『D王 GRAND PRIX 2022 in Osaka』が12日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、土井成樹がDDT初参戦でいきなりKO-D6人タッグ王座戴冠を果たした。

 今年9月にフリーとなった土井はDRAGONGATEの元オープン・ザ・ドリームゲート王者。この日、フリー転向後初の他団体参戦で、DDTマット初登場を果たし、大鷲透&平田一喜とのトリオでΩ(火野裕士&大石真翔&旭志織)の持つKO-D6人タッグ王座に挑戦した。

 序盤、王者組が火野のパワーファイトと大石&旭の絶妙の連係で試合をリード。挑戦者組も土井が大石にサンセットフリップやコブラツイストを決めると、大鷲が火野をWARスペシャル、平田が旭をパラダイスロックで分断する競演で巻き返した。

 その後、平田がΩに捕まり、火野のジャーマン、串刺しラリアット、旭のダイビング・フットスタンプ、大石のムーンサルトプレスと猛攻を浴びた。さらに大石&旭の合体技・サボテンの花、火野のエクスプロイダーでたたみかけられて追い込まれた。終盤には大石のミラクルエクスタシーが決まって勝負あったかに思えたが、平田が3カウント寸前に返す粘りを発揮。奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで大石を丸め込んで逆転の3カウントを奪った。

 土井&大鷲&平田がKO-D6人タッグ王座を奪取した。DDT初参戦でいきなりベルト獲りを果たした土井は「フリーになって最初に声かけてくれたのがDDT。これを持ってお返ししました」と満足げ。平田も「土井さんと組んでいきなり負けるわけにはいかない。次は私が負けなければ、このチームは負けない。土井さんがガンガンいって、ちょっぴり大鷲さんがガンガンいって、俺は逃げまどって防衛し続けますからね!」と歓喜とともに長期政権を見据えた。が、大鷲だけは「平田さんが1000年に1度の奇跡。2度とこんなこと起きない。次、誰とやっても勝てる気がしない。今日の喜びをかみしめて、これからのプロレス人生を歩んでいきたい」と弱気そのものだった。

 新KO-D6人タッグ王者となった土井は11・13京都、11・18後楽園、12・4後楽園の3大会への参戦が決まっている。

 第5試合終了後、アイアンマンヘビーメタル級王者の竹下恵子さん(竹下幸之介の母)がリングに上がって現状報告。そこに手土産の豚まんを持参した勝俣瞬馬が現れ、「1月に米国に行くんです。ベルトを持って行ったら人気者になる。僕は一緒に米国に行きたい。ビッグになれる。恵子のことやっぱ好きやねん。そのベルト、僕にください!」とおねだりした。女心が揺れた恵子さんは勝俣にベルトを譲渡し、タイトル移動が成立した。