『2022世界最強タッグ決定リーグ戦』東京・後楽園ホール(2022年11月13日)
「2022世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦 ○永田裕志&安齊勇馬vs芦野祥太郎&本田竜輝×

 最強タッグ初出場の永田&安齊が前世界タッグ王者・芦野&本田を破って白星スタート。永田は安齊のリーグ戦中の進化に期待を込めた。

 今年6月から全日本に参戦してきた永田が最強タッグに初出場。パートナーはデビュー戦で胸を貸した大型新人・安齊。初戦の相手は前世界タッグ王者でもある芦野&本田で、レスリング出身対決となった。

 先発した安齊は芦野相手に果敢に仕掛けるも、ジャーマンを食らうと急ブレーキ。防戦一方となるが、永田が救出に飛び込み難を逃れた。永田が試合を立て直すと、復活した安齊が大暴れ。フロントスープレックス、ダブルアームスープレックスで連続して芦野をぶん投げて、大器の片鱗を見せる。本田の逆襲を受けても自力で押し返してみせた。

 それに触発されたか永田も奮戦。本田にこん身のミドルキックを連発する。相手チームの連続攻撃を受けても闘志は燃えさかるばかりで、本田とエルボー合戦で火花。エクスプロイダーでぶん投げた。

 本田もすぐさま立ち上がってラリアットを一閃。ファイナルベントで逆転を狙ったものの、防いだ永田はフロントハイキック、垂直落下式ブレーンバスターと大技ラッシュに。芦野が割って入っても、安齊がミサイルキックを発射して好フォローに出る。粘る本田はバックドロップを阻止すると、左右のエルボーを乱れ打って意地を見せたものの、百戦錬磨の永田は腕を絡み取り、ナガタロックIIに捕獲。そこからナガタロック54に移行してギブアップを奪った。

 永田&安齊が初戦で前世界タッグ王者を撃破。最強タッグ初勝利をもぎ取った。「さすがに強いけど、安齊も簡単にやられるヤツじゃなかった」と目を細めた永田が「思いの丈を好きなだけ言ってみろ」と投げかけると、安齊も「散々ぶっ壊すとか言ってたけど、勝ったのは俺と永田さんだ。次は新木場。大阪でやられたSAITO BROTHERS。絶対借りは返します」と吠え、連勝を誓ってみせた。

 これを頼もしげに聞いていた永田は「安齊はやっぱりただの若手じゃないです。デビューしたばかりの若手じゃないですよ。まさにスーパールーキーですよ」と称え、「この一戦一戦、次のシリーズでまた違った安齊が見れるだろうし、どんどん前に出る選手だなって」とリーグ戦中の進化を期待。そのためにも「安齊が死に物狂いで戦っている姿を見ると、後押ししたくなる」とバックアップする構えをみせていた。


【試合後の永田&安齊】
▼永田「おい、勝ったぞ、安齊」

▼安齊「はい」

▼永田「お前を若造だとなめ腐ってたんだろうな、あの前チャンピオンチームは」

▼安齊「はい」

▼永田「まあ、さすがに強いけど、安齊も簡単にやられるヤツじゃなかった。思いの丈を好きなだけ言ってみろ」

安齊「散々ぶっ壊すとか言ってたけど、勝ったのは俺と永田さんだ。次は新木場。大阪でやられたSAITO BROTHERS。絶対借りは返します。ありがとうございました」

▼永田「どうもご苦労。まあ、芦野がいいファイターだっていうのは知ってたけど、本田竜輝はいかがなものかと。いつもヘラヘラした顔して人を見るから、どんなもんかなと思ってたら、なかなかいい感じだなと思いました。いい感じの選手だなと。あれでまだキャリアが数年だろ。まあ、もっとフィジカル鍛えなきゃいけないとか、細かく注文はあるけど。見ててね。でも、あれはスピリットはいいもん持ってるよ。あれは恩師がいいね。自由ヶ丘学園レスリング部OBコンビでしょ。あそこの総監督、奥山恵二先生の厳しい指導があったから、本田はああやってプロになってもしっかり羽ばたけているというかね。いろいろ紆余曲折あったみたいだけど、全日本プロレスではタッグ王者にもなって。あれはやっぱ恩師のおかげだな。しっかりと奥山恵二先生にお歳暮を持ってあいさつに行かなきゃダメだ、あいつらは。まあ、さておき、安齊はやっぱりただの若手じゃないです。デビューしたばかりの若手じゃないですよ。まさにスーパールーキーですよ。こういうスーパールーキーと組んだことがたまに1回ぐらいあったかな。皆さん吸収する能力が非常に高いんだよね。この一戦一戦、次のシリーズでまた違った安齊が見れるだろうし、どんどん前に出る選手だなって。彼は幸せですよ。なぜなら、この新日本プロレスの永田裕志の側でいろいろ帝王学を学べるんだから。俺は特にスーパールーキーじゃなかったけど、スーパールーキーを肌で感じたから。そういう中で、安齊が死に物狂いで戦っている姿を見ると、後押ししたくなりますんんで。よしまずは一勝。次も勝つぞ」

▼安齊「はい」

▼永田「1、2、3、ゼァ!」

【試合後の芦野&本田】
▼芦野「スゲェ血が出てたけど。昨日の夜ぐらいも言ってたけど」

▼本田「ああ、クソ」

▼芦野「まあまあ、これからね、1ヵ月間まだまだ長いから。ここで気落ちせずにいきましょう」

▼本田「クソ」

▼芦野「リング上で俺たちは、試合で示していくしかないから。いこうぜ、絶対」

▼本田「そういうことだよ、お前ら」

▼芦野「次は誰だ、次は」

▼本田「次は諏訪魔&KONOだよ」

▼芦野「そうだな。TARU、セコンドについてもいいぞ。粉でも鉄の棒でもパイプでも何でも持ってこい。お前ごと終わらせてやるよ、ブードゥー・マーダーズ。俺たちが終わらせてやる」