『N-1 VICTORY 2022』広島サンプラザホール(2022年8月14日)
Aブロック公式戦 ○潮崎豪vs望月成晃×

 潮崎が熱闘の末に望月を下してN-1で2連勝。8・17仙台大会での拳王戦に向けて「拳王という壁を粉々にブチ抜いていきます」と予告した。

 1勝1敗で迎えた3戦目。潮崎は開幕2連敗中のDRAGONGATE・望月と激突した。両者は2年前のN-1公式戦で対戦。その時は望月が勝利したが、今年3月のシングルマッチでは潮崎が雪辱を果たしていた。

 望月にチョップ合戦を誘われた潮崎は逆水平を避けられて鉄柱へ自爆。腕にダメージを負うと、その後も一点集中攻撃を受けて守勢を強いられる。蹴りもピンポイントに右腕に食らい、関節技にも捕まって、なかなか主導権を奪えない。起死回生で狙った豪腕ラリアットも空を切り、脇固めに捕まると、バズソーキックで側頭部を蹴り飛ばされて大ピンチを迎えた。

 それでも潮崎は望月のツイスター狙いを利用し、ゴーフラッシャーを決めて反撃ののろしを上げる。ローリング袈裟斬りチョップやローリング手刀を乱れ打って猛攻。ムーンサルトプレスは時期尚早で読まれてしまい、ジャーマンスープレックスホールドで投げられてしまったものの、望月得意の三角蹴りを読んで、左腕ラリアットでカウンターで見舞い、ついに勝機を掴んだ。

 これ以上負けられない望月は三角絞めに引きずり込んで再び腕を狙うと、潮崎のハンマーパンチにはビンタで果敢に応戦。カウンターの真・最強ハイキックもクリーンヒットする。しかし、意地でも倒れない潮崎は豪腕ラリアットを一閃。望月はフォールを返して粘りを見せたものの、潮崎はリミットブレイクでダメ押しし、接戦をものにした。

 初戦は藤田和之に敗れた潮崎だったが、アンソニー・グリーンに続き、望月を破って2連勝。上昇気流に乗った。「この2連勝は俺にとってとてつもなくデカいよ」と手応えを示した潮崎は、「あの2人に勝ってことは、N-1優勝に近づいたも同然だよ」と初優勝に自信を深めた。

 次戦となる8・17仙台大会ではGHCヘビー級王者の拳王と激突する大一番。潮崎は「単純にどっちがつえーか、それを比べることのできる選手だからね。潮崎豪を存分に出して、ブチ破っていきますよ。GHCチャンピオンではあるけれども、そこは関係なしに俺が拳王という壁を粉々にブチ抜いていきます」と真っ向撃破を予告した。

 一方、望月は痛恨の開幕3連敗。この結果でブロック突破は絶望的に。「笑ってくれよ、もう。笑うしかねえよ」とぼやくしかなかったが、「でもな、俺は生きてるぞ」と巻き返しに執念を燃やしていた。


【試合後の潮崎】

▼潮崎「すげーな! つえー。望月選手、すげーな…。今年のN-1、本当にクセモノ揃いでね。初戦は落として、次はアンソニー・グリーンもクセモノだった。そして望月選手、強いね。クセモノどころかつえーよ、あの人は」

――これで2連勝

▼潮崎「この2連勝は俺にとってとてつもなくデカいよ。まだ後に控えてる選手もいるけど、この2連戦を勝利で進めることができた。これも俺にしか経験できないことだからね。あの2人に勝ってことは、N-1優勝に近づいたも同然だよ」

――次の仙台では拳王戦

▼潮崎「そうだね。単純にどっちがつえーか、それを比べることのできる選手だからね。潮崎豪を存分に出して、ブチ破っていきますよ。GHCチャンピオンではあるけれども、そこは関係なしに俺が拳王という壁を粉々にブチ抜いていきます。I am NOAH」

【望月の話】「(コメントスペースで崩れ落ちると)まあ、曲がりなりにも去年まではなんとか1位争いしてたんだけど、今回は開幕3連敗。笑ってくれよ、もう。笑うしかねえよ。でもな、俺は生きてるぞ。以上」