『2022 SUMMER ACTION SERIES〜大阪鶴見夏フェス2022〜』大阪・花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホール(2022年7月18日)
世界タッグ選手権試合 ○芦野祥太郎&本田竜輝vsT-Hawk& 入江茂弘×

 芦野&本田がT-Hawk&入江に大苦戦を強いられながらも世界タッグ王座初防衛。児玉裕輔をユニットの新メンバーに迎え入れた。

 6・19大田区大会で世界タッグ一発奪取を果たした芦野&本田は初防衛戦の相手にT-Hawk&入江を指名。この日のタイトルマッチを迎えた。7・14後楽園大会における前哨戦ではダブルファイナルベントでT-HawkをKO。優位に立って本番を迎えたが、待っていたのは苦闘だった。

 序盤から芦野にパイルドライバー、本田にテディベアを同時に決める入江の荒技に先制を許した。そのまま本田が劣勢に追い込まれ、芦野が巻き返しに出ても入江にブラックホールスラムで叩きつけられて失速。T-Hawkには逆水平を連発されて押し込まれた。

 それでも芦野はT-Hawkをジャーマンでぶん投げたが、次の瞬間、T-Hawkのケルベロスを被弾。本田もろとも入江のキャノンボールの餌食に。入江のフライングヘッドバットをキャッチしてジャーマンで投げても、T-Hawkのニーアッパー、入江のキャノンボール、T-Hawkのウラジゴクを立て続けに決められ、入江のフライングヘッドバットを食らってしまった。

 #STRONGHEARTSの息もつかせぬ連係に追い込まれたが、ここで本田がスピアーでT-Hawkと入江をまとめてなぎ倒す好フォローを見せた。そして芦野と本田はダブルファイナルベントを敢行。これが勝利の呼び水となった。すかさず本田が入江を頭上にホイップし、キャッチした芦野がジャーマンで投げる連係をズバリと決めると、最後は芦野がTボーンスープレックスで3カウントを奪い取った。

 芦野&本田が大苦戦を強いられながらもT-Hawk&入江を退け、世界タッグ初防衛に成功。防衛ロードの第一歩を踏み出した。「よく耐えたね。見た? こいつの頑丈さ。入江、お前、思いっきり何発もエルボー打っても、こいつの目も死なねぇし、こいつは死なねぇんだよ。そんな攻撃じゃな、俺らの心は折れませんよ」と頼もしげに本田を見やった芦野は「俺たちは9月18日、50周年をこのベルト持ったまま迎えますよ」と誓った。

 そして新たな仲間が加わった。この日、芦野&本田のセコンドに付いた児玉だ。芦野と児玉は約2年前に全日本に乗り込んだ時、Enfants Terriblesの盟友だった。一度はたもとを分かったものの、芦野が「やっぱり児玉裕輔は俺の隣がいいみたいです」と言ったように、この二人の絆は健在だった。これで芦野率いる新ユニットは立花誠吾も含めて4人に勢力拡大。芦野は「今日から児玉裕輔を加えて、あとは東京でお留守番してる立花誠吾。この4人で、俺たちのやり方で全日本プロレス、キッチリ盛り上げていきます」と誓ってみせた。

 次なる二人の大勝負は8月の王道トーナメントで、個人闘争となる。芦野は「そこで優勝したら武道館のメイン。俺は必ず立ちたいんだよ、そこに」と50周年記念大会の主役獲りを見据えていた。

【試合後の芦野&本田、児玉】
▼芦野「よっしゃあ! 新メンバー、児玉裕輔。そのことについては後で。まずは本田、世界タッグ初防衛成功。これはね、素直にうれしいね。うれしい?」

▼本田「うれしいね」

▼芦野「うれしいって。よく耐えたね。見た? こいつの頑丈さ。入江、お前、思いっきり何発もエルボー打っても、こいつの目も死なねぇし、こいつは死なねぇんだよ。そんな攻撃じゃな、俺らの心は折れませんよ。T-Hawk、お前のチョップでちょっとアザになったぐらい。何ともないね。世界タッグにかける思いが違うんだ。わかるか? 俺たちは9月18日、50周年をこのベルト持ったまま迎えますよ。そして王道トーナメントもあるんだ。そこで優勝したら武道館のメイン。俺は必ず立ちたいんだよ、そこに。そのためには8月から始まる王道トーナメントで必ず優勝して三冠のベルト。諏訪魔だな。ブードゥー・マーダーズ言っとくぞ。お前らはな、パワハラの塊なんだよ。凶器使ったりよ、散々キャリア積んで悪いことばっかしやがって。全日本プロレス、全部のユニット潰すぞ、俺たちが」

▼本田「芦野が言ったように…」

▼芦野「俺が言った通りだ。今から同じこと言うぞ。俺が言った通りのことしか言わねぇんだ、こいつは」

▼本田「まぁ、そういうことだ」

▼芦野「そして児玉裕輔が入ってきました」

▼児玉「児玉ですぅ。さっき第1試合の試合後に言った通り、僕と北斗君、ベルト落として二人それぞれ新しい道に進むということで、北斗君はジュニアのベルトに挑戦表明しました。僕はこのチームに参加して。ただ、これ、どっかからか拾ったやつなんだけど、とりあえず僕に似合うサングラスを探すところから」

▼芦野「サングラス探しから始めましょう。今日は大阪の街でサングラス探して」

▼児玉「そうだね」

▼芦野「どこがいいかな? なんば? 心斎橋?」

▼児玉「どっかいいところありますかね」

▼芦野「どっかいいところありますか? 大阪で」

――梅田のあたりとか?

▼芦野「梅田でサングラス買って、うまい飯食って帰ります。立花! 留守番ありがとう。今から帰るよ」


【T-Hawkの話】「おい、コラ。芦野、やっぱ最高だな、お前。だが、片割れ本田。確かによ、認めたくねぇけど、よくなってる。だけど今日はたまたまだ。俺たち誰だと思ってんだ? 全日本プロレス盛り上げるのは所属だけじゃねぇぞバカヤロー。俺たち#STRONGHEARTSがまだまだこの全日本プロレス盛り上げてやるからよ。俺たちの最大の長所は心の強さだ。あきらめが悪いところだ、バカヤロー。何回だって這い上がってやるぞ。あきらめねぇぞ!」