『DANGEROUS GATE 2022』東京・大田区総合体育館(2022年9月19日)
ノーDQマッチ ○H・Y・O&KAI&B×Bハルク&ディアマンテvsKzy&BIGBOSS清水&ストロング・マシーン・J&U-T×

 反則裁定なしのノーDQ全面ユニット対抗戦でZ-Bratsが激勝。様々なアイテムを巧みに利用したNATURAL VIBESは大奮闘したものの、突然、現れたシュン・スカイウォーカーに目を奪われた瞬間に流れが暗転。一方的に叩き潰された。

 Z-Bratsのシュンは「害悪」とNATURAL VIBESのKzyをことあるごとに糾弾。怒りのKzyが大田区大会での全面対抗戦をぶち上げた。シュンはアメリカ遠征が決まっていたために不参加となったが、「俺はこのリングを守るために、お前らを潰すことは必ず遂行する」と意味深げに予告。それでもKzyたちも引き下がらず、8人タッグでの総力戦を迎えた。

 Z-Bratsの面々はテーブルやラダー、イスなどの凶器を手に入場し、乱闘で幕開け。正攻法でNATURAL VIBESが反撃に打って出たものの、Kzyのトペ狙いをH・Y・Oがパイプイス攻撃で阻止。中川レフェリーにまで攻撃を加えると、反則裁定が下った。

 しかし、その後も両軍は大乱闘。収拾がつかない状況に。「どういうつもりだ、お前ら! ナメんのもいい加減にしろ!」と怒りを爆発させたKzyは「こんなんで終わらねえぞ! 終わらせねえよ! わざわざお前ら、遊び道具持ってきたんだろが! 遊んでやるよ。なんでも使ってこい!」と猛アピール。H・Y・Oは「連戦で疲れてんだ。休ませろ」とバックステージに下がろうとするが、斎藤了GMが登場し、NATURAL VIBESの覚悟を確認。そのうえで、反則裁定なしのノーDQルールによる再試合を通告し、ゴングを鳴らした。

 NATURAL VIBESは普段のうっ憤を晴らすような暴れっぷりを見せる。清水はラダーを首にはめて回転し、Z-Bratsをなぎ払うと、KzyやU-Tもパイプイスで極悪集団を殴打した。場外に倒れるハルクの上に無数のパイプイスを被せると、Kzyはリングから捨て身のセントーン・アトミコを投下。清水も場外のテーブルに倒れるKAIめがけてコーナーからダイビングボディプレスを発射する。

 しかし、ディアマンテがマシーン・Jをコーナーに立てかけたラダーに投げつけると、一転してZ-Bratsペースに。NATURAL VIBESのメンバーを次々に痛めつけると、ディアマンテ&H・Y・Oはマシーン・Jのマスクを引き裂く。マスクの中から金髪と右目があらわに。

 怒り心頭のマシーン・Jが覚醒。たった一人でZ-Bratsを圧倒し、ディアマンテの脳天にパイプイスを躊躇なく振り下ろした。倒れるH・Y・Oの上にパイプイスを重ね、U-Tがハルクにミサイルキックを放つと同時にH・Y・Oにダイビングセントーンを投下。狂気の笑みをKzyはH・Y・Oの脳天に連続してパイプイスを振り下ろし、別のイスで首に掛かったイスをカチ上げた。テーブルの上にH・Y・Oを寝かせると、Kzyは巨大なラダーに上がり、KZ.time(フロッグスプラッシュ)を予告する。

 しかし、突然、テーマ曲と共に、花道からシュンが登場。まさかの展開にNATURAL VIBESの動きが止まると、スキを突いてZ-Bratsが反撃に。テーブルに寝かされた清水めがけて、ディアマンテがラダー上からKzyにパワーボムを強行。ここでシュンが姿を消す。リング上でU-Tが孤立すると、KAIのラリアット、ディアマンテのみちのくドライバーII、ハルクのファーストフラッシュが連続してさく裂。動けないU-Tの上に無数のパイプイスを被せると、ラダー上からH・Y・Oがダイビングセントーンを投下し、痛みを見せずに押さえ込んで3カウントをもぎ取った。

 波乱続きの全面対抗戦はZ-Bratsに凱歌。H・Y・Oはラダーに上がり、ブレイブゲートのベルトを掲げて勝ち誇った。一方、NATURAL VIBESのメンバーたちはダメージがひどく、しばらく動けず。残酷なコントラストが浮かび上がった。

 シュンが本物か偽者か不明だが、「お前らを潰すことは必ず遂行する」という予告が現実に。徹底的に叩き潰されてしまったNATURAL VIBES。シュンたちZ-Bratsがさらなる仕掛けをしてくるのは確実で、この敗北は今後に尾を引きそうだ。