8・20大田区大会へ向けた会見が16日、東京・渋谷区のライブハウスduo MUSIC EXCHANGEで行われ、DDT EXTREME新王者のジョーイ・ジャネラが「DDTの歴史で最も狂った試合」を予告し、挑戦者・勝俣瞬馬を渋谷の路上でKOした。

 ジャネラはDDT初参戦となった8・14後楽園大会で彰人を蛍光灯IPPONデスマッチで破り、いきなりEXTREMEベルトを奪取。勝俣がタイトル戦を要求したことで、大田区大会で組まれていた両者のスペシャルハードコアマッチが王座戦に変更された。

 勝俣は昨年3月に第50代王者から陥落以来、1年5ヵ月ぶりの返り咲きを狙う。DDTにおけるハードコアの第一人者とあって「(ジャネラが)ちょうどベルトを獲ったということで、こんなチャンスはない。ベルトを獲って価値を上げて、僕にしかできないEXTREMEのベルトにしたい。チャンスをつかみ取って、逆に僕が米国に行って、僕がジャネラを指名したい」と戴冠後のプランを明かした。

 8・14後楽園大会でのジャネラの印象について問われ、勝俣は「あの試合では狂った感じは見えなかったんで。すごくうまい選手で一本取ってたんで、アイデアだったり、幅の広い引き出しをもってる選手だと思う」と分析。「それに対応できるよう、僕もアイデアを考えてやりたい。スペシャルハードコアですけど、ハードコアで収まるか分からない」と自信をのぞかせた。

 ジャネラは戴冠からわずか6日後に初防衛戦を迎える。「彼はこれをもっと高いステージに上げると言ってるけど、今俺が持ってるだけでステージは上がってるんだ」と豪語し、「お前の目標は俺を倒して米国に行きたいのかもしれないが、これこそ俺の目標でありゴール。DDTのリングに上がってベルトを獲るのを目標にしてきた。18年間思い描いて、今こうして手にしてるんだ」とDDTでのベルト戴冠が長年の宿願だったことを明かした。

 「俺は米国のインディーシーンで一番コネクションをもってる。今米国で一番のインディーシーンはGCW。俺を倒すことができたなら、俺がGCWに推せんしてやる。ただ、それが実現することはない」。そう断言したジャネラは「防衛して、EXTREMEのベルトをさらに高いステージに引き上げる」と宣言。「今日は行儀の悪いことは決してしない。でも、大田区でお前は生き残れない。DDTの歴史で最も狂った試合をしてみせる」と予告した。

 その後、フォトセッションで両者が握手を交わすと、勝俣がクラッカー攻撃で奇襲。激怒したジャネラはつかみかかって張り手でお返しした。関係者が止め、その場はなんとか収まったものの、全会見が終了しようとした時、二人が会見場になだれ込んで乱闘に発展。イス攻撃を見舞ったジャネラは勝俣を会場の外に連れ出し、路上でDDTを敢行。「最も狂った試合」の予告編とばかりに勝俣をKOしてみせた。