『#ajpw ジャイアントシリーズ2023 GemmeoMyM & REVOLT-Niigata プレゼンツ』アオーレ長岡(2023年9月3日)
超メガトン電流爆破バット&電流爆破ボードデスマッチ“ビッグバン in 長岡" ○諏訪魔&大仁田厚&石川修司vs斉藤ジュン&斉藤レイ&ブラック・タイガー×

 諏訪魔が大仁田との爆破連係でブードゥー・マーダーズに快勝。9・8代々木大会での秋山準迎撃へ向けて「プロレスしねぇぞ」と予告。敗れたSAITO BROTHERSは世界タッグ獲りに照準を定めた。

 諏訪魔は王道トーナメント準決勝敗退。「このまま埋もれてたまるか」とベテランの意地をむき出しに石川とともに電流爆破戦出撃を宣言した。しかも邪道・大仁田との合体が実現。ジュン&レイ&B・タイガーのVM軍と激突した。

 序盤、石川の電流爆破バット攻撃が同士討ちに終わって諏訪魔は早くもピンチを迎えてしまう。大仁田とのダブルブレーンバスターでB・タイガーを爆破ボードに叩きつけようとしたが未遂に。逆に大仁田が爆破ボードの餌食となった。

 それでも大仁田がレイへの毒霧噴射で突破口。諏訪魔もバックドロップでジュンを蹴散らした。孤立したB・タイガーに諏訪魔と石川がサンドイッチラリアットを叩き込むと、最後は諏訪魔と大仁田が爆破バットサンドイッチ攻撃の連係で勝利を決めた。

 大仁田&諏訪魔&石川が爆破マッチでVMに快勝。試合後、諏訪魔は「いやあ凄ぇな、電流爆破ってのもこんなに。前にやった6年前とまた違う。室内だからね、衝撃が何倍にもなってくる」と爆破を振り返りつつ、「この電流爆破っていうのも、やっぱプロレスだよ。素晴らしいプロレスだと俺は思うよ」と言い切った。

 諏訪魔の次なる大勝負は9・8代々木大会。DDTの秋山を迎え撃つ。遺恨対決へ向けて諏訪魔は「そこは俺、プロレスしねぇぞ。そこは絶対プロレスはしない」と宣言。秋山を挑発するように「もしプロレスするならな、それは鈴木秀樹とプロレスしてぇんだ。なぁ、鈴木秀樹。プロレスしようぜ」と言い放った。

 敗れたSAITO BROTHERSは電流爆破初体験に「なかなかの衝撃だった。面白かった」(レイ)と充実感を漂わせた。昨年9月の凱旋から間もなく1年。ジュンが「そろそろ本気で世界タッグのベルト狙いに行った方がいいかもしれないな」と投げかけると、レイも「他団体のベルト防衛したり、今日みたいな電流爆破。もちろんそれもいいが、俺たちSAITO BROTHERSが今、最も狙うのは全日本プロレスの世界タッグのベルトだ」と呼応。タッグの至宝ベルト獲りに本腰を入れる構えをみせていた。

【大仁田の話】「さっきも言ったように諏訪魔選手と石川選手に感謝いたします。電流爆破を否定せずに何でも取り入れてくれた。そして最後に一言。全日本プロレスは絶対に、絶対に! 潰さん! あの二人(SAITO BROTHERS)は今後、日本の宝になるように育ててもらいたいです」

【諏訪魔の話】「クソー。いやあ凄ぇな、電流爆破ってのもこんなに。前にやった6年前とまた違う。室内だからね、衝撃が何倍にもなってくる。手が切れると思わなかった。初めての体験だ。この電流爆破っていうのも、やっぱプロレスだよ。素晴らしいプロレスだと俺は思うよ。そして代々木、秋山準。そこは俺、プロレスしねぇぞ。そこは絶対プロレスはしない。もしプロレスするならな、それは鈴木秀樹とプロレスしてぇんだ。なぁ、鈴木秀樹。プロレスしようぜ」

【石川の話】「斉藤兄弟のベルトしか俺は狙ってないから。必ず獲って俺と綾部君で新しいタッグの歴史を作ります」

【試合後のジュン&レイ】
▼レイ「やられちまったぜ!」

▼ジュン「大仁田厚、てめぇがカリスマって言われる理由がほんの少しだけ分かったぜ」

▼レイ「電流爆破、なかなかの衝撃だった。面白かった」

▼ジュン「電流爆破もいいんだけど、俺たちSAITO BROTHERS、海外から日本に帰ってきて約1年だ。そろそろ本気で世界タッグのベルト狙いに行った方がいいかもしれないな」

▼レイ「そうだな。他団体のベルト防衛したり、今日みたいな電流爆破。もちろんそれもいいが、俺たちSAITO BROTHERSが今、最も狙うのは全日本プロレスの世界タッグのベルトだ。よーし、これからよく見てろ。カモン!」

▼ジュン「現チャンピオン、震えて俺たちを待て。DOOM」