『安城市制施行70周年×新日本プロレス創立50周年記念 オカダ・カズチカ安城市凱旋試合』愛知・東祥アリーナ安城(市体育館)(2022年11月12日)
○オカダ・カズチカ&石井智宏&矢野通vs棚橋弘至&真壁刀義&本間朋晃×

 オカダが初の地元・安城凱旋を果たし、メインの6人タッグマッチに快勝。「1月4日、東京ドームでジェイ・ホワイトを倒してチャンピオンになります!」とIWGP世界ヘビー級王座返り咲きを誓い、王者としての再会を約束した。

 オカダは1987年11月8日、ここ愛知・安城市の出身。35歳の誕生日から4日後のこの日、地元凱旋が実現した。今年5月、オカダは安城市のPRアンバサダーに就任。この時、安城市制施行70周年と新日本創立50周年、そしてレインメーカー化10周年のトリプル記念として決まったのが今大会だった。

 来年1・4東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー挑戦を控えるオカダは地元・安城に凱旋。石井&矢野とのCHAOSトリオで棚橋&真壁&本間と激突した。

 大きな手拍子とともに入場したオカダ。神谷学市長から花束、JAあいち中央から地場産品が贈呈されて開始のゴングを聞いた。先発を買って出たオカダはいきなり棚橋と対峙。手拍子に後押しされ、ショルダータックルで先制すると、早くもレインメーカーを狙う積極姿勢を見せた。

 中盤に再び登場したオカダは棚橋相手にバックエルボー、DDTと得意の流れで躍動。エルボー合戦で渡り合い、リバースネックブリーカーをさく裂させた。さらにダイビングエルボードロップを投下し、レインメーカーポーズを披露。場内がどっと沸いた中、オカダは伝家の宝刀を抜いたが、かいくぐった棚橋がスリングブレイドで逆襲した。

 その後、本間に逆水平を連発されたオカダはフェースクラッシャー、DDTと攻勢を許した。真壁&本間のサンドイッチラリアット、棚橋のスリングブレイド、本間の小こけし、こけしロケットを立て続けに決められたが、石井がラリアットで真壁を蹴散らし、矢野が棚橋を場外に引きずりおろして援護射撃した。

 すかさずCHAOSトリオが本間に3人連続串刺し攻撃を浴びせると、オカダはヘビーレインを久々に敢行。本間の粘りにあってもドロップキックで黙らせると、開脚式ツームストンパイルドライバーで突き刺した。そしてレインメーカーを振り抜いて本間を仕留めた。

 オカダが故郷・安城のメインで快勝。試合後、後藤、YOSHI-HASHI、YOHとCHAOSメンバーがリングに集結すると、全員で手を取り合って勝ち名乗りを受けた。

 一人リングに残ったオカダはマイクで「安城!」と絶叫。「今日も熱い熱い熱い声援、そしてこんなにもたくさんのご来場、本当にありがとうございました!」と感謝した。少年時代の思い出を語ると、「そんな子供もこうやって大きくなって安城に戻ってくることができました。1個だけ言わせてください。ただいま!」と感慨とともに里帰りのあいさつをした。

 「本当にいろいろな思い出がよみがえってくる場所が安城です。メキシコにも行きましたし、アメリカにも行きましたし、東京の方が長く住んですけど、安心するし落ち着く場所なので、安城をまだまだ大事にしていきたいと思います」。そう故郷への思いを口にしたオカダは「ただいまって気持ちもありますけど、寂しい部分もあります。コロナ禍の中で歓声がありません。次はまた(声出し応援)ありで帰って来ます」と再会を誓った。

 もちろん、その時はIWGP世界ヘビー級王者として凱旋するつもりだ。「本当に今日こうやって凱旋試合、初めて安城で試合することができてとてもうれしいです」と喜びを口にしたオカダは「また新日本プロレス、オカダ・カズチカは安城市という大事な大事な場所に帰ってきますので、その時も超満員、大歓声の中で試合をしたいと思いますので、よろしくお願いします」と改めて再会を誓った。来年1・4東京ドーム大会でのIWGP戦へ向けて最高の弾みをつけたオカダは「市長には申し訳ないんですけど、チャンピオンで来てくれと言われたんですけど、申し訳ありません」と謝罪しながらも、「これは次のお楽しみということで。1月4日、東京ドームでジェイ・ホワイトを倒してチャンピオンになります!」と返り咲きと王者としての再会を約束した。そして最後に「というわけで、また次の安城大会でお会いしましょう。安城に! 金の雨が降るぞ!」の叫びで安城大会を締めた。