『ABEMA presents DESTINATION 2022』日本武道館(2022年7月16日)
ハードコアマッチ ○ロブ・ヴァン・ダム&田中将斗vsスペル・クレイジー&NOSAWA論外×

 ロブ・ヴァン・ダム(RVD)と田中将斗の豪華元ECWコンビが、ノアの日本武道館大会で実現。ファイブスターフロッグスプラッシュを繰り出すなどして伝説のハードコア空間へといざなった。試合後、完敗を認めた論外だったが、サブゥーを招聘しての再戦を熱望した。

 凶器攻撃が許されるハードコア路線で、かつてアメリカで熱狂的な“信者"を生んだECW。2001年にWWEに吸収されたが、RVDも田中も1990年代後半の若き時代にECWで伝説を刻んだ。

 20年以上の時を超えて、ノアマットでの合体が実現。同じく元ECWでもあるクレイジー、ハードコアファイトの経験豊富な論外を相手にハードコアマッチに臨んだ。

 試合はのっけから白熱。田中がスーパーフライでテーブルを真っ二つにへし折れば、呼応したRVDも鉄柵に固定した論外めがけて、エプロンからニールキックを敢行した。負けじとクレイジーも田中にテーブルへのパワーボムを強行。論外も田中の脳天にギターを振り下ろし、場内は何度も沸く。

 防戦一方の田中が試合を立て直すと、RVDが再登場。蹴り足を掴んでのニールキック、ローリングサンダー(前転からのサマーソルトドロップ)、イスを使っての串刺し顔面低空ドロップキック、ハリウッドスタープレス…と見せ場を連発する。

 クレイジーがアルミバケツを振り回せば、論外は脳天へのイス攻撃を連続して仁王立ちで受け止めて奮闘。だが、RVDはイスごとニールキックで論外を蹴り飛ばすと、問答無用のファイブスターフロッグスプラッシュで3カウントを奪った。

 歓声禁止ながらも、武道館でECWアリーナのハードコアマッチを再現したRVD。試合後は論外やクレイジーとも握手を交わし、RVDポーズを決めてみせた。

 バックステージでは自信満々に「51歳だと思う? 23歳だと思う? わからないでしょう」と断言していたRVDの前に、ダメージを引きずりながらも論外が登場。「次はサブゥーをなんとかして呼ぶから、もう一度来てくれ」とECWで活躍したサブゥーを招聘しての再戦を熱望する。RVDは「もちろん」と即答しつつ、「願い事には気をつけたほうがいいぞ」と指摘していた。

 論外は完敗を認めながらも「もう1回やりたいね。ノアでやるから意味あるよね。俺がまたこういうことを提案すると、ノアファンが嫌がるだろ? それをずっとやり続けるから、俺たちは。次はサブゥーだ、サブゥー」と実現に執念。再びノアの会場でECWアリーナの熱狂が再現されるのか。

【試合後のRVD&田中、論外&クレイジー】
▼RVD「タナカサンはハードコアなパートナーだった」

▼田中「ありがとうございます」

▼RVD「見てごらん。51歳だと思う? 23歳だと思う? わからないでしょう」

※論外とクレイジーがコメントスペースに現れると

▼論外「本当にありがとうございました。次はサブゥーさんを呼んでみんなで。次はサブゥーをなんとかして呼ぶから、もう一度来てくれ」

▼RVD「もちろん。ただ、願い事には気をつけたほうがいいぞ」

※RVD&田中が去っていくと

▼論外「完敗だよな。きつい。まあ、今日はサブゥーの気持ちも背負って。もう1回、サブゥーを日本に呼びたくて。言っても世界のロブ・ヴァン・ダムと俺たち2人とも…彼(クレイジー)もECWにいたけど、初めてロブ・ヴァン・ダムとしかも武道館で。俺も嬉しいよ。一選手として」

▼クレイジー「チョットイタイケド」

▼論外「もう1回やりたいね。ノアでやるから意味あるよね。俺がまたこういうことを提案すると、ノアファンが嫌がるだろ? それをずっとやり続けるから、俺たちは。次はサブゥーだ、サブゥー。以上。完敗だ、ハードコアで」