『AEW x NJPW FORBIDDEN DOOR』米イリノイ州シカゴUnited Center(2022年6月26日※現地時間)
AEW暫定世界王座決定戦 ○ジョン・モクスリーvs棚橋弘至×

 新日本とAEWの初の合同興行『FORBIDDEN DOOR(禁断の扉)』が27日(現地時間26日)、米シカゴのユナイテッドセンターで開催され、メインではモクスリーが棚橋との激闘を制して暫定AEW世界王者の座に就いた。

 日米“夢の合同興行"はチケット完売の大盛況。王者CMパンクが負傷欠場したことから、そのメインを飾ったのはモクスリーと棚橋による“暫定"AEW世界王座戦だった。

 新日本とAEWの“アイコン"同士による一騎打ちとなったが、試合“外"での思わぬトラブルが発生。序盤のエルボー合戦に突入したところで、何らかのトラブルで中継画面が静止してしまう。

 そのままリアルタイム視聴が約10分間に渡って中断される事態に。再会直後に飛び込んできたのは棚橋のスリングブレイドを受けたモクスリーが額から流血する姿だった。さらには場外へのハイフライアタックも敢行して一気に好機をつかむ。

 赤鬼と化したモクスリーも追撃をパラダイムシフト(ダブルアームDDT)で切り返してみせたものの、棚橋も珍しく頭突きで追撃を阻止するや、立て続けにまさかにカミゴェを発射。ハイフライアタックからのハイフライフローで仕留めにかかった。

 だが、カバーが一瞬遅れて3カウントは入らず。逆にキックアウトと同時にグラウンド式のスリーパーで棚橋を絞め上げたモクスリーだったが、棚橋も巧みに丸め込みを連発して譲らない。モクスリーのカウンター・ラリアットも棚橋がカウント1でクリアして場内は大盛り上がりとなったが、ならばとモクスリーは再びグラウンド・スリーパーで首をねじ切らんばかりに絞め上げた。

 場内は「ゴー・エース!」コールに包まれたが、モクスリーは棚橋から力が抜けたところで必殺のデスライダーで叩きつけ、3カウントが数えられた。

 血だるまとなってAEW世界ベルトを掲げて喜びを爆発させたモクスリー。試合後はノーサイドで握手を求めたものの、クリス・ジェリコら“ジェリコ感謝協会"の面々が乱入して感動ムードをぶち壊しに。さらにはエディ・キングストンやウィーラー・ユウタらも次々に乱入し、リング上は一気にAEWのユニット抗争で大混乱状態となった。

 そして今宵AEWサプライズ登場を果たした元WWEセザーロことクラウディオ・カスタニョーリが登場。アッパーカットやジャイアントスイングで大暴れし、血染めのモクスリーとカスタニョーリの“大物二人"が仲良く肩を並べる“AEW的ネクスト"を提示しながら、夢の合同興行の幕が下ろされた。

 なお、大会配信終了直後にはメインイベントの模様が即座に再配信され“全編"の視聴が可能となった。