優勝決定戦の)ブドーカンで闘うのはこの俺だ! さて(Aブロックから)誰が勝ち上がってくるかな? 『BEST OF THE SUPER Jr.29』ファイナルでエース・オースティンvsファンタズモってのはどうだ? あのガキ、いいテクニック持ってやがるな! そして『DOMINION』はBULLET CLUBのキューテスト・タッグチームによる対決だ! 最高の戦いを繰り広げ、最後に勝つのはもちろんこの俺だ! IWGPジュニアシングルのベルトを巻いてこの俺が『G1 CLIMAX』参戦だ。エル・ファンタズモ、ELP、HEADBANGAが、ジュニアのチャンピオンがG1を優勝するという前代未聞の偉業を成し遂げる。スガノ(トレーナー)はどこにいるんだ?(とつぶやいて控室へ)」

【BUSHIの話】「ああ、負けた。ファンタズモ、勝てなかった。クソッ! この『BEST OF THE SUPER Jr.』初戦、大事にスタートから走って行きたかったよ。それはまた叶わなかった。でも、今日の負けが全てじゃない。この後、まだまだ続くぞ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』、まだまだ諦めない。次は八戸でロビー」