あす(23日)のN Innovation新宿大会におけるGHCジュニアヘビー級選手権試合「(王者)HAYATAvs大原はじめ(挑戦者)」に向けた調印式が22日、都内で開かれた。

 今年金剛入りした大原が捲土重来を期して挑戦表明したものの、シングルマッチで行われた6・19神戸大会の前哨戦は5分足らずでHAYATAが勝利。「次の次の挑戦者、募集や。他団体の王者クラス、外国人選手、ニンジャ・マック、誰でもいい」と“大原眼中なし"を強調しながら早くもV3戦を見据え、この日の調印式でも「前哨戦の結果を見てのとおり楽勝や」「このタイトルマッチに関して言うことはない」と強調した。

 とはいえその前哨戦では大原が圧倒。最終的な切り返し一発で敗れた。大原は「前哨戦の支配率は9対1。そのぐらい大原はじめが支配していた。負けはしたが、ひじょうに良い“学び"があって、試験前の模擬試験みたいなもの。模擬試験で間違ったところを直せば本番はまず間違いない」と“現役大学生(通信制)レスラー"らしい例えで“むしろ自信あり"とした。

 大原は約5年前にHAYATAにベルトを奪われて王座から陥落。それ以降、シングル王座には縁がない。「このリベンジの機会をずっと待ちに待って、5年の月日を経て明日やっとたどり着く」と“切望の一戦"だったことも明かした大原は、「HAYATAはナメた口調で『余裕だ、余裕だ』と言ってますけど、それが動揺からきてるのか、本当に余裕からきてるのかわからない。けども、その余裕、俺はホント腹立ってるから。そして見てる人の中にも俺のことナメたヤツがいっぱいいると思うんでね。そういった評価、そういった状況、全部明日の試合で覆したい」と闘争心をむき出しにした。

 余裕の王者か、反骨心の塊と化したムイビエンか。札止めN Innovation新宿大会のメインを飾るGHCジュニア王座戦のゴングは間もなく鳴る。

【会見の模様】
▼大原「大原はじめです。前哨戦、凄く自分の中で手応えがありまして、いい感じで今日を迎えてます。後楽園の試合と前回やったのが神戸ですね。ちょうど今、WRESTLE UNIVERSEで神戸の試合が放送されてますので、皆さん見て下さい。試合を見たらわかると思うんですけど、試合の支配率は9対1。そのぐらい大原はじめ、この俺が支配してます。ただ、4分足らずで試合自体は負けました。しかし、その試合で負けたからこそ、自分の中で非常にいい学びがあって、いわばこれはあれですね。試験前の模擬試験みたいなもんで、模擬試験で間違ったところをしっかり直せば本番はまず間違いない。そんな手応えが自分にはありますので。本番、明日ですけど、明日は自分がしっかりと最後の勝ちまでたどり着いて、HAYATAに勝ってベルトを巻きたいと思います。そしてHAYATA、めちゃめちゃ口数増えてますよね? 人のことをナメた口調で『余裕だ、余裕だ』と言ってますけど、それが動揺からきてるのか、本当に余裕からきてるのかわからない。けども、その余裕、俺はホント腹立ってるから。そして見てる人の中にも俺のことナメたヤツがいっぱいいると思うんでね。そういった評価、そういった状況、全部明日の試合で覆したい。全部ひっくり返すから。明日、このまま俺はキャリアを終えるつもりないから。明日の試合で全部ひっくり返す。そして俺がチャンピオンになる」

▼HAYATA「前哨戦の結果を見てのとおり楽勝や」

――このベルトを前回落としたときの相手がHAYATA選手だったが、あらためて相手のHAYATA選手、ベルトへの思いは?

▼大原「もう5年前ですよね。自分が負けてから5年になるんですけど、このリベンジの機会をずっと待ちに待って、5年の月日を経て明日やっとたどり着くわけで、俺としては非常に気持ちが入ってる日なんですけど。やっぱり5年の月日の中で自分がどんどん結果を出せない日々が続いて、くすぶってるのは自分が一番わかってるんで、なんとしてももう一度ベルトを巻きたい。そして、もっとノアジュニアを、ノアを盛り上げていけるようになれる大原はじめになりたいと思ってるんで。明日の試合は本当にすべて変えてやりたい。そういうふうに思って挑みます」

――金剛に入ってからも結果がついてこなかったが、そこも全部変えていきたい?

▼大原「自分が一番わかってますんで。負けて負けて、全然、勝ってないですよ、自分の試合。さっきHAYATAに言われましたけど、試合自体は勝ってないんですよ俺。勝ち星なしです。勝ち星ないんだけど、試合自体見てもらったらわかると思うけど、前哨戦に関しては俺、かなり手応えあるんですよ。試合には負けたんだけど、プロレスとしては俺、勝ってると思ってるんで。明日はプロレスでも勝って、必ず勝敗としても勝って、ベルトを手にしてその先に進みたいですね」

――大原選手の主張を聞いて思うところはある?

▼HAYATA「このタイトルマッチについて言うことはない」

――その次を見ているということ?

▼HAYATA「……(無言でうなずく)」