『2022 DYNAMITE SERIES 株式会社京藤梱包運輸 presents』京都・KBSホール(2022年6月26日)
○田村男児&永田裕志vs宮原健斗&ライジングHAYATO×

 永田が10年ぶりの対決となったエース・宮原と真っ向から火花。最高男を「なかなか暑苦しく、うっとうしく、ガンガン来るヤツじゃないですか。独特のテンポで客を味方につけるすべは見事」と評したうえで、「これ一回で終わらせず、また目の前に出てきてくれよ」と続きを熱望した。

 6・19大田区大会から参戦している永田が3戦目となったこの日、エース・宮原とのタッグ対決を迎えた。両者は2012年のノア・グローバルリーグ戦以来、10年ぶりの再会。戦前から互いに意識し合っていたが、真っ向から渡り合った。

 先発で対峙すると、宮原がフロントハイキックで先制すれば、永田もすぐさまフロントハイキックで応戦。場外戦ではエルボー合戦を繰り広げた。その後もフロントハイキックを打ち合い、宮原が永田ばりのフェイント低空ドロップキックを見舞ってポーズを決めれば、永田はミドルキック連打、ダブルアームスープレックスで攻め込んだ。

 両者の攻防はさらに白熱。宮原がフロントハイキック、ジャーマンの連続攻撃でやり返すと、永田はブラックアウトをキャッチしてエクスプロイダーでぶん投げた。終盤にはカットに飛び込んだ宮原を永田が延髄斬りで撃退。場外で再びエルボー合戦で火花を散らした。

 試合後も両者はリングサイドで視殺戦を展開。最後まで意識し合った。「なかなか暑苦しく、うっとうしく、ガンガン来るヤツじゃないですか。独特のテンポで客を味方につけるすべは見事でしたよ」というのが永田の宮原評。10年ぶりの再会で火がついたようで、「これ一回で終わらせず、また目の前に出てきてくれよ。永田裕志、この顔を見てあいつもいつも以上に熱くなってたんじゃないかなと。そうだという返事をしてほしいね」と続きを希望。「とにかくやってて、熱くてうっとうしくて、やりにくい相手だけど、これを必ず俺のペースに巻き込んでやる。そういう欲が今、出てきました」と攻略を見据えた。

 継続参戦していけば、その機会は自ずと訪れるはず。いずれは両者の一騎打ちの実現も期待されるところだ。

【試合後の永田&田村】
▼永田「おい、やったな」

▼田村「はい、やりました」

▼永田「自分の手で誰の助けも借りず勝ったじゃないか」

▼田村「はい、勝ちました。これでタイガーマスクとの世界ジュニア戦、その前に前哨戦がラジアントホールであるんで、そこでキッチリ感触つかんで全部モノにして本番の後楽園ホール、世界ジュニア戦、絶対に取り返します」

▼永田「タイガーは強いぞ、お前。攻撃がえぐいぞ。でもお前、気持ち一つでいけるからな。頑張れよ!」

▼田村「はい!」

▼永田「さてと、今日はようやく全日本プロレスの柱の一本、宮原健斗と。なかなか暑苦しく、うっとうしく、ガンガン来るヤツじゃないですか。独特のテンポで客を味方につけるすべは見事でしたよ。ガッと熱くなったんで、これ一回で終わらせず、また目の前に出てきてくれよ。永田裕志、この顔を見てあいつもいつも以上に熱くなってたんじゃないかなと。そうだという返事をしてほしいね。とにかくやってて、熱くてうっとうしくて、やりにくい相手だけど、これを必ず俺のペースに巻き込んでやる。そういう欲が今、出てきました」

――宮原選手のようなタイプは新日本にいる?

▼永田「いそうでいないかもしれないですね。ただ一つ言えることは、あの明るいキャラクター、客を引き込むタイプというのはウチに一人いるかな。誰とは言わないけど。でも独特のオリジナル性がある。ああいうタイプは初めてかな。ああいう明るい太陽的な人間はウチに一人いるね」