7・16日本武道館大会でのGHCヘビー級選手権試合「(王者)小島聡vs拳王(挑戦者)」に向けた調印式が17日、都内で開かれた。

 小島は兄貴分・武藤敬司が現役引退を表明した5日前のサイバーファイト・フェスティバル(6・12さいたまSA)のメインで潮崎豪を破ってGHCヘビー級王座初戴冠。IWGPヘビー、三冠ヘビーと合わせたいわゆる“グランドスラム"を達成したが、余韻に浸る間もなく拳王が「ノアは新日本の天下り先じゃねえ!」と挑戦を表明し、7・16日本武道館での激突が決まった。

 徹底的に噛みついたのはやはり拳王だった。調印を済ませると「新日本プロレスでは若手の踏み台になってた小島聡がノアのリングに上がって、眠らせてたポテンシャルを発揮してGHCヘビー級王者になった。旬の過ぎたオッサンレスラーたちが伸び伸びとやって、ノアの未来はまったく見えねえだろ? ノアの未来を切り拓くために俺が旬の過ぎた小島聡から、このベルトを命がけで奪ってやる」と改めて主張し、「小島聡は賞味期限切れのレスラー。消費期限はギリギリ過ぎてなかったな。だから、あの頑丈な潮崎豪をラリアット一本で倒した。でも、賞味期限切れてんだよ。なんにもおいしくないんだよ。小島の試合、おもしろいか? 俺がガキの頃みてた小島聡とまったく変わっちゃいねえ。いっちゃうぞバカヤロー? もうな、俺の耳にタコができるほど聞いてきたんだよ。俺が日本武道館、お前の消費期限を切ってやる」と小島を食品に例えながら辛らつに宣告した。

 ノアを日本武道館に“帰還"させ、そのメインイベントに立つのは拳王の夢でもあった。「俺は前々から言ってたよな? 日本武道館のメインで“最後に入場する"こと。これが俺の本当の夢だ。7月の日本武道館、これは通過点にしか過ぎねえぞ。小島聡からこのベルトを奪って、1月1日、俺の誕生日。その日本武道館大会でメインで最後に入場する。その夢を叶えるべく7月のこのタイトルマッチは臨むぞ」と強調しながら“最高の誕生日プレゼント"の青写真を描いた。

 一方で迎え撃つ小島は穏やかにニコニコ。「ノアに上がるようになって1ヶ月半。とても毎日有意義で、元気よく過ごさせていただいております。チャンピオンベルトを私が獲り、防衛戦に拳王選手がやってくるという非常にワクワクする展開になってきました。私のモットーである明るく元気に楽しくプロレスをして、防衛したいと思います」と微笑みながら意気込んだ。

 拳王とはまったくの未対戦だが、「3歳の時から日本拳法を始め、数々の選手権で優勝し、新崎人生さんにスカウトされ、みちのくプロレスに入り…」と拳王の経歴をスラスラと暗唱。当日は兄貴分・武藤の引退ロード第1弾も行われるが、「武藤さんが引退されること、本当に驚いて、正直ショックな部分は凄くあるんですが、やはり、その武藤さんに花を添えるためにも、私のプロレスを思う存分、ファンの方に見ていただきたいなと思ってます。7月16日は私がデビューした記念日でもありますので、その32周年になる日なので、それも含めて必ず勝ちたいと思います」と話した。

 ギラギラする拳王と、ニコニコする小島。コントラストが際立った決戦1ヶ月前の調印式を経て、まずは“初対決"となる6・19神戸大会の前哨戦第1ラウンドの行方が注目となる。



【会見の模様】
▼拳王「今のプロレスリング・ノアのリング上、なんか旬の過ぎたレスラー、オッサンレスラーがイキイキと活躍するリングになってるよな? 新日本プロレスでは若手の踏み台になってた小島聡がノアのリングに上がって、眠らせてたポテンシャルを発揮してGHCヘビー級王者になった。このように旬の過ぎたオッサンレスラーたちが伸び伸びとやって、ノアの未来はまったく見えねえだろ? ノアの未来を切り拓くために俺が旬の過ぎた小島聡から、このベルトを命がけで奪ってやるからな」

▼小島「小島です。早いものでプロレスリング・ノアに上がるようになってから約1ヵ月半の時間が経ちました。とても毎日有意義で、元気よく過ごさせていただいております。今回、チャンピオンベルトを私が獲り、そしてまた防衛戦に拳王選手がやってくるという非常にワクワクする展開になってきました。私のモットーである明るく元気に楽しくプロレスをして、また防衛したいと思います」

――小島選手の印象は?

▼拳王「小島聡の印象? 賞味期限レスラーだな。小島聡はもう賞味期限レスラーなんだよ。ただ、消費期限はギリギリ過ぎてなかったな。だから、あの頑丈な潮崎豪をラリアット一本で倒した。その結果は俺も認めてる。ただ、小島聡は賞味期限切れてんだよ。なんにもおいしくないんだよ。小島の試合、面白いか? なんも面白くねえだろ。俺がガキの頃みてた小島聡とまったく変わっちゃいねえ。いっちゃうぞバカヤロー? もうな、俺の耳にタコができるほど聞いてきたんだよ。おめえはな、なんもおいしくねえんだ。ただ、消費期限はまだ切れてなかったみたいだよな。だから俺が日本武道館、お前の消費期限を切ってやるからな」

――拳王選手の言葉を聞いてどう思った?

▼小島「3歳の時から日本拳法を始め、数々の選手権で優勝し、新崎人生さんにスカウトされ、みちのくプロレスに入り、また実績を積んで2015年にプロレスリング・ノアに入団。そして2017年にGHCヘビー級チャンピオンになり、現在に至る。そんな素晴らしい拳王選手、挫折を知らない拳王選手に初めての挫折を味わっていただきたいなと、そういうふうに思ってます」

――舞台が日本武道館。ずっと武道館を目指し続けてきてメインに立つのが夢だと言ってきたが?

▼拳王「日本武道館のメインに立つ。まあ、一つの夢かもしれない。だが、俺は前々から言ってたよな? 日本武道館のメインで最後に入場すること。これが俺の本当の夢だ。7月の日本武道館、これは通過点にしか過ぎねえぞ。小島聡からこのベルトを奪って、1月1日、俺の誕生日。その日本武道館大会でメインで最後に入場する。その夢を叶えるべく7月のこのタイトルマッチは臨むぞ」

――兄貴分の武藤選手の引退ロードが始まる武道館でのタイトルマッチというシチュエーションとなるが?

▼小島「武藤さんが引退されること、本当に驚いて、正直ショックな部分は凄くあるんですが、やはり、その武藤さんに花を添えるためにも、私のプロレスを思う存分、ファンの方に見ていただきたいなと思ってます。7月16日は私がデビューした記念日でもありますので、その32周年になる日なので、それも含めて必ず勝ちたいと思います」


【NOAH】7/16(土)東京・日本武道館『ABEMA presents DESTINATION 2022』16:00開始

▼シングルマッチ
ダンテ・レオン
vs
ニンジャ・マック

▼ハードコアマッチ
スペル・クレイジー
NOSAWA論外
vs
田中将斗
ロブ・ヴァン・ダム

▼PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.1 〜THE FINAL COUNTDOWN〜
清宮海斗
vs
武藤敬司

▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者]
拳王
vs
小島聡
[第39代王者]
※小島初防衛戦

[参戦決定選手]
アンソニー・グリーン
スタリオン・ロジャース