『SUNNY VOYAGE 2022』静岡・ふじさんめっせ(2022年7月10日)
○拳王&大原はじめvs小島聡&小峠篤司×

 7・16日本武道館大会のGHCヘビー級選手権試合「(王者)小島vs拳王(挑戦者)」に向けた最後の前哨戦は拳王に軍配。富士山の麓で“ノア日本一の誓い"を立てたが、小島もバックステージで猛反撃し、なぜか“カラオケ問答"まで繰り広げて最後まで徹底的にあらゆる意地を張り合った。

 リング上での火花はもとより、ファイトスタイルや人格に至るまであらゆる舌戦を繰り広げ、バックステージではスクワット合戦やプッシュアップ合戦まで展開。とにかく徹底的に意地を張り合ってきた小島と拳王の前哨戦も、この日の富士大会が最後となった。

 メインのタッグマッチで激突し、小島ばりの“マシンガンキック"を繰り出した拳王が「行っちゃうぞクソヤロー」と叫んで露骨に挑発。負けじと小島もコジコジカッターやこん身のエルボーで巻き返したものの、最後に勝利をかっさらったのは拳王だった。相手方の小峠を追い込むと、カットに入ってきた小島を右ハイキックで排除。返す刀で蹴暴からのPFSで小峠を仕留めてみせた。

 試合後も顔面密着で小島とにらみ合った拳王は、マイクを握るや「そういえば去年、日本一高い山、そこにある富士山に登ったぞ」と切り出して場内も大拍手に包まれた。続けて「日本一高い富士山からの剣ヶ峰からの景色、メチャクチャ綺麗だったぞ。プロレス界の日本一高い場所から見る景色もメチャクチャ綺麗だろうなあ。その日本一高いところからの景色を見るために、俺が死にものぐるいで闘うからな。テメーらクソヤローども、これからもプロレスリング・ノアについてきてくれ!」と富士の麓で“日本一の誓い"を立てて大会を締めくくった。

 一方の小島もバックステージで“猛反撃"。「小島が勝っても未来は見えない」とした拳王発言に噛みつき、「お前の言ってることは本当に頭のおかしい、本当に意味のないことだよ。51歳の年齢のプロレスラーが夢を見たらいけないのか?」と叫ぶや、「俺はいろんなこと乗り越えてきたよ。ぶっちゃけて言ったら潮崎との試合でも最後にカラオケ対決やってんだよ。拳王、お前プロレスラーとしてエンターテインメントの気持ちがあるんだったらカラオケでもいいんだぞ。歌えんのか? お前に。真面目に歌えんのかよ?」と、GHC戦に向けて敢行したYouTube企画を持ち出して拳王に迫った。

 そこへ現れた拳王も「おい、歌うたったらこのベルト獲れんのか? 歌うたったらGHCヘビー級チャンピオンになれんのか!? おめえ、ナメんじゃねえぞ!」と蹴り込んで乱闘に発展。バックステージでは拳王に押され続けてきた小島だが、この日はエルボー連打で反攻して逆に拳王を大の字に。「歌だけじゃねえんだよ! 歌も大事だと言ってんだ! 何でもできてこそプロレスラーだろ! お前にはそれが足りねえって言ったんだ、このバカヤロー!」と吐き捨てて姿を消した。

 最後は“カラオケ問答"まで展開。とにもかくにも、あらゆる意地を張り合った末に行われる武道館GHC決戦まで、いよいよ待ったなしとなった。


【試合後の小島、拳王】
▼小島「最後の前哨戦、今日で終わりだ。ノアに未来はないと拳王がほざいた。俺が勝ってもノアに未来はない、小島聡がチャンピオンだとノアの未来がまったくなくなると言ったな。お前は何を基準に未来を決めるんだ? 何だ? 年齢か? 何で決めてる? それを答えろ。もしその年齢だけで未来が見えないというのなら、お前の言ってることは本当に頭のおかしい、本当に意味のないことだよ。51歳の年齢のプロレスラーが夢を見たらいけないのか? そんなの誰が決めた? 俺はきっちりと夢を見てるよ。俺と同世代の人間、様々なところで頑張ってる人間のために俺は未来を見せる。俺がノアの未来を見せることで、すべての人間に未来を提示しようと思ってる。あと何だ。スクワットやって、腕立て伏せやって、いろんなことやって、凄くお前の体力がよくわかったよ。プロレスラーにとって、とても体力は大事だし、戦いにおいていろんな武器は大事だよ。パワーもインサイドワークもテクニックも全部兼ね備えてるお前にはわからないと思う。俺はいろんなこと乗り越えてきたよ。ぶっちゃけて言ったら潮崎との試合でも最後にカラオケ対決やってんだよ。拳王、お前プロレスラーとしてエンターテインメントの気持ちがあるんだったらカラオケでもいいんだぞ。歌えんのか? お前に。真面目に歌えんのかよ? 拳王、答えてみろ、このヤロー」

※拳王がやってきて

▼拳王「おい! お前、何がカラオケだ!? 何言ってんだ?」

▼小島「うるせえ、てめえ。エンターテインメントだろ」

▼拳王「プロレスは戦いだぞ! ふざけんなよ! 歌うたったらそのベルト獲れんのか?」

※小島にエルボーを見舞い、ローキックを連打。倒れた小島に向かって

▼拳王「おい、歌うたったらこのベルト獲れんのか? 歌うたったらGHCヘビー級チャンピオンになれんのか!? おめえ、ナメんじゃねえぞ!」

※拳王がストンピングを連発し、小島を起こすと、小島はエルボー連打で逆襲し、ストンピングを連発。

▼小島「お前、いい加減にしとけよ! 歌だけじゃねえんだよ! 歌も大事だと言ってんだ! お前、プロレスがエンターテインメントだって言うんだったらな、歌ぐらい練習しとけよ! 何でもできてこそプロレスラーだろ! お前にはそれが足りねえって言ったんだ、このバカヤロー!」

※小島は去る

▼拳王「ナメんじゃねえぞ。ライオンプッシュアップまではわかるよ。プロレスの戦いに歌なんて関係あんのか? おい! ナメんじゃねえぞ! GHCを、戦いを汚すんじゃねえぞ! 何だよ、おめえ。親戚の集まりのオッサンが急に来て変なこと言ってるような年老いた生き方してんな、おめえ。歌なんか関係ねえだろ! ちょっと待てよ。あんなな、ナメたヤツ、GHCヘビー級締まんねえだろ。今日が前哨戦最後だ。わかったよ。俺があいつにな、ライオンプッシュアップ見せただろ。歌、絶対にやらねえからな。歌う必要ねえだろ。GHCヘビー級の選手権、あと1週間迫ってんだ。締まんねえからな。俺はな、命を懸けてGHCのベルト奪いに行ってんだ。取り返しに行ってんだ。新日本プロレスの! 小島聡が持つGHCヘビー級のベルトを獲りに行ってんだ。今、リング上でも言っただろ。富士山、去年登ったぞ。富士山、日本一の高い所から見る景色、剣ヶ峰から見る景色、めちゃめちゃきれいだったぞ。プロレス界も一緒だろ? 日本一高いとこから見る景色、めちゃくちゃきれいなはずだ。おい、ノアはまだその景色を今見えてない。俺が! NOAHを引っ張って、その景色みせてやる。プロレス界の日本一高い所の景色、俺が見せてやるからな。俺は命を懸けて戦うぞ。まずは7月16日、日本武道館。新日本プロレス小島聡の持つベルト、俺が必ず奪い取ってやる。おい、これを見てるクソヤローども。これからGHCヘビー級チャンピオンになる拳王! 俺に付いてこい」