6・12大阪城大会での「KOPW 2022」争奪戦へ向けた「ルール提案プレゼンテーション」が7日、新日本プロレスYouTubeチャンネルで配信され、保持者・鷹木信悟が「鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ」、挑戦者・タイチが「時間無制限決め技限定10カウントマッチ」をそれぞれ提案した。

 両者は4・25広島大会以来の再戦。前回はタイチ提案の「30カウントピンフォールマッチ」を制した鷹木が勝利し、KOPWを獲得した。それに先立ち、4・20後楽園大会で公開ルールプレゼンを行った両者だが、今回は動画配信によるルールプレゼンに臨んだ。

 まず口火を切ったのはタイチ。自身のYouTubeチャンネルでファンからの意見を募ったうえで熟考した結果、発案したのが「時間無制限決め技限定10カウントマッチ」だ。時間無制限で、先に合計10カウントを奪った方が勝者となる。タイチは外道クラッチ、鷹木はグラウンドコブラでのみピンフォールが有効となる。

 前回のKOPW戦で鷹木のグラウンドコブラにカウントを稼がれたタイチは、5・1福岡ドーム大会でタイチ式外道クラッチで雪辱のピンフォール勝ち。タイチはその双方の丸め込み限定で雌雄を決する構えで、「前回30だったけどな、お前しんどい思いしたろ? あんだけボロボロになったお前がかわいそうだなと思ったから、今回は10カウントでオマケしてやるよ」と言い放った。

 対する鷹木案は「鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ」。10分間の短い時間内でより多くのフォールカウントを奪った方が勝者となるものだ。「別にメインじゃないんだったら時間縛りでやるのがいいんじゃないかなと。ホント心技体を10分間に詰め込むのがシンプルでいい」との考えによるもので、「10分だけで決着がつくという意味では、精神的にも肉体的にもしんどい思いをするだろうと。いきなりフィニッシュ技を狙ってとにかくガンガン攻める。また新しいKOPWのプロレスの幅をみせることができるんじゃないか」というのが狙いだ。

 タイチのYouTubeチャンネル上でファンから「20分ピンフォール無制限マッチ」を提案する声が挙がったという。そこでタイチはパクリ疑惑を指摘したが、鷹木は真っ向から否定。「今度のDOMINIONの大会で一番インパクトの残る試合ができるんじゃないか」と確信し、「DOMINIONでしっかり結果残して、それこそ大会でインパクト残る試合をしたなら、トロフィーを作り替えるかKOPWのベルトにしたっていいんじゃないの」とトロフィー新調もしくはベルト化を新日本に認めさせる構えをみせた。

 ルール決定ファン投票は6月7日から6月9日まで新日本公式ツイッターアカウントで実施される。


☆6/12(日)大阪城ホール『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』12:30開場、14:00開始

◇第6試合◇
▼「KOPW 2022」争奪戦
[挑戦者]
タイチ
(1/無)
鷹木信悟
[保持者]

▼鷹木信悟提案ルール「鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ」
10分間でより多くのピンフォールカウントを奪った選手を勝者とする。3カウントピンフォール、ギブアップ、リングアウトでの決着はなしとする

▼タイチ提案ルール「時間無制限決め技限定10カウントマッチ」
時間無制限で行い、先に合計10カウントを奪った選手を勝者とする。タイチは外道クラッチ、鷹木はグラウンドコブラのみピンフォールは有効とする。他の技でのピンフォールは無効とする。3カウントピンフォール、ギブアップ、リングアウトでの決着はなしとする

▼「Twitterファン投票」期間
6月7日(火)21時〜6月9日(木)21時の2日間、Twitterのファン投票で試合形式が決定される


【会見の模様】
▼タイチ「(テーブル上に前回のKOPW戦を報じる週刊プロレスが置かれているのを見つけて)おい、何だよ? これ。誰だよ? 誰だ? 置いたの。何だよ? これ。何がやりたいんだコラ! 誌面飾ってコラ! 誌面飾ったのこんなとこ置くなっつってんだろ! 誰だ? 鷹木か? 何がやりたいんだ? こんなことしてあいつは。呼んでこい、早く。(鷹木が現れると)何がやりたいんだ? お前か? また」

▼鷹木「全部聞こえてたよ」

▼タイチ「誌面飾んなって言ってんだろ? 誌面飾ったの置くなって言ってんだろ」

▼鷹木「誌面飾ってお前も喜んでたろ」

▼タイチ「誌面飾んなっつうの」

▼鷹木「いや、飾った方がいいだろ、どうみても」

▼タイチ「俺、こんななってんじゃねぇか。俺、頭から落ちてんじゃねぇか」

▼鷹木「試合したから覚えてるんだろ。そんな茶番じゃねぇんだろ? 今日は」

▼タイチ「お前が茶番だろ。こんなとこ置いて。何やってんだ」

▼鷹木「そんなの新日本が悪い。保持者のとこ置いとけよ、週プロをよ。で?」

▼タイチ「で、何だよ? 今日は」

――タイチ選手から提案を

▼タイチ「散々、考えたよ。言った通り俺のYouTubeチャンネルで視聴者参加型KOPW。いろんな意見を集めて、考えて考えて考え抜いて視聴者とともに出した答えは…と思ったんだけど」

▼鷹木「ん?」

▼タイチ「ん? じゃねぇよ。とあるちょっとした事情でも何でもないけど、ま、いいんだけど。ちょっと急きょ俺の中でいろいろ考えさせてもらった改めて。それを踏まえて俺からの提案は時間無制限決め技限定10カウントマッチだ。わかるか?」

▼鷹木「10カウント?」

▼タイチ「バカなお前でもわかるようにもう一回説明してやる。時間無制限、時間に制限はありません」

▼鷹木「そんぐらいわかるっつうんだよ(苦笑)」

▼タイチ「お前だとわかんないと思ってるから説明してやってんだよ。そして決め技限定。どうやら俺の外道クラッチに対して、お前はグラウンドコブラで勝負したいらしいな。こないだ、あれが俺の答えだって言ってたな」

▼鷹木「いやいや、借りを返しただけだよ」

▼タイチ「やりてぇんだろ? グラウンドコブラ。グラウンドコブラ使って何がやりたいかはっきり言ってやれ。何がやりたいのかコラ」

▼鷹木「一つの俺のプロレスの幅だよ」

▼タイチ「「新しいのみせたんだろ。俺からこないだ5か6獲って喜んだろ。じゃあそうしようじゃないか。お前も5月のPayPayドーム、俺に外道クラッチで負けたの覚えてるだろ。だったらお互い、俺は外道クラッチ、お前はグラウンドコブラのみピンフォールが有効。他の技で、ブレーンバスターだ、ラリアットだ、それで叩きつけたってカウントは無効だ。ゼロ。その代わり外道クラッチとグラウンドコブラだけカウントを認めようじゃないか。そして先にトータル10カウントに達成した方が勝ちだ。前回30だったけどな、お前しんどい思いしたろ? あんだけボロボロになったお前がかわいそうだなと思ったから、今回は10カウントでオマケしてやるよ。どう?」

▼鷹木「まず相当、タイチ本気みたいだな。外道クラッチとグラウンドコブラ。グラウンドコブラって俺つい最近使い始めたんだぞ」

▼タイチ「じゃあ、何だ? あれは。たっつぁんクラッチでいいか?」

▼鷹木「そういう意味じゃねぇんだよ。たっつぁんクラッチでも何でもいいんだけど」

▼タイチ「何だよ? たっつぁんって。何がたっつぁんだ。友達か?」

▼鷹木「いやいや、今、お前が言ったんだろ」

▼タイチ「早く言えよ」

▼鷹木「まぁ、いいや。俺が提案するルールは鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ。言葉の通りいたってシンプル。泣いても笑っても10分間で決着がつく。前回のKOPW、確か時間無制限でカウントも30まで許された。そういった意味では序盤は若干の余裕を持ちながら試合してた印象が残ってるから。そういった意味で今回はメインイベントでもないし、逆に10分だけで決着がつくという意味では、精神的にも肉体的にもしんどい思いをするだろうと。いきなりフィニッシュ技を狙ってとにかくガンガン攻める。また新しいKOPWのプロレスの幅をみせることができるんじゃないかと。10分で決着がつくけど、いってみたら大阪城ホール、今度のDOMINIONの大会で一番インパクトの残る試合ができるんじゃないかなと。それも隣にいるタイチの頑張り次第だと思うけど。これが俺が提案する鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ。前回(投票で)負けてるんでね。清き一票をどうかこの鷹木信悟によろしくお願いします。どうだ?」

▼タイチ「何て? 何て? お前さっき時間無制限って言わな?たた? 俺に引っ張られて自分で時間無制限って言ったよな?(笑) お前もう俺に負けてんじゃねぇか」

▼鷹木「10分無制限ピンフォールマッチだからな。10分で泣いても笑っても決着がつくんだよ」

▼タイチ「時間無制限、ピンフォール無制限ってそりゃしんどいわ(笑) アホだ」

▼鷹木「別に間違ってねぇだろ?」

▼タイチ「時間無制限っつったじゃん」

▼鷹木「10分無制限だよ。お前が聞き間違えてんだろ。うまく編集しとけ新日本」

▼タイチ「ダメだバカヤロー。そもそもな、お前やってくれたな、本当に。マジでやってくれたな」

▼鷹木「何がだよ?」

▼タイチ「10分だ? 俺のYouTubeで視聴者からルールの提案を募ったんだよ。お前らの意見聞かせろってな。一番いい意見がな、時間無制限…違うな」

▼鷹木「お前も間違えてんじゃねぇか」

▼タイチ「お前が余計なこと言うから(苦笑) しっかり編集しとけよ(笑)」

▼鷹木「テイク2やった方がいいんじゃねぇか」

▼タイチ「いいんだよ、ノーカットでいいんだ」

▼鷹木「恥ずかしいな。調子狂うな、このヤロー」

▼タイチ「俺の視聴者の意見で一番よかったのは、20分ピンフォール無制限マッチだったんだ。それお前、ただ10分に変えただけだ。パクった?」

▼鷹木「いや待て待て。お前のYouTubeみてねぇから」

▼タイチ「これいいなって俺らの中で盛り上がった時、よし、俺パクろうと思ったろ?」

▼鷹木「観てない」

▼タイチ「ははん、分かったぞ鷹木」

▼鷹木「何だよ? ははんって」

▼タイチ「あの意見にスパチャ投げてきたのお前だろ? パトリオットって名前でスパチャ投げたのお前だろ? ははん。お前、パトリオットだろ?」

▼鷹木「何だよ? ははんって。ベテランの呼吸法か?」

▼タイチ「それ、へへっだろ」

▼鷹木「よくわかってんじゃねぇか」

▼タイチ「そんないいんだよ」

▼鷹木「そんなことはいいんだよ。YouTube見てないから」

▼タイチ「じゃあ、何で同じなんだよ? ルール」

▼鷹木「いや、俺、武道館のあとに実は朝方4時ぐらいまで珍しく朝方まで考えて…」

▼タイチ「嘘つけ。しどろもどろじゃねぇか」

▼鷹木「いや、ホントに。カメラマンが笑ってるじゃねぇか」

▼タイチ「お前が訳わかんねぇこと言うからだ。しどろもどろで」

▼鷹木「別に笑っていいんで。これお笑い会見じゃないんでね。まぁ、武道館のあとに俺は考えてパッと思いついて。今度、別にメインじゃないんだったら時間縛りでやるのがいいんじゃないかなと。ホント心技体を10分間に詰め込むのがシンプルでいいんじゃないかと。KOPWだからって何か別に笑わせてやろうとか、プロレスの幅はたくさんあるけど、それでもやっぱりしんどい試合をしたいな。俺もしたいし、しんどい思いをタイチにさせたいと。それで。別にスパチャ投げてないし」

▼タイチ「汚ぇな、お前やり方がよ、ホントに。ウチの視聴者の意見パクッてこれだもんな。汚ぇ。こんなヤツに票入れる必要ねぇよホントに。人の意見、丸パクリだもん、これ」

▼鷹木「何言ってんだ。だいたいお前、今日、記者会見なのに、何だ? その恰好は。近所に酒買いに行くような格好しやがって」

▼タイチ「酒買いに行ったついでに来たんだ」

▼鷹木「ついでじゃねぇよ。こっちはしっかりジャケット着てんのによ。ふざけやがって。このあとジム行こうとしてんのにわざわざ着てんだぞジャケット」

▼タイチ「知らねぇよ。俺このあと酒買いに行って帰るだけだもん」

▼鷹木「ふざけんなよ。お前みたいのがいるからKOPWのトロフィーもよく曲がってんだよ」

▼タイチ「誰だよ? 曲げたの」

▼鷹木「何だよ? これ。どうなってんだ? 新日本」

▼タイチ「というか、どうなったんだ? トロフィーを新しくしてくれよ。俺ら散々言ったろ。珍しくこいつと意見が合ったよ。そこは俺も一緒だよ。そろそろ頼むって」

▼鷹木「DOMINIONでしっかり結果残して、それこそ大会でインパクト残る試合をしたならトロフィーを作り替えるか…」

▼タイチ「(週プロの表紙を指して)みてみろよ。こんなしんどい顔して持って。ちっさ」

▼鷹木「まぁ、俺としては別にいいんじゃない。KOPWのベルトにしたっていいんじゃないの。他団体に行って俺、恥かいたからよ、これで。新日本プロレス、試合はしっかりやるよ。だったら新日本もしっかりトロフィーなり、ベルトなり、しっかりやってくれ」

▼タイチ「しっかりキッチリやってくれ」

▼鷹木「まぁいいよ。俺もそろそろジム行かなきゃいけねぇから」

▼タイチ「いいんだな? もう一回言うぞ。もう一回プレゼンの時間くれるってことか?」

▼鷹木「やっとけよ」

▼タイチ「早く行けよ」

▼鷹木「お前がお前、何だ…」

▼タイチ「お前がお前って何だ?」

▼鷹木「誌面飾ってみろ、お前、今度」

▼タイチ「飾ったよ」

▼鷹木「お前、飾れんのか?」

▼タイチ「いや、DOMINIONメインイベント厳しいな」

▼鷹木「誌面飾ってみろ、バカヤロー」

▼タイチ「何がやりたいんだ? 誌面飾って」

▼鷹木「俺はジム行きたいんだよ」

▼タイチ「行けコラ。さっさと行け、タコ。うるせぇな。(鷹木が退席すると)邪魔なヤツが消えたから、もう一回言うぞ。いいか、俺からの提案。時間無制限決め技限定10カウントマッチ。理解したか? 時間は無制限、いくらでもやってやる。メインイベントじゃない? そんなの関係ねぇよ、そんなもん。決め技限定。俺は外道クラッチのみ、あいつはグラウンドコブラのみピンフォール有効だ。他の技は全部0カウント、無効。そして早く10カウント、10ポイントだ。ポイント制だよ。前やったな30カウント。覚えてるな? それの10カウントバージョンだ。先に10ポイント、10カウント到達した方が勝ちだ。わかりやすいだろ? わかったか? じゃあ、このあとまた恒例の俺のYouTubeチャンネルで組織票でも集めようとするか。じゃあな。そういうことだ、わかったか? じゃあな」