『安城市制施行70周年×新日本プロレス創立50周年記念 オカダ・カズチカ安城市凱旋試合』愛知・東祥アリーナ安城(市体育館)(2022年11月12日)
○タイチ&エル・デスペラードvs高橋ヒロム&鷹木信悟&×

 KOPW挑戦を狙うタイチが鷹木に直接ピンフォール勝ちを収めた。が、保持者・鷹木は「今のところタイチは却下だ」とかたくなに拒んだ。

 KOPW戦を迫るタイチと保持者・鷹木がこの日、ヒロム、デスペラードとそれぞれ組んで直接対決した。試合前、鷹木が持参した「SHINGO IS DADDY」Tシャツを「着てみろ!」と投げつけると、タイチは投げ返して拒否。両者は互いの首を絞め合ってもみ合った。

 1・4東京ドーム大会でのIWGPジュニア4WAY戦を控えるヒロムとデスペラードも真っ向から火花。ヒロムがコルバタ、低空ドロップキックで先制すれば、デスペラードは場外フェンスに投げつけて応戦。バックドロップで叩きつけた。

 中盤に鷹木とタイチが再び対峙。フロントハイキックを見舞うタイチに対し、鷹木はショルダータックルでなぎ倒す。逆水平とローキックのラリーをダブルチョップで制すれば、タイチもすぐさまスピンキックでやり返す。タイチのバックドロップ、鷹木のラスト・オブ・ザ・ドラゴンを読み合うと、鷹木がバックエルボー、ナックルパンチ、左ラリアットの連続攻撃で競り勝った。

 ヒロムが加勢してトラースキックを打ち込むと、鷹木はパンピングボンバーをお見舞い。再びTシャツを持ち出し、「着てみろ」と迫る。するとタイチはTシャツに袖を通した。驚く鷹木が背を向けると、タイチはTシャツを引き裂いた。掴みかかってきた鷹木を上手投げで転がすと、Tシャツで首を絞めてからタイチ式外道クラッチで丸め込んで電光石火の3カウントを奪った。

 タイチがKOPW保持者・鷹木にピンフォール勝ち。試合後、鷹木は「今日の負けは関係ないからな。タイチは却下だ」と拒もうとしたが、タイチは「こういうのはよ、挑戦表明したヤツが勝ったら、だいたい(挑戦が)決まんだよ」と主張した。

 鷹木は「年内最後にふさわしい場所」として12・14仙台大会をKOPW戦の舞台に想定していたが、その日はヘビーとジュニアのタッグリーグ優勝決定戦が行われる。「セミ前ってのはちょっと俺、納得いかないんだよ。後楽園ホールもいいけどよ、後楽園最後はクリスマス前だろ? クリスマス前っていったら俺、忙しいじゃん」というのが鷹木の主張だ。

 するとタイチはメインだったらやるんだな? メインにふさわしい場所があるんならやるんだな?」と確認。鷹木が「ふさわしい場所があるんだったらやってやるよ」と返答すると、「逃げんなよ。よし、わかった。場所があったらやるんだろ? 言ったなコラ!」と念押し。かつて長州力がUWFインターナショナルとの対抗戦を実現させたときのようになぜか「10・8東京ドーム押さえろ!」と叫んだ。

 「10月終わってんだよ、このヤロー」と指摘した鷹木は「年内、争奪戦をやるならば、その日までにKOPWトロフィーも間に合わすから。いい場所あるんだったら乗ってやる」との意向を示した。が、「今のところタイチは却下だ。それは変わんねぇよ」と強調することも忘れなかった。