2日後に迫った7・16日本武道館大会のメインで行われるGHCヘビー級選手権試合「(王者)小島聡vs拳王(挑戦者)」に向けた会見が14日、都内ホテルで開かれ、珍しく緑のネクタイ姿で現れた拳王が“ノアの至宝奪還"への覚悟を身をもって示した。

 前哨戦はもとより、激しい舌戦やトレーニング合戦(?)まで展開して徹底的に意地を張り合ってきた両雄。だが、拳王直前の“主張"はいたってシンプルだった。

 金剛らしく会見でも赤いスーツが定番の拳王だが、この日は一般的なスーツにノアカラーである“緑"のネクタイ姿で登場。「今まで前哨戦とかで色々言ってきたけど、俺の思いはひとつだけだ。ノアの至宝、GHCヘビー級選手権、今、新日本プロレスに流出している。新日本プロレスに流出しているノアの至宝を俺が取り戻す!」と宣言した。

 一方の小島も「拳王選手が私に対して『小島がチャンピオンじゃノアの未来が見えない』と言いました。ですが、ノアの現在は私です。この私が一生懸命闘っていれば、おのずとノアの未来が見えてくる。そう信じて闘っています。日本武道館大会、拳王選手をこの右腕のラリアットで、天井にある大きな玉ねぎのそのまた上まで吹っ飛ばしたいと思います」と応戦したものの、すかさず拳王は「ノアの未来、小島が持ってたら見えてくる? そんなワケねーだろ! 近未来は見えても遠い未来、GHCヘビー級選手権が棺桶に入っちまうだろ?」と切り捨てた。

 奇しくも7月16日は新日本“真夏の祭典"G1 CLIMAX開幕と重なる。ABEMAでのダブル中継も決まった。拳王は「対抗心? もちろんあるに決まってるだろ。そして新日本プロレス、小島聡が持っているGHCヘビー級選手権。小島聡に対する対抗心もメチャクチャあるからな」とキッパリ。あらゆる意味で新日本を超えて、“ノアの拳王"が至宝をその手に取り戻すか。ゴングは間もなく鳴る。

【会見の模様】
――試合に向けた意気込みを

▼拳王「今まで前哨戦とかで色々言ってきたけど、俺の思いはひとつだけだ。ノアの至宝、GHCヘビー級選手権、今、新日本プロレスに流出している。新日本プロレスに流出しているノアの至宝を俺が取り戻す! 以上だ」

▼小島「拳王選手が私に対して『小島がチャンピオンじゃノアの未来が見えない』と言いました。ですが、ノアの現在は私です。この私が一生懸命闘っていれば、おのずとノアの未来が見えてくる。そう信じて闘っています。日本武道館大会、拳王選手をこの右腕のラリアットで、天井にある大きな玉ねぎのそのまた上まで吹っ飛ばしたいと思います」

――今日は赤いスーツではなく緑色のネクタイを締めてきた、その理由は?

▼拳王「たまたま手にとったのが、緑色のネクタイだった。…“そういうこと"だろうな。“そういうこと"なんだよ」

――本当にあらゆる意地を張り合ってきたが、直前に顔合わせてみて、改めて小島聡はどんな存在?

▼拳王「改めて? (※小島の顔を見つめながら)やっぱりムカつく顔してるよな? つい先日…昨日かな? こいつと苦楽をともにした中西学さんのYouTubeを見たんだけど、『小島さんはしたたかですよ』って言ってた。まったくその通りだよ! 俺なんか小島と会って2日で気づいたぞ? それほど“したたか"なんだよ。ベビーフェイス気取ってんだよ! ノアの未来、小島が持ってたら見えてくる? そんなワケねーだろ! 近未来は見えても遠い未来、GHCヘビー級選手権が棺桶に入っちまうだろ?」

――反論はある?

▼小島「私は本当に口下手な人間なんで、あまりうまく話すことはできないんですけど、ムカつくと言われてしまって本当に遺憾だなと思っています。見た目で判断してムカつくとか、そういう心の狭い人間だということで悲しくなっています」

――当日はABEMAで新日本のG1開幕戦とダブルで中継されるそうだが、対抗心などはある?

▼拳王「対抗心? もちろんあるに決まってるだろ。そして新日本プロレス、小島聡が持っているGHCヘビー級選手権。小島聡に対する対抗心もメチャクチャあるからな」