『GRAND SHIP 2022 in NAGOYA PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.2 〜OUT BREAK〜』愛知県体育館(2022年9月25日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○吉岡世起&小峠篤司vsクリス・リッジウェイ&小川良成×

 小峠&吉岡組が逆転で難攻不落の小川&リッジウェイを一撃逆転で攻略し、GHCジュニアタッグ王座奪取に成功。試合後にはタダスケ&Hi69組の襲撃に屈する“ボロボロ戴冠"となった。

 Eita&鼓太郎組相手に圧勝防衛を果たし、その難攻不落さが際立っていた“STINGER"小川&リッジウェイの王者コンビ。特段リッジウェイの充実ぶりが目立ち、最終前哨戦のイリミネーション戦(9・21新宿)では、小峠、吉岡を一人で失格に追い込み、「まとめて一気に片付ける」と予告していた。

 試合でも新宿イリミネーション戦で痛めつけた吉岡の左ヒザを的確に攻め立てながら、王者コンビが緻密なチームワークで序盤から試合を支配。反撃を受けても、すぐさま左ヒザ攻めを効かせて簡単に巻き返し、リッジウェイのアンクルホールド地獄でギブアップ寸前にまで追い込まれた。

 吉岡が必死に切り抜けるや、小峠が自ら流血する頭突きを叩き込んで戦況を五分に。それでも再び吉岡にタッチが渡ると、またも左ヒザに鬼の集中砲火を浴び、今度はリッジウェイが小峠を捕獲するなか、小川のバックドロップ→足4の字固めでついにギブアップ…かと思われた。

 だが、必死にロープを手繰り寄せた吉岡は、再び4の字固めを狙う小川の顔面を下から蹴り上げると、フラフラと立ち上がりかけた小川の側頭部にバズソーキック一閃。一撃で3カウントまでつなげてみせた。

 逆転で難攻不落のSTINGER王者タッグを攻略。4月両国大会で小川&リッジウェイ組に敗れて王座から陥落していた小峠、STINGER在籍時に小川&リッジウェイを乗り越えることはできなかった吉岡ともに、“雪辱"を果たしての戴冠となった。

 ベルトを手にして抱き合った両者だったが、余韻に浸る間もなく赤い影。乱入したタダスケとHi69がパイプイスで新王者コンビをめった打ちに。歓喜一転、大の字となった小峠&吉岡を眼下にマイクを握ったタダスケは「おい! 次の挑戦者は俺とHi69や!」と手荒く挑戦表明すると、小峠の額をベルトで殴りつけて姿を消した。

 吉岡は足を引きずり、小峠は大流血のままフラフラと退場。歓喜の奪取とはほど遠い“ボロボロ戴冠"となった。

【タダスケの話】「リング上で言うた通りや。俺とHi69が今度行く。おい、N Innovation? N Innovation!? なんや、それ! わかりにくいんじゃ。あいつらと一緒でわかりにくいねん。見ろ、これ。(血の付いたイス座面を見せつけると)見えるけ? 俺ら色に染めるっちゅうことや。そういうことや」