ノアとDRAGOGATEの合同興行が11月11日に東京・後楽園ホールで開催されることが決まった。第1弾カードとして「YAMATOvs吉岡世起」など2試合が決まったが、“アンバサダー"に就任した原田大輔は「夢のある大会にしたい」とカード案を広く公募した。

 今月4日のDRAGONGATE大阪大会に小峠篤司らノアジュニア正規軍4選手が電撃登場。合同興行を持ちかけ、Kzyから「祭りにしよう」と同意を得ていた。この日開催が正式発表され、第1弾カードとして「YAMATOvs吉岡世起」「菊田円&布田龍&望月ジュニアvs稲村愛輝&矢野安崇&藤村加偉」の2カードも発表された。

 都内ホテルで開かれた発表会見にはDRAGONGATEから斎藤了GM、YAMATO、ノアからは原田大輔、吉岡世起がそれぞれ出席。首の負傷で欠場中の原田は“アンバサダー"として大会に関わる。

 まず会見で友好ムードにくさびを打ち込んだのはYAMATOだった。吉岡からの一騎打ち要求を受けて立ったが「ウチのKzyっていうバカが“祭りを盛り上げよう"みたいなバカなこと言ってる。そんなに祭りが好きだったら、テメーひとりで裸踊りしとけ。おい吉岡、おめーも同じような気持ちで来るんだったらな、タダじゃおかねえからな」と畳みかけた。

 吉岡も「このカードが組まれた時点でお祭り騒ぎっていうのは他の選手に任せて、僕はYAMATOさんしか見えてない」と呼応。「福山にいた時、DRAGONGATEさんの会場に観に行ったりしてたんですけど、その時に一番印象に残ってるのが当時ベルトを持っていたYAMATOさん。その時からDRAGONGATEの象徴というイメージ」と回想しつつも、「チャレンジするっていっても負けるつもりはなくて全力で勝ちにいきます。このYAMATOさんを攻略できたら、これからの扉も開くと思う」と強調した。

 ノアのアレハンドロもドラゴン・キッドとのタッグ結成を希望しているが、斎藤GMは「選手の気持ち、流れを見ながら、今後の他の対戦カードにつきましてもノアさんとしっかり協議して、リングの流れを見極めながら、大会ならではの、ここでしか見られない豪華なカードをラインナップしていきたい」と緊張気味に説明。反響次第では合同興行の継続開催にも意欲を示した。

 一方でYAMATOから「出てくださいよ」と水を向けられた斎藤GMは「他のノアさんの選手から万が一ですよ。万が一、名前が出るようなことがあれば検討させてもらいます」と“選手"としての出場にも含み。

 “アンバサダー"原田は「せっかくなんで夢のある大会にしたい。ファンの皆さんもこの大会で見たいカードがあれば、ハッシュタグ、#GLOBALDREAMを添えてツイートしてください」と対戦カード案を広く公募し、「皆さんの声を届けて、一緒にこの夢のある大会を作っていきましょう」と呼びかけた。

 同大会の決定分カード、会見でのコメント詳細は以下の通り。


【NOAH】11/11(金)東京・後楽園ホール『GLOBAL2days WRESTLE UNIVERSE presents GLOBAL DREAM』17:30開場、18:30開始

▼6人タッグマッチ
藤村加偉
矢野安崇
稲村愛輝
vs
望月ジュニア
布田龍
菊田円

▼シングルマッチ
吉岡世起
vs
YAMATO


【会見の模様】
▼斎藤GM「本日は対戦カードをまず二つ発表させていただきます。先日の9月4日、DRAGONGATE大阪大会にてプロレスリング・ノアの正規軍4選手がリングに登場しました。その際、ノアの正規軍の方からDRAGONGATEの選手と戦いたい、この選手と戦いたいという名前が挙がってましたので、その気持ちを汲んだカードになっております。まず一つ目ですがシングルマッチ、吉岡世起vsYAMATOが決定しております。そしてもう一つが6人タッグマッチ。望月ジュニア&布田龍&菊田円vs藤村加偉&矢野安崇&稲村愛輝。その2カード決定させていただきました」

▼YAMATO「先日の9月4日、DRAGONGATEの大阪大会にノアのジュニア正規軍の4人が乱入って言っていいのかな? 大阪に来て、その時にウチのバカが、ウチのKzyっていうバカがノアのジュニアとDRAGON GATE一緒になって祭りを盛り上げようみたいなバカなこと言ってる。バカ言ってんじゃねえよって! そんなに祭りが好きだったら、てめえ一人で裸踊りしとけよっつうんだよ! おい、吉岡。おめえも同じような気持ちでくるんだったらな、てめえタダじゃおかねえからな!」

▼吉岡「自分の中でDRAGONGATEといったらYAMATOさんというイメージが強かったので、最初からですけど、僕はそのYAMATOさんにチャレンジしたいと思ってます。ただ、チャレンジするっていっても負けるつもりはなくて全力で勝ちにいきます。このYAMATOさんを攻略できたら、これからの扉も開くと思うので全力でいきたいと思います」

▼原田「プロレスリング・ノアの原田大輔です。まずノアファンの皆さん、先月の名古屋大会から首の負傷で欠場になり、大変申し訳ありません。今回、DRAGONGATEさんとプロレスリング・ノアの合同大会。まったく畑も環境もスタイルも違う二つの団体が一つの大会を作り上げる。これは俺は凄く魅力的だと思います。祭りなのか、さっきも言ったように潰し合いになるのか。交流戦なのか対抗戦なのか。そういった意味でもこの大会、魅力になると思います。自分自身、出たいです! ただ、まだ首の状況がそういう状況じゃないです。だからこそ、この大会、アンバサダーとして盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いします」

――祭り、対抗戦などいろんな意見があるが、GMの見解は?

▼斎藤GM「僕はホントにリング上は選手あっての大会になると思います。どんな化学反応が起きるか、実際、僕も想像つきませんので、選手の熱を見極めながらの大会になると思います」

――アレハンドロ選手がドラゴン・キッド選手とのタッグを希望しているが、その意向も汲んでいく?

▼斎藤GM「もちろんそうですね。本日2カード発表させていただきましたけど、それ以外にも吉岡選手やアレハンドロ選手のようにDRAGONGATEのこの選手とやりたいという希望もこれから他の選手からも出るかもしれません。もちろんDRAGONGATEの方からもノアさんの誰と絡みたいとかそういう希望が出るかもしれません。そのへんの選手の気持ち、流れを見ながら、今後の他の対戦カードにつきましてもノアさんとしっかり協議して、リングの流れを見極めながら、大会ならではの、ここでしか見られない豪華なカードをラインナップしていきたいなと思っていますので、続報をぜひお楽しみに待っていてほしいなという気持ちです」

――YAMATO選手から潰し合いとの発言があったが

▼吉岡「このカードが組まれた時点でお祭り騒ぎっていうのは他の選手に任せて、僕はYAMATOさんしか見えてないです」

――YAMATO選手を希望した理由は?

▼吉岡「以前、自分が福山にいた時、DRAGONGATEさん会場に観に行ったりしてたんですけど、その時に一番印象に残ってるのがYAMATOさん。その時ベルトを持ってたと思うんですけど、そこからDRAGONGATEの象徴というか、そのイメージが自分の中でYAMATOさんになってるので、こんな機会がまたいつあるかわからないので、自分は最初から一番自分の中のイメージと戦いにいきたいと思ってます」

――吉岡選手の言葉を聞いて?

▼YAMATO「まあ、さっきリング上は潰し合いだと。そんな祭り気分だったら、てめえタダじゃおかねえからなと。そう言いましたけどね。そこまで褒められたら、ちょっと俺も気分よくなっちゃうよ」

――YAMATO個人として戦うのか、DRAGONGATEを背負う気持ちなのか?

▼YAMATO「そんな大それた気持ちはないですよ。結果的にDRAGONGATEを背負う形になってしまってるけど。他に背負う人間がいないから。僕は別に個人でDRAGONGATEを背負ってって思ったこと一度もなくて。ただ、結果的に僕が背負ってます。そこはイコール、どっちもです。結果的に背負ってる。そういうことです」

――全試合数は?

▼斎藤GM「まだ全然そのへんもこれからになってくるかなとは思います。ただ、先ほども言いましたけども、せっかくやる大会ですから、こんな記念大会なんで出し惜しみなく可能な限り豪華なカード、そして見ていただくお客さんに全力で楽しんでいただけるような対戦カードにしていきたいと思ってます」

▼YAMATO「出てくださいよ」

▼斎藤GM「うるさいよ」

――斎藤GM自身の出場は?

▼斎藤GM「そのへんもリング上の流れとか、他のノアさんの選手から万が一ですよ。万が一、名前が出るようなことがあれば検討させてもらいますけど、僕じゃなくてもDRAGONGATE選手いっぱいいますので、出ないことを僕は願ってます」

――ノアの選手がトライアングルを巻いた時、矢面に立っていた感があるが?

▼斎藤GM「あれはノアの選手というか、ペロスなんで。ペロスの勝手な行動に僕が腹立ってただけのことであって。正規軍の方とか特に感情はありませんので。全てペロスが悪いです。実際そこまで僕は詳しく見てる方でもないので、こういう大会で『あ、こんな選手いるんだ』っていう発見ももちろんあると思います。そのへん僕自身、楽しみにしてます」

――今回DRAGONGATEから若い選手も対抗戦にラインナップされているが、選手たちに期待することは?

▼斎藤GM「今の2カードに関してはDRAGONGATEvsノアの図式のカードになっていると思います。この他にはもしかしたらDRAGONGATEとノアの選手が組んだりとかってカードも出てくるかなと思いますので、その中でもDRAGONGATEの選手には全員ノアを食ってくれよって気持ちはもちろんあります」

――今後、継続的な開催を視野に入れている?

▼斎藤GM「もちろんそうですね。今回一発目ですので、この大会の結末がどうなるのか僕もわかりませんし、もしそういった盛り上がりを見せれば、2回、3回と考えていく必要があると思いますけど、あんまり乱発するような大会でもないので、開催するタイミングとかはしっかり見極めながら今後検討していくことになると思います」

――9月4日に突如として吉岡選手から対戦表明されたが、最近困ったこと、怖かったエピソードはある?

▼YAMATO「え? 今なんて言いました?」

――最近困ったことや怖かったエピソードはある?

▼YAMATO「それ聞いて何になるんですか?」

――突然の対戦表明だったので、そういうのを今回受け止められたのかと?

▼YAMATO「誰かに操られてます? もしかして。困ったこと?」

▼斎藤GM「たぶん今一番困ってます」

▼YAMATO「いや、何かあったんですよ。なんかあったんで、ちょっと思い出す時間をください。その間、GMに質問があったら」

▼斎藤GM「あったんだろ? 言っちゃえよ」

▼YAMATO「それ思い出してるんで…」

▼週刊育毛・堀口元気「皆さんこんにちは。週刊育毛の堀口と申します。引き続き斎了GMに質問なんですけど、NOSAWA論外選手からいろいろちょっかいかけられてるみたいなことがあったんですけど、それを今どうお思いでしょうか? 漢字1文字で返答してください」

▼斎藤GM「無です」

▼週刊育毛・堀口元気「ありがとうございます。引き続き斎了GMに質問なんですけども、今日のスーツのポイントとか、そういったものを教えていただければ。(斎藤GMが返答しようとすると)ありがとうございます。以上です」

――そろそろ思い出された?

▼YAMATO「あのー、えーと、僕、岩手県の一関生まれなんですけど、10月2日に約3年ぶりに凱旋大会がありまして。それで何度か岩手と神戸を行き来してるんですけど、この前、これ結構前の話なんですけど、地元帰ってみんなでイエーイってやってるじゃないですか。僕、結構お酒好きなんですよ。でも結構弱いんですよ。あっという間に強制送還させられて、たぶん伝えてなかったんでしょうね。タクシーの運転手に僕の実家の場所を。僕がすぐにタクシーの中で寝ちゃったんですよ。そしたら目が覚めたら地元の警察署だったんですね。夜中の3時にウチの御年75歳の母ちゃんが迎えに来て、二人で謝って。それから母ちゃん不眠症になったらしいんですね。後日、大会の前に路上駐車とかで迷惑かけるかもしれないんで、地元の警察署にあいさつに行ったら、『あ、あの時のあんちゃん!』って。『その節はお世話になりました』ってそんな話です」

▼原田「YAMATO選手、記者の顔見てください」

▼YAMATO「いや、誰もこっち見てないんで…」

▼原田「大会の話どんどんずれていったんで戻しますけど、せっかくなんで夢のある大会にしたいと思います。アンバサダーとして。ファンの皆さんもこの大会で見たいカードとかあれば、ハッシュタグに大会名を入れてぜひツイートしてください。#GLOBAL DREAM。ぜひそれを入れて皆さんの声も僕たちに届けて、一緒にこの夢のある大会を作っていきましょう。よろしくお願いします!」