『5★STAR GP 2022』東京・後楽園ホール(2022年9月23日)
ブルースターズ公式リーグ戦 ○渡辺桃vsジュリア×

 桃がスパナを使った顔面蹴りからピーチサンライズ3連発でジュリアを無法粉砕。残る葉月戦、岩谷麻優戦に向けて「あいつらを全員道連れにしてやるよ。このスパナの餌食にして」と予告した。

 現在ジュリアは6勝2敗1分の勝ち点13。上谷沙弥、MIRAIと並び2位タイで、勝ち点14の葉月を追走している。今大会では3勝6敗ですでに脱落が決まっている桃と対戦。9・25高田馬場大会では「ジュリア&山下りなvs桃&琉悪夏」のハードコアマッチが控えており、その前哨戦にもなったが、桃が大暴走を見せた。

 昨年の5★STAR GP最終公式戦で組まれていたものの、ジュリアの負傷欠場で中止となった試合が今年こそ実現。ハードコア戦を前に、2人はコーナーマットを引っぺがすと、それで殴り合って大荒れの幕開けに。荒ぶるジュリアは場外で大江戸隊のセコンド陣も殴打するが、桃はパイプイスを振り回して報復した。

 桃はリングに戻ってもむき出しになったコーナー金具に投げつけて追撃。ミドルキックで蹴りまくる。ジュリアもロメロスペシャルの構えから背中を踏みつけるなど荒々しい攻撃を披露。コーナーに逆さ吊りにされて桃に側頭部を蹴り飛ばされたものの、豪快な雪崩式ダブルアームスープレックスを敢行した。その後もジャーマン合戦や打撃戦で激しく競り合い、両者大の字に。

 感情むき出しのエルボー合戦から、ジュリアはビンタを一閃。倒れない桃もカウンターのミドルキックで蹴り倒したものの、ジュリアはカニバサミでコーナー金具に顔面から衝突させると、バックドロップ、ファルコンアローで連続してぶん投げた。そして、グロリアスドライバーの構えに。

 間一髪不時着して切り返した桃は人でなしドライバー、Bドライバーと大技で応戦。テキーラサンライズで追い詰めた。ここで桃はスパナを投入。レフェリーの注意がセコンドに向いているスキにレガースに隠し入れて顔面蹴りを狙った。

 避けたジュリアはこん身のナックルパンチを放つと、桃のハイキックをかわしてリストクラッチ式バックドロップを決める。しかし、桃はスパナが固定された右足でハイキック、顔面蹴りを連続して決めると、意識もうろうとなったジュリアにロコモーション式ピーチサンライズを3連発で繰り出し、完璧な3カウントを奪った。

 桃がジュリアに無法勝利。桃自身は5★STAR GPでブロック突破の可能性がすでになくなっているが、トップ戦線でし烈な争いを繰り広げるジュリアの足を引っ張り、勝ち点2を強奪した。

 桃は9・24高田馬場大会での岩谷戦、10・1調布大会での葉月戦とブロック突破を争う上位陣との公式戦を残している。それに向けて「もう私、点数なんか関係ねえんだよ。このあとにあと2人いるでしょ。岩谷麻優、葉月。最後のお楽しみだと思ってたのによ。こっちはもう決勝行けねえから。あいつらを全員道連れにしてやるよ。このスパナの餌食にして」と不気味に予告。「かわいそうにな、ジュリアも。今年こそ優勝? そんなことさせねえよ、私が。もっともっとぶっ壊したほうがよかったかな」と2日後のハードコアマッチに向けてジュリアを嘲笑した。


【桃の話】「もう私、点数なんか関係ねえんだよ。このあとにあと2人いるでしょ。岩谷麻優、葉月。最後のお楽しみだと思ってたのによ。こっちはもう決勝行けねえから。あいつらを全員道連れにしてやるよ。このスパナの餌食にして。かわいそうにな、ジュリアも。今年こそ優勝? そんなことさせねえよ、私が。もっともっとぶっ壊したほうがよかったかな」