『Road to PETER PAN 2022 in YOKOHAMA』が6日、神奈川・横浜ラジアントホールで行われ、DDT UNIVERSAL王者・高梨将弘が上野勇希との前哨戦に快勝。「お前はこのベルトがなくったってDDTのトップに立つ選手だよ」と上野を絶賛したうえで「このベルトは必要ないんじゃないか?」と投げかけた。

 8・20大田区大会で王者・高梨に上野が挑戦するUNIVERSAL王座戦を控える。この日は高梨がクリス・ブルックス、上野が高尾蒼馬とそれぞれ組んでの前哨戦が組まれた。上野がシャイニング・ウイザード、ブリザード・スープレックスで果敢に攻め立てれば、高梨はフロッグスプラッシュを剣山で阻止。クリスとの好連係でペースを握ると、最後はEverclear(合体式丸め込み)で高尾から3カウントを奪った。

 前哨戦は王者・高梨に凱歌が上がった。「タイ遠征は楽しかったな。ベルトを持って世界中回るのは俺しかできねぇ防衛ロードだと思ってるよ」と改めて強調すると、「上野がこのベルトを踏み台にして、DDTのもっと上を行くって? お前はこのベルトがなくったってDDTのトップに立つ選手だよ。無差別級のベルトを巻くって思ってるよ」と上野を絶賛。「前王者のMAOと同じことを思ってる。このベルトは必要ないんじゃないか? 無差別級獲ったときに『UNIVERSALで負けた高梨さんと防衛戦したい』って言わせてやるから」と独特の言い回しで防衛を予告してみせた。

 一方、上野は「欠場中に挑戦が決まって、ありがたい。シングルどころか、タッグでも高梨さんをじっくり見据えて試合をしたのは初めてくらいだった。やっぱりミステリアスで強くてずるいレスラーだと思いました」と王者の曲者ぶりに一目を置いた。「僕のモチベーションはDDTをもっと大きくして、背負える男になるってこと」と言い切ったうえで、「そのために高梨さんに勝ってUNIVERSAL獲りたい」と1年ぶりの返り咲きを見据えていた。