『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』大阪城ホール(2022年6月12日)
IWGPタッグ選手権試合 ○ジェフ・コブ&グレート-O-カーンvsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ×

 コブ&オーカーンがIWGPタッグ王座奪還。試合後、乱入したロッキー・ロメロを返り討ちにしたものの、ROPPONGI VICEとの対戦が浮上した。

 コブ&オーカーンは5・1福岡ドーム大会でファレ&チェーズ、後藤&YOSHI-HASHIとIWGPタッグ王座を懸けた3WAY戦で激突。ファレ&オーエンズが後藤を沈め、ベルトを失った。直接勝敗にかかわらずに陥落となったコブ&オーカーンが新王者との決着戦をアピールし、大阪城ホール大会で実現した。

 序盤はオーカーンが劣勢に。主導権を奪えずに苦しい展開となったが、ファレがお株を奪うシューズなめを強要したところで激情に着火。モンゴリアンチョップで試合を立て直すと、あとを受けたコブもファレの巨体を何度もぶん投げて、ようやく帝国ペースとなった。

 対する王者組は連係を駆使してコブに反攻。グラネードランチャーは不発に終わるも、チェーズが腕極め式ネックブリーカードロップを決めると、ファレはラリアットでオーカーンを分断した。奮闘するコブはツアー・オブ・ジ・アイランドで一発逆転を狙ったものの、防いだチェーズは得意のCトリガーを連発すると、パッケージドライバーの構えに。

 コブはなんとかリバースしたものの、王者組の猛攻は続き大ピンチに。それでもファレのグラネードを急行したオーカーンが二段蹴りでカット。ファレがロープまで吹き飛ぶと、ダイブ攻撃を狙っていたチェーズがバランスを崩し、金具に股間を打ち付けてしまう。

 千載一遇のチャンスを掴んだ帝国軍。オーカーンはすかさずラリアットでファレを場外に排除すると、コーナー上で動きの止まるチェーズを雪崩式フロントスープレックスで投げ捨てる。すかさずコブがツアー・オブ・ジ・アイランドでチェーズを葬り、ベルト奪還に成功した。

 ベルトを掲げてご満悦の帝国軍の前に想わぬ乱入者が。AEWマットでコブ&オーカーンと遺恨が生まれたロッキーだ。ロッキーはトレント・バレッタとROPPONGI VICEを再結成し、ROHタッグ世界王座に挑戦したものの、コブ&オーカーンが乱入してぶち壊しにし、遺恨が勃発していた。

 乱入したロッキーは襲撃を狙ったものの、オーカーンがベルト殴打からのエリミネーターで返り討ちに。バックステージでコブは「ロッキー・ロメロとトレント・バレッタ、お前らも俺たちのベルトを狙ってるのか? リベンジしようってか? BULLET CLUBにも言ったが、欲しいのなら取りにきやがれ! 俺とグレート-O-カーンはいつだってお前らの相手になって、自信を持ってベルトを防衛するぞ」と豪語。オーカーンは「余の実力はほんもんだ。この、実力を、アメリカの、なんつったかな? あの怠け者が創った団体、そこを支配してやるよ」と王者としてのアメリカ再登場を示唆した。

 一方、返り討ちにされたロッキーは「グレート-O-カーンとジェフ・コブ、あの2人のモンスターに立ち向かうのなんて怖くもなんともない! IWGPタッグ王座獲得、おめでとうさん。だがな、ROPPONGI VICEとUNITED EMPIREとFTRとの抗争は、まだ終わっちゃいない!」と抗争継続をアピール。FTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)を含めた因縁はまだまだ尾を引きそうだ。


【オーカーンの話】「(※用意されていたイスにどっかと腰かけ)勝利の美酒といきてぇところだがよぉ、こっちは腹立ってんだよ。前回、このベルトを支配した時、『女子供を助けたからベルトが獲れた。よかった。おめでとう』だ、コノヤロー! あ、“お無礼をお許しください"じゃすまねぇ無礼だぞ、コノヤロー! まだ、余がリングで、こんな(※用意されていたテーブルを蹴飛ばして)しょっぺぇバックステージコメントで言ってることがまだわかんねぇか、オイ? プロレスラーはな、リングが一番なんだよ。あぁ? そんなに、リングの外で起きたことが大事か? コノヤロー。あぁ? SNSも、テレビ出るとか、そんなのは権力を、プロレスラーという権力、魅力、力を知らしめただけだ。そして、このリングに、愚民、帝国民、集めるためにやってんだろ、オイ! それを、殺虫剤かけられたゴキブリみてぇによ! 必死こいてるとはいえ、あの卑怯なことしかできない負け犬2人に対しても、『日本に長くいたから(ベルトを)獲れてうれしい』とか、そんなバカにした言葉、ほざいてんじゃねぇぞ。いいか、これ(ベルト)は実力で獲るもんだ! 人気投票で獲るわけじゃねぇ。人気投票といえば、テレ朝で『プロレス総選挙』やってたな。実力で! 6月12日! 実力で、IWGP第95代タッグチャンピオンになった余を祝え! そして、余に投票しろ。そんなに、ツラや、華や、そういったものが好きならよ。(※静かな口調になって)ぜひ投票しろや。余の実力はほんもんだ。(※ベルトを掲げて)この、実力を、アメリカの、なんつったかな? あの怠け者が創った団体、そこを支配してやるよ」

【コブの話】「オーカーンがコメントしてる間に1人でビールを飲んじまった。ブドーカンでも言ったが、BULLET CLUBは時代遅れだ。今日、オーサカジョー・ホールでその言葉の意味をしっかりとわからせてやった! BULLET CLUB、オマエらが口を開けば、語るのは過去の栄光ばかり。だが今夜、勝ったのは俺たちだ! それからロッキー・ロメロ、アメリカにいたんじゃなかったのか? 俺とオーカーンに(AEWでのROHタイトルマッチを)邪魔されたことを根に持ってるようだな。それから今週、ウィル・オスプレイ、オージー・オープンとヘナーレが(forbidden)ドアを押し破ったぞ! FTR、偉そうにベラベラ言ってるようだな。『もっとベルトが欲しい』とかほざいてるが、俺たちのベルトに挑戦したければ、まずはAEWのタッグベルトを獲ってみやがれっていうんだ! ベルトが欲しいんだろ? だけど俺たちだってそうだ! ロッキー・ロメロとトレント・バレッタ、お前らも俺たちのベルトを狙ってるのか? リベンジしようってか? BULLET CLUBにも言ったが、欲しいのなら取りにきやがれ! 俺とグレート-O-カーンはいつだってお前らの相手になって、自信を持ってベルトを防衛するぞ。FTRでもROPPONGI VICEでも……あ、(ROPPONGI)3Kか? チーム名はどうでもいいが……CHAOSの野郎だ。まぁそれはそうと、UNITED EMPIREが再びIWGPタッグチャンピオンに返り咲いた。今日はこれからさらなる宝が入ってくる。そして今月末にもまたベルトが増える。それに俺たちがその気になれば、ROHのタッグベルトだって獲ってやる。AEWのタッグベルトもいいな。俺たちが望めば、ベルトはなんでも手に入る。(※用意されていた缶ビールを手に取り)ま、これから祝杯だ。ガンバッテ」

【ロッキーの話】「UNITED EMPIRE、お前はAEWのマットでROPPONGI VICEの問題に首をつっ込んできた! だから、同じことをしに来てやったんだ。グレート-O-カーンとジェフ・コブ、あの2人のモンスターに立ち向かうのなんて怖くもなんともない! IWGPタッグ王座獲得、おめでとうさん。だがな、ROPPONGI VICEとUNITED EMPIREとFTRとの抗争は、まだ終わっちゃいない!」