『Who's Gonna TOP? 2022 TOUR in ASAKUSA』が13日、東京・花やしき内浅草花劇場で行われ、9・25後楽園大会でKO-D無差別級王者・樋口和貞に挑戦する竹下幸之介が最後の前哨戦を制し、「樋口とは新時代のKO-D無差別級選手権を見せたい」と誓った。

 3日前に地元・大阪で10種年記念興行を終えたばかりの竹下はこの日、上野勇希&小嶋斗偉とのThe37KAMIINAトリオで吉村直巳&石田有輝と組んだ樋口との前哨戦に臨んだ。先発した小嶋と石田がバチバチにやり合えば、上野と吉村も持ち味を存分に発揮。そして10分過ぎ、激しいKO-D前哨戦が繰り広げられた。竹下がエルボー、樋口がチョップを交互に打ち合って火花。竹下がパワーボム、ブルーサンダーを見舞えば、樋口も譲らず串刺しラリアット、ブレーンクロー・スラムで応戦した。

 終盤、樋口が石田とのダブル突っ張りを竹下に見舞い、ヘッドバットも叩き込んだが、竹下はジャンピングニーで樋口を蹴散らした。それでも石田が丸め込みで食らいついたものの、返した竹下がザーヒーを連打して3カウントを奪った。

 竹下が樋口との最後の前哨戦を制した。「ハリマオ、おもろいやんけ。樋口、9・25後楽園。俺たちのメインイベント、そのKO-D無差別級選手権、もっと面白くなるよな」と高ぶる竹下は樋口と視殺戦を展開した。バックステージでは「米国に戻るまで時間がないんで。日本にいる、この1ヵ月で新時代のプロレスをつくらないといけない。俺たちのDDTの世代で新時代のプロレスをつくらないといけない」とKO-D王座返り咲きにかける思いを口にし、「今までの日本のプロレスにないもの、米国、メキシコ、英国にもないプロレスを俺たちならつくれると思うから。次は樋口とシングルで、久しぶりのメインイベントで戦うんで、樋口とは新時代のKO-D無差別級選手権を見せたいと思う」と力を込めた。

 一方、王者・樋口は「今日はやられた。最後の前哨戦ということで、改めて強いなって、バケモノだな」と竹下の強さを再認識。「ただ通用する部分もあったと思う。俺はもう当たって突き抜けるだけ。竹下と後楽園でベルト懸けて当たれるのが楽しみです」と自信をのぞかせつつ気合を入れていた。