『BEST OF THE SUPER Jr.29』日本武道館(2022年6月3日)
○エル・ファンタズモ&バッドラック・ファ&チェーズ・オーエンズvsジェフ・コブ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ×

 エース・オースティンがBULLET CLUBに電撃加入。ファンタズモに加勢し、UNITED EMPIREを粉砕した。

 6・12大阪城大会のIWGPタッグ戦「(王者)ファレ&チェーズvsコブ&オーカーン(挑戦者)」の最終前哨戦として、それぞれファンタズモ、ヘナーレと組んで6人タッグマッチで激突したが、試合は予想外の展開になった。

 序盤こそオーカーンが大空スバル式羊殺しや肩固めでチェーズを絞め上げたものの、その後は一転して王者組ペースに。代わる代わるオーカーンを暴行。オーカーンはファンタズモに乳首を攻められる屈辱を受けた。そんな嫌な流れを変えたのはコブ。バックフリップは未遂に終わったものの、巨体のファレを担ぎ上げ、肉弾戦を繰り広げる。

 ヘナーレがチャンスを掴むと、オーカーンが二段蹴りでチェーズを排除すれば、コブはロープ際のファレにラリアットを放って場外に叩き落として分断に出る。ヘナーレはタイツを掴んでのスクールボーイなどでファンタズモに翻ろうされるが、スピンキックで寸断。Streets of Rageの構えに。

 しかし、ここで突然、オースティンが登場。エプロンに上がると、トランプカードを手にし、TooSweetポーズを決めてヘナーレの注意を引きつけると、復活したファンタズモがサドンデスを一閃。CRIIで3カウントを奪った。

 ファンタズモがオースティンからカードを受けると、そこにはBULLET CLUBのロゴが。スーパージュニア中はアレックス・ゼインとの友情がフューチャーされていたオースティンだが、最終戦でまさかのBULLET CLUB入りを果たした。

 バックステージではゼインが説得を試みるも、オースティンは他のメンバーととともに非情制裁。ジェイ・ホワイトたちまで加わりストンピングでボコボコに。リーダーのジェイもオースティンの加入を歓迎し、改めてTooSweetポーズで結束をアピールした。

 大の字になったゼインに「アレックス、楽しい時間だったよ、マイ・フレンド。ゴチソウサマデシタ!」と別れの言葉を通告したオースティンは「BULLET CLUBはプロレス界のトップに君臨している。BULLET CLUBが最強だ。このユニットに誘われて、断る理由があるか? こんなの人生に一度しかない誘いなんだ。まさにTooSweetな誘いだよ。イタダキマス!」とBULLET CLUB入りの真意を説明した。オースティンのBULLET CLUB入りは今後のジュニア戦線に大きな影響を与えそうだ。