『2022 DYNAMITE SERIES 株式会社京藤梱包運輸 presents』京都・KBSホール(2022年6月26日)
○諏訪魔&近藤修司vsジェイク・リー&青柳優馬×

 唯一の三冠前哨戦で諏訪魔が王者・ジェイクの眼前で青柳を粉砕し、「本番もバックドロップで沈めてやる」と予告。「俺は俺の道。当然、三冠だよな。それを奪って、どんどん回してやる」と近藤との関係は軌道修正する意向を示した。

 6・19大田区大会で三冠王者に返り咲いたジェイクに諏訪魔が宣戦布告。7・14後楽園大会での三冠戦が決まった。諏訪魔自身はVM時代以外の記憶がなく、初戴冠を誓っているが、現在、7度の最多戴冠記録を樹立中。それを更新する8度目の君臨を狙うことになる。

 この日は最初で最後の前哨戦。近藤と連夜のタッグを結成し、青柳と組んだジェイクと激突した。序盤から諏訪魔はジェイクを狙い撃ち。鉄柱攻撃やイス攻撃で徹底的に暴行。ジェイクに見せつけるように近藤とともに青柳に集中砲火を浴びせた。

 その後、ジェイクにDDTを連発されて爆弾の首にダメージを負ったが、フライングショルダー、フロントスープレックスで猛反撃。ジェイクがエルボー合戦に持ち込んでもショートレンジラリアットで返り討ちにした。

 終盤には近藤とのサンドイッチラリアットを青柳にさく裂。ジャーマンで食い下がる青柳を逆にジャーマンで強引にぶん投げると、ラリアット、バックドロップで一気にたたみかけて3カウントを奪った。

 諏訪魔がジェイクの眼前で青柳を撃破。唯一の前哨戦を制した。試合後、ジェイクを暴行し、倒れたところを踏みつけた諏訪魔は「俺がチャンピオンになるんだ。俺がチャンピオンだ」と通告。プラ柵をジェイクのいるリングに投げつけるなど最後まで暴走モードだった。

 「見ての通りだ! お前。本番もバックドロップでジェイク沈めてやるよ、お前」。そう予告した諏訪魔は三冠戦へ向けて絶好調を強調した。近藤も「昔、組んでた頃とあんま変わんないよね。調子いい。簡単に獲れそうだ」と太鼓判。その近藤とは世界タッグ獲りに色気を見せていた諏訪魔だが、一夜明けて翻意。軌道修正する意向を示した。

 「ただいって結果出すだけじゃ面白くねぇんだ。うまいもん最後に食うんだ」というのが諏訪魔の考え。「だから俺は俺の道。当然、三冠だよな。それを奪って、どんどん回してやる」と今は至宝ベルト“初戴冠"に集中する構え。一方で「近藤君には近藤君の思うやり方というのかな。それを貫いて、最終的にはいってやろうぜって思ってるんだよ」と投げかけ、「業界に響かせようよ。そのためにどうすればいいか自ずと見えてくると思ってるんだよ」と続けた。

 諏訪魔は7・14後楽園大会で三冠戦、近藤はDRAGONGATE7・7後楽園大会でオープン・ザ・ドリームゲート王座挑戦(王者はKAI)をそれぞれ控える。近藤は諏訪魔の言う「思うやり方」を明言しなかったものの、諏訪魔はともにシングル王者となって各団体で大きなうねりを起こしたうえで満を持してタッグ王座獲りに乗り出す考えなのかもしれない。そのためにも諏訪魔はまずジェイクから三冠ベルトを引っぺがすのみだ。

【試合後の諏訪魔&近藤】
▼諏訪魔「見ての通りだ! お前。本番もバックドロップでジェイク沈めてやるよ、お前。あぁ、暴れ足んないな。調子はめちゃめちゃいいぞ」

▼近藤「よさそうだね。昔、組んでた頃とあんま変わんないよね。調子いい。簡単に獲れそうだ」

▼諏訪魔「ただよ、ちょっと思ったことがあるんだ。近藤君がこうやってさ、来てよ、ちょっとこの調子でいっちまおうかなと昨日、思ってたんだけどさ、ちょっと冷静に考えてみたんだ。ただいって結果出すだけじゃ面白くねぇんだ。うまいもん最後に食うんだ、俺は。だから俺は俺の道。当然、三冠だよな。それを奪って、どんどん回してやると。そう勝手に思ってるし、近藤君には近藤君の思うやり方というのかな。それを貫いて、最終的にはいってやろうぜって思ってるんだよ。どうよ?」

▼近藤「いいんじゃない」

▼諏訪魔「業界に響かせようよ。そのためにどうすればいいか自ずと見えてくると思ってるんだよ。頑張ろうよ」

▼近藤「OK、俺らまだまだ。全盛期だろ? 全盛期だからまだまだ。まだまだ現役。いけるよ」

▼諏訪魔「よし、みとけ」


【ジェイクの話】「言ったろ、リング上で。これが最初で最後の前哨戦だ。この勝ち負けは確かに凄くここに左右する。精神的にだ。ただな、今まで何度、俺が地面這いつくばったと思ってる? 何度血ヘド吐きながら涙流しながら汗流しながらやってきたと思ってんだ。あんたもそれは同じだろ? 諏訪魔。俺は負ける気なんて毛頭ない。こいつを武道館にもっていって、俺が50周年を盛り上げるんだよ。あんたじゃないんだ。俺なんだ」