『G1 CLIMAX 32』広島サンプラザホール(2022年8月10日)
Dブロック公式戦 ○エル・ファンタズモvsデビッド・フィンレー×

 ファンタズモがフィンレーを技あり料理。2勝目を上げてブロック突破へ望みをつないだ。

 フィンレー3勝1敗、ファンタズモ1勝3敗で迎えたDブロック公式戦。のっけから好調なフィンレーが巧さをみせて存在感を際立たせたものの、ファンタズモもインサイドワークで深入りを許さず。逆にケブラーダ、トップロープからのセントーン・アトミコなど空中弾を連発して反撃に出た。

 フィンレーが逆襲に転じても、ファンタズモも丸め込んでペースを崩すや、前転からのライオンサルトを投下したものの、フィンレーも譲らず。逆に追撃をひざ上への強烈バックブリーカーで切り返すや、豪快な旋回式ブルーサンダーで叩きつけ、一気に必殺のACID DROP発射に成功した。

 かろうじてキックアウトしたファンタズモも、ならばとコーナーに上がったファンタズモを股間からコーナーに落とすや、三角飛び式の延髄斬りをズバリ。コーナー最上段からの雪崩式フランケンシュタイナーからの得意のサンダーキス86で仕留めにかかったものの、フィンレーも3カウントは許さない。

 逆に続くCRIIを後方回転エビ固めで切り返したものの、ファンタズモも丸め返して回転エビ固めに発展。カウント2の応酬が続いたものの、回転十字固めに変調したファンタズモが電光石火の3カウントを奪い去った。

 最後は技巧戦を制したファンタズモが脱落回避の2勝目。「これだけのことを親父さん(デイブ・フィンレー)から教わったのか!? 見た目こそダッセェけど、実力はスゲェんだな」とフィンレーの実力を認めたフィンレーは、残る8・16日本武道館大会での鷹木信悟戦を見据えた。

 なぜか今G1ではバックステージでハンバーガーを食べ続けてきたフィンレー。「なんで毎日のように俺がこんなジャンクフードを食べてるのか気になってきただろ? 教えてやるよ……。あれは1カ月ほど前のことだ。シンゴ・タカギにジュニアヘビー級の俺じゃ、アイツのようなヘビー級相手じゃ話にもならないって言われた。でも俺はニュージャパン・プロレス史上最高のヘビー級選手を目指してる。オマエの想像を遥かに超えるくらいのな! だから、シンゴ、俺は毎日チーズバーガーを食ってデカくなろうとしてんだ」と告白。諸々おかしな気もするが、とにかく鷹木戦への並々ならぬ“執念"をむき出しにした。

【ファンタズモの話】「(※ハンバーガーとミネラルウォーターを手に入ってきて、イスに座って、ハンバーガーをかじりながら)よっしゃ! これだよ、これ! ウーッ! 日本の某ハンバーガー屋のダブルチーズバーカーが食べたくてたまらなかった! さすがにみんな、なんで毎日のように俺がこんなジャンクフードを食べてるのか気になってきただろ? 教えてやるよ……。あれは1カ月ほど前のことだ。シンゴ・タカギにジュニアヘビー級の俺じゃ、アイツのようなヘビー級相手じゃ話にもならないって言われた。でも俺はニュージャパン・プロレス史上最高のヘビー級選手を目指してる。オマエの想像を遥かに超えるくらいのな! だから、シンゴ、俺は毎日チーズバーガーを食ってデカくなろうとしてんだ。シンゴ、俺は血のにじむような努力をしてるんだ。そしてオマエや、ジェイ、ナイトー、オカダたちに匹敵するようなヘビー級になるんだ。フィンレー……クソッ、オマエ、スゲェじゃねえか! これだけのことを親父さんから教わったのか!? 見た目こそダッセェけど、実力はスゲェんだな。まぁ、それはそうと、BULLET CLUB IS 4 LIFE!」

【フィンレーの話】「(※イスを手にやって来て、背もたれを前にして座る)クソッ。全く思ってた結果とはならなかった。これで準決勝進出から遠のいてしまったな。今日ここで勝ってたら、準決勝が確定してたかもしれないってのに……。あいつにやられた。やられたよ。いつもの俺のやり方で、今日はあいつに一本取られた。いやぁ、やられてしまった。ファンタズモ、さすがだよ。これでお前は4点か? 6点か? Dブロックも面白くなってきたな。最終的には7人が同点で並ぶ展開もあり得るんじゃないか。(※スタッフに向かって)気づいてたか? 7人が並んで終わったらどうなるんだ? まぁ、関係ないよ。だってそんなのは俺が阻止するから! YOSHI-HASHI、次はオマエだ! 次で絶対に勝たないといけない! 負けられない! 勝つ以外の選択肢は俺にない! だから(YOSHI-HASHIには)意地汚くて、凶暴で、なりふり構わないデビッド・フィンレーでオマエに向かっていくから、覚悟しとけよ! オマエにとって今年最後の試合になるかもしれないぞ。もう勝つために手段なんて選んでられないんだ、YOSHI。覚悟しとけ」