『第9回王道トーナメント』東京・後楽園ホール(2022年8月7日)
1回戦 ○宮原健斗vsTARU×

 宮原が「負けたらブードゥー・マーダーズ復帰」を迫っていた総帥・TARUを返り討ちにして王道トーナメント1回戦を突破。「ブードゥー・マーダーズ入るか入らないか問題は今日で終わりだ」と宣言し、「王道トーナメント、俺以外いねえだろ! 俺がやらなきゃダメだろ!」と4年ぶりV2へ向けて吠えた。

 2018年覇者・宮原は当初、1回戦で諏訪魔と対決する予定だった。が、三冠王者・諏訪魔が「優勝者の挑戦を受ける」と宣言してボイコット。代わりに名乗りを上げたTARUと対決することになった。

 宮原に「負けたらVM入り」を迫っていたTARUは今月2日の会見でも「全日本のためにもう一度戻ってこい」と要求。最高男を襲撃し、警棒で左腕に痛手を負わせた。

 宮原は左腕にテーピングを施して出陣。しかもロングタイツは赤と黒のVMカラーで何とも思わせぶりだった。TARUは案の定、手段を選ばず。セコンドに付いたKONOと歳三に介入させ、イスで宮原の左腕をめった打ち。宮原ファンの男の子の前で最高男をいたぶって泣かせた。

 宮原も反撃に移るものの、歳三のポリタンク攻撃を食らって止められてしまう。それでもエルボー合戦で渡り合い、ブラックアウトを連射したが、シャットダウン狙いはTARUが急所蹴りで阻止。顔面蹴り、イス攻撃で追い込むと、「もらった宮原!」とTARUドリラーで突き刺した。

 万事休すと思われたが、宮原は何とか肩を挙げた。TARUが再び狙ったTARUドリラーを不発に終わらせると、ラリアットを食らっても、パウダー攻撃をKONOに誤爆させて回避。すかさずスタンドブラックアウト、シャットダウン・スープレックス・ホールドで一気にたたみかけて3カウントを奪った。

 宮原がTARUに苦しめられながらも逆転勝利を収め、1回戦を突破。8・14新木場大会における2回戦で「石川vsサイラス」(8・11名古屋)の勝者と対決することになった。

 VM勧誘問題によって宮原ファンをやきもきさせてきたが、最高男はこれに終止符を打った。改めて諏訪魔から勧誘された宮原はHAYATOを暴行し、VM復帰を匂わせておいて、諏訪魔にフロントハイキックを見舞って拒否を意思表示。「ブードゥーに入るかバカ!」と吐き捨て、「諏訪魔! お前は敵で嫌いだ。地獄に落ちろ!」と諏訪魔の言葉を拝借して通告。バックステージでも「ブードゥー・マーダーズ入るか入らないか問題は今日で終わりだ」と断言した。

 ともあれ 4年ぶり2度目の優勝へ向けて会心の勝利で始動した。この日、三冠王者・諏訪魔が9・18武道館大会で優勝者を迎撃すると宣言。宮原は「王道トーナメント、俺以外いねえだろ! 俺がやらなきゃダメだろ!」との自負とともに、このまま武道館まで突き進む。

【宮原の話】「ブードゥー・マーダーズ入るか入らないか問題は今日で終わりだ。散々今日までもたすのが大変だったよ。ファンのみんなにはちょっと入るかもしれないみたいな空気もあったしな。大変、大変。私生活大変よ。ブードゥーに追われて大変。でも、今日で終わり。次は石川修司orサイラスだ。その前に名古屋があるからな。王道トーナメント、俺以外いねえだろ! 俺がやらなきゃダメだろ! ブードゥー・マーダーズ、諏訪魔、お前は敵だ」

※TARUはノーコメント