『BACK IN THE KOBE!〜Live 2022〜』神戸サンボーホール(2022年6月19日)
GHCナショナル選手権試合 ○船木誠勝vs田中将斗×

 GHCナショナル王者・船木が田中の挑戦を退けて4度目の防衛に成功。「薄氷」を強調しつつも、V5戦に向けて改めて“パワーファイター"迎撃を希望した。

 船木53歳、田中49歳。驚異のコンディションを誇る“アラフィフ対決"がナショナル王座戦を舞台に実現した。両雄は2017年に電流爆破ルールで2度に渡って対戦しているが、1勝1敗のイーブン。5年の時を経て通常ルールでの“決着戦"に臨む形でもあった。

 序盤から船木が緊張感あるグラウンドに引きずり込んだものの、田中もことごとく冷静に対応。逆に場外戦で“自らの土俵"に引きずり込みにかかったものの、船木もすぐさまリングに戻ってグラウンドへといざなった。

 ならばと田中は船木の腕十字固めを丸め込んで切り返すや、ショートレンジ式のスライディングD発射に成功。スーパーフライを投下し、正調スライディングDで仕上げにかかった。

 だが、巻き込むように腕をキャッチした船木は、再び腕十字固めへ。クラッチで防御されたとみるや、足をバタつかせてカカトを田中の顔面に何発もめり込ませる。いわゆる“カカト式パウンド"を浴びた田中がぐったりすると、スリーパーに移行して絞首刑状に絞め上げ、田中から生気が抜けたところでレフェリーが試合を止めた。

 かつてM's allianceの仲間でもあった田中との“決着戦"を制してナショナル王座V4。「キツかったですね。あそこまでグラウンドをしのがれると。途中からグラウンドでこっちのほうが攻め疲れしてきて、畳み掛けられなかった。ギリギリ十字が取れたんで良かったですけど、あそこを返されてたら次は…」と“薄氷V"を強調した船木だったが、「最近外国人選手が多いんでパワーファイターとやってみたいですね。どうやって自分のプロレスで通用するか。今一度、パワーファイターとやって確認したいです」と改めて思い描いた。

【試合後の船木】

▼船木「キツかったですね。あそこまでグラウンドをしのがれると。途中からグラウンドでこっちのほうが攻め疲れしてきて、畳み掛けられなかった。ギリギリ十字が取れたんで良かったですけど、あそこを返されてたら次は…。まだ動けてましたからね。かつての仲間でもありましたんで、向こうは相当研究して来ましたね。ビックリしました」

――今後に向けては?

▼船木「(M's allianceのメンバーとして)丸藤選手は怪我してるんで、ほか空いてれば誰でも大丈夫です。杉浦軍でも。最近外国人選手が多いんでパワーファイターとやってみたいですね。どうやって自分のプロレスで通用するか。今一度、パワーファイターとやって確認したいです」