『NOAH the BEST 2022』国立代々木競技場第2体育館(2022年11月23日)
FINAL PERROS DEL MAL DE JAPON ○小川良成&矢野安崇&藤村加偉vsEita&スペル・クレイジー&NOSAWA論外×

 引退が決まっているNOSAWA論外が中心となって結成されたユニット『PERROS DEL MAL DE JAPON』(ペロス)が、大騒乱の末に5人大の字で“ファイナル"を迎えた。

 論外が来年2月21日・東京ドーム大会での引退を表明。これに伴って論外が中心になって立ち上げた日本版ペロスもラストマッチを迎えた。

 2021年6月のEitaノア登場とともに発進。わずか約1年半ながら、STINGERとの抗争や裏切りや追放で渦巻きながらノアジュニアのみならずDRAGONGATEにも飛び込んで暴れまわってきた。

 論外&Eita&クレイジーのトリオで因縁の小川と6人タッグマッチで対決。鈴木鼓太郎と日高郁人もセコンドを固め、全メンバーが集った。

 入場曲が二巡するほど珍しくたっぷりとファンと触れ合いながら現れ、Tシャツまで客席に投げ入れてプレゼント。逆に竹刀片手に現れた小川は、矢野と藤村にまで凶器を持たせてペロスを襲撃するや、そのまま場外乱闘でボコボコにしてあっさり場外カウント20が数えられた。

 すかさず論外が「今日ペロス最後だぞ? こんなんで終わるワケないだろ。もう一回やらせろ。ゴング鳴らせ!」と主張して再試合となったものの、小川はとっとと退場して姿はない。騒乱のなかで再び場外乱闘に終止して、またもや場外カウント20が数えられた。

 今度はEitaが「これが最後だぞ!? こんなんでペロスが終わっていいのか?」とマイクで叫ぶや、声援可能な場内も“もう一回"コールで後押し。「おい小川! 聞こえるか、この客の声が!!」とEitaも迫って再々試合に突入した。

 再々試合にして、ようやくリング内での攻防に。ペロスが得意連係を繰り出しながら矢野を捕まえたものの、小川にタッチが渡ると戦況は一変。セコンドを蹴散らしながら巻き返した小川は、Eitaのゴミ箱攻撃もセコンドの鼓太郎に誤爆させると、論外が投げ入れた竹刀もキャッチしてEitaをめった打ちにした。

 頭を抱えた論外がゴミ箱でレフェリーもろとも殴りつけて即座に反則負けとなったが、止まらない小川は竹刀やゴミ箱のフタでペロス5人を単身ボコボコにする大暴走を展開。全員大の字となったところで、さっさとリングを後にした。

 ある意味ペロスの足跡を示すような、混とんの末の“5人大の字"終えん。それでも場内は“ペロス"コールに包まれた。マイクを握った論外は「PERROS DEL MAL DE JAPONは今日で解散」と強調したが、「でもEita、ちょっと許せねえな?」と問いかけ、Eitaも「今日でペロスは終わったかもしれない。でも俺は潰れてねえぞ! おい小川! 次は俺とシングルで戦え!」と要求。全員が改めて握手しながら抱き合うと、場内は野良犬たちに温かい拍手を送った。

 バックステージでは「1年半、誇りをもってやれた」と論外。とはいえ論外も小川に改めての対戦を要求し、ペロスは終われど小川との“抗争"は最後まで続きそうだ。