8・20大田区大会へ向けた会見が16日、東京・渋谷区のライブハウスduo MUSIC EXCHANGEで行われ、KO-D無差別級王座戦を争う王者・樋口和貞、挑戦者・遠藤哲哉が出席。自ら指名した前王者との初防衛戦へ向けて樋口が「遠藤哲哉とDDTを見せて、DDTを世界に届けたい」と誓えば、返り咲きを狙う遠藤も「この試合はDDTが世界に広まる一戦になる」と言い切った。

 『サイバーファイトフェスティバル』(6・12さいたまスーパーアリーナ)で当時、KO-D王者だった遠藤が脳震とうを起こし、直後の『KING OF DDT 2022』を欠場。遠藤が返上したベルトがかけられた同トーナメントを初制覇した樋口が新王者となった。そして初防衛戦の相手に前王者・遠藤を指名し、真夏のビッグマッチでのタイトルマッチが決まった。

 早期返り咲きのチャンスを得た遠藤は「不本意な形で返上して、タイトル戦で負けてしまったわけでもなくて、第78代王者は不完全燃焼で終わってしまいました」と悔しさをにじませる一方で、「過去3度このベルトを獲得していて、そのたびにベルトにドラマ、ドリームを見せてもらいました。このベルトにはかなり思い入れがあります」と言い切った。

 「樋口選手は6月12日、同じリングに立っていた仲間であり、後輩ですけどライバルと思っています。このベルトへの思い入れは僕と同じくらい強いと思います。このタイトル戦に向けても、僕と同じ感情じゃないかなと思います」と王者に認めた遠藤。そこには「樋口が言った“俺たちのDDTを見せよう"という言葉が強く残っていて、あの言葉を言われてうれしかったんです。樋口もDDTを大きくしよう、広めていきたいと思ってると思う。その気持ちは自分も一緒です。この試合はDDTが世界に広まる一戦になると思います」と高い志が一致している喜びが含まれており、「もちろん最後に立ってるのはこの俺、遠藤哲哉です」と頂点返り咲きを予告してみせた。

 王者・樋口は「俺が言った“俺たちのDDTを見せよう"ってことが、この2人ならできると今思いました」と確信するように断言した。「このベルトへの思い入れは強いです。だからこそベルトを懸けて、大田区という舞台で戦えるのは感慨深いような気持ちです。トーナメントで優勝して、ベルトを獲ったけど、やはり遠藤哲哉を倒してないというのが、どこかに引っかかるものがある」というのが遠藤を指名した最大の理由で、「大田区で白黒をつけて、自分が強さの象徴として、ベルトを腰に巻いて、DDTの真ん中にいたい。そして、初防衛戦を乗り越えて、戦いたい相手たちとDDTを盛り上げていこうという気持ちもあります」と誓うばかり。「まずは遠藤哲哉とDDTを見せて、DDTを世界に届けたい」と初防衛をその足がかりとする構えをみせた。

 両者の一騎打ちは昨年6・20後楽園大会における「KING OF DDT」2回戦以来、1年2ヵ月ぶり。当然ともに前回よりも進化を遂げての対戦となるだけに、遠藤は「前回は僕が負けてます。シングルの戦績では五分くらい。約1年ぶりのシングルで、お互いに当時とは立場も進化してる部分もあると思うんで。1年前の樋口だとは思わずに、新たな気持ちでリングに立ちたい」との構え。樋口は「手探りとか関係ない。樋口和貞と遠藤哲哉、お互い力の限りやって。過去のシングル戦績とかあるでしょうけど、関係なく、今やってどっちが強いか。それだけです」と言い切った。

 また、3・20両国大会でプロレスを引退したタレント・LiLiCoの大田区来場が決まった。VTRで「あれからもう5ヵ月、身体がウズウズしてきました。なので、大田区大会に行かせていただきます!」と宣言したLiLiCoは「みんながビックリするようなお知らせもあるので、ぜひ来てください! 8月20日大田区総合体育館で待ってるぜ!」と予告した。