『2022 SUMMER ACTION SERIES』千葉・2AWスクエア(2022年7月24日)
○ジェイク・リー&大森北斗vs野村直矢&渡瀬瑞基×

 ジェイクが元盟友・野村と「喧嘩」で再会。「これでまた俺の中では次が生まれた」とネクストを見据えた。

 7・14後楽園大会で諏訪魔の軍門に下り、初防衛戦で三冠王座から陥落したジェイク。すでに気持ちを切り換え、再浮上を図る構えだが、その絶好の舞台となるのが8月シリーズの王道トーナメントだ。

 この日の相手は7・14後楽園大会に続く参戦となった野村&渡瀬のREAL BLOOD。青柳兄弟に勝利し、野村が「宮原、ジェイクとやらせろ」と要求。この日、その一人である前三冠王者・ジェイクとの再会対決が実現することになった。

 ジェイクと野村は2017年7月、第76代世界タッグ王者に君臨し、ユニット・陣でも共闘した元パートナー同士。ジェイクは場外戦でエルボーを連発する野村にミドルキックで応戦し、「喧嘩しようぜ」と投げかけた。その言葉通り、北斗の劣勢に飛び込んだジェイクがフロントハイキックを連発すれば、野村はエルボー連打で応戦。その後、ジェイクも強烈な串刺しフロントハイキックで野村をダウンに追い込み、ランニングローキックを連発して蹴りまくった。

 そして両者は火が出るようなエルボー合戦で意地を張り合った。これは野村がワンツーエルボー連打で押し込み、スピアーでなぎ倒して一矢報いた。さらに野村がフロッグスプラッシュ、渡瀬がダイビングフットスタンプを立て続けに放つなど攻勢を続けたが、ジェイクはレッグラリアットで野村を蹴散らし、ジャイアントキリング連打、D4Cでたたみかけて渡瀬を仕留めた。

 ジェイクと野村の再会対決はまさに喧嘩腰となった。試合後、ジェイクが「お前が何のために今ここにいる? お前の口から本音を聞かせてほしい」と迫ると、野村は「俺がここに来た理由は呼ばれたから来たんだよ」と返答。野村の本音を引き出したジェイクは「俺はこの試合をやる前、あいつは興味がない対象だった。けど、やっぱりやればやるほど面白いもので、グチャグチャな試合になったのは申し訳ない。けど、これでまた俺の中では次が生まれた」とネクストを見据え、「お前は呼ばれたから上がってる? 興味のなかった俺がこういうのも何だけど、それを変えてやるよ。このリングだから上がりたいにしてやるよ」と自らの手でそれを生み出していく構えだ。

 バックステージで「はっきり言って俺はあんたとやるのが面白いよ」と笑みを浮かべたジェイク。対する野村も「あいつがそんなもっとやり合いたいっつうんなら、あいつをもっとボコボコにしてやる。今日はやり足りないね。もっとやりたいね」と希望しており、二人の戦いがこの日を機に本格化していくことになりそうだ。

【ジェイクの話】「あぁ、やっと本音言ってくれたな。ただ呼ばれたから。お客さん悲しいだろ? ただ呼ばれただって。けど、逆に捉えてみろ、お客さん、野村直矢を応援するファンの人たち。それほど彼には需要があるってことだ。けど、やっぱりやってる側として、ただ呼ばれたから名前を出されたっていうのは正直、モヤモヤする。わかりますよね? 俺じゃなくても俺の立場になってくれたらわかると思いますけど。だから、ただ呼ばれたからじゃなくて、面白いから戻ってきたにしてやるよ、俺が。はっきり言って俺はあんたとやるのが面白いよ」


【試合後の野村&渡瀬】
▼野村「いやぁ、何かジェイクが何のために全日本に来た?とか言ってるけど、リング上で言った通りだよ。でもあいつがそんなもっとやり合いたいっつうんなら、あいつをもっとボコボコにしてやる。今日はやり足りないね。もっとやりたいね」

▼渡瀬「俺は呼ばれなくても来るぞ。借りが1個できたんだよ。しつこいぞ、ジェイク。勝つまでいくからな。終わりじゃねぇぞ。覚えてろ」

▼野村「次の王道トーナメントありますけど、そこで一人ずつぶっ倒して、とりあえず全員を黙らせますよ。今日のジェイク、話長ぇよ。めんどくせぇよ」