『BEST OF THE SUPER Jr.29』青森・八戸市東体育館(2022年5月19日)
Bブロック公式戦 ○エル・ファンタズモvsマスター・ワト×

 ファンタズモが正攻法でワトに完勝し、スーパージュニア開幕2連勝を決めた。連敗を喫したワトだが、「たったの2敗したところで俺はめげねぇよ」と前を向いた。

 初戦でBUSHIを破ったファンタズモはスーパージュニア制覇後の青写真を完成。6・12大阪城大会で王者・石森とのキューテストタッグチーム対決を実現させ、IWGPジュニア王者として夏のG1を優勝する前人未到の快挙を成し遂げるというものだ。そのためにもスーパージュニア初優勝を狙うファンタズモはこの日、ワトとの2戦目に臨んだ。

 序盤からワトの攻め手をことごとく阻止し、余裕のパフォーマンスを連発したファンタズモ。場外ブレーンバスターでリングアウト寸前に追い込み、コーナーに逆さ吊りにしての急所踏みつけ攻撃など独特のリズムで圧倒した。スリーパーで執ように絞め上げて消耗させた。

 ワトもトルニージョで反撃ののろし。ミサイルキック、ジャーマンで巻き返しを図り、レシエントメンテもさく裂させた。が、ファンタズモはベンダバールを不発に終わらせると、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターで逆転。スピニングネックブリーカーを敢行すると、スワンダイブ攻撃に活路を求めたワトをサドンデスで撃墜。すかさずCR IIでダメ押しして3カウントを奪った。

 ファンタズモがワトに完勝。開幕2連勝を飾り、「俺は真っ向から戦っても結果を残せるんだぞ! 勝つために不正なんかする必要も、BULLET CLUBの亡霊たちの技を使う必要も全然ない」と胸を張った。3戦目は5・22秋田大会のティタン戦。「今、お前たちが見ているのはBULLET CLUBの未来のスターだ!」と豪語したファンタズモは揺るがぬ自信で3連勝を決めるつもりだ。

 一方、ワトは開幕2連敗。まだ序盤とはいえ雲行きが怪しくなってきた。それでも「めちゃくちゃ気合入ってるよ。この『BEST OF THE SUPER Jr.29』。たったの2敗したところで俺はめげねぇよ」と前向きさは失わず。「3回目だ。このスーパージュニア経験してんだ。こっからいくらでもな、俺が這い上がってみせるよ」と巻き返しを宣言してみせたワトは5・22秋田大会でのBUSHI戦でまずは初白星を狙う。

【ファンタズモの話】「ワォ! 凄くねぇか? 俺は真っ向から戦っても結果を残せるんだぞ! 勝つために不正なんかする必要も、BULLET CLUBの亡霊たちの技を使う必要も全然ない! 今、お前たちが見てるのはBULLET CLUBの未来のスターだ」

【ワトの話】「(※IWGPジュニアタッグのベルトを抱えたままうずくまり)クソーッ、クッソー。ごめん、カメラに背を向けてね。ごめんね(※と言いながら立ち上がる)。うん、ファンタズモ。去年と違ってさ、やる気を感じるぜ。お前も2ブロック制になったから気合いが入ったのか? 分かるよ、その気持ち。俺もムチャクチャ気合い入ってるよ、この『BEST OF THE SUPER Jr.29』。たったの2敗したところで俺はめげねえよ。3回目だ。このスーパージュニア経験してんだ。こっからいくらでもな、俺が這い上がってみせるよ」