『Road to DESTRUCTION』後楽園ホール(2023年10月1日)
○金丸義信&EVIL&SHO&高橋裕二郎vsSANADA&タイチ&DOUKI&TAKAみちのく×

 SANADAが「お前らの望み通り今日でJust 4 Guys終わらせるよ。明日からJust 5 Guysだよ」と新メンバー「X」加入を予告した。

 金丸に裏切られ、SHOにKOPWを奪われたタイチが9・24神戸大会以降を欠場。音信不通となっていたが、「悲しみと苦しみ」を乗り越えて9・30後楽園大会で電撃帰還。SHOへのリベンジを宣言し、この日、戦列復帰を果たした。

 4人がそろったJust 4 GuysはEVIL&SHO&裕二郎&金丸と激突。10・9両国大会でのIWGP世界ヘビーランバージャック戦が刻一刻と迫る中、SANADAはこの日の試合前、サイン会を終えた直後にHOUSE OF TORTUREの襲撃を受けた。EVILが「いいか、SANADAはよ、今日、試合欠場になったから、3対4のハンディキャップマッチだったらあいつらと試合やってやるよ」と勝ち誇っていると、SANADAが急行。EVILに怒りのイス攻撃をお見舞いし、「東」の鉄看板に何度も叩きつけた。

 タイチはスカジャン姿で登場。場外でSHOを狙い撃ちし、北側ステージ席に連行してサッカーボールキックで蹴り飛ばした。リングに戻ってもSHOに串刺しジャンピングハイキック、金丸にアックスボンバーを叩き込んでなで斬り。SANADAもスワンダイブ式ミサイルキックでEVILを吹き飛ばした。

 ここからJ4GがEVILに集中砲火を浴びせ、SANADAがプランチャで足止め。DOUKIも裕二郎にトペコンヒーロで突っ込んだ。TAKAがジャストフェースロック、トランスレイブで金丸を攻め込んだが、急所蹴りからのスクールボーイで丸め込まれて3カウントを聞いた。

 J4Gの敗戦に終わったものの試合後、SANADAが爆弾を投下した。「おい、コラ、ふざけんなよ!」と怒声を上げると、「お前らの望み通り今日でJust 4 Guys終わらせるよ。明日からJust 5 Guysだよ」と宣言。場内が騒然とする中、SANADAは「10月9日、両国で俺らがお前らを終わらせてやるよ」と拷問軍に通告した。

 金丸脱退によって4人に戦力ダウンしたJ4Gだが、SANADAはバックステージで「10月9日、両国で“X"こっちはもう用意してっから」と新メンバー加入を予告。EVILとのIWGP世界ヘビーランバージャック戦で5対5の状況を作り上げる。

【EVILの話】「オイオイ、SANADA、てめえ言ったな!? ハッタリかましてんじゃねえぞ、おい! てめえらよ、何人になろうがよ、俺らに敵うわけねえだろう、この野郎! おぉ、いいよ。まとめて全員潰してやるからな。よく覚えておけ、この野郎!」

【SHOの話】「クソッ! このクソタイチが、この野郎! 何帰って来とんじゃ、この野郎! もういっぺんあいつら追い込みかけてよ、一人残らず終わらせてやるよ、このクソッタレが、オラ!」

【金丸の話】「おい、両国で俺たちが終わる? おい、訳分かんねえこと言ってんな。おい、なんかよ、誰か来んのか? もし来るとしたら、そいつは選択ミスだな。あんなとこにいてもなんのメリットもねえぞ? よく考えて行動した方がいいな」

※裕二郎はノーコメント


【試合後のSANADA&タイチ&DOUKI&TAKA】
▼TAKA「(腹を押さえながら)ノブさんよぉ、ノブさんよぉ! いや、金丸義信! 面白ぇなぁ、あんた、やっぱりよぉ。組んでても面白かったけどよぉ、戦えば戦うほど面白ぇよ。こうなったことだけはよぉ、感謝するよ。あんたがそっち行ってくれてよぉ。あ? Just 4 Guys、5 Guys、4人? 5人? んなこと俺的にはどうでもいいんだよ! まぁでもよぉ、金丸義信がいなくなってジュニア3人だったけど、ジュニアが2人になったよ! この意味は俺が一番よく分かってるからよぉ。この意味を深く胸に刻み込んで、これから戦っていくよ。金丸義信、逃がさねぇぞ。逃がさねぇからな」

▼タイチ「今言った通りだ。お前らが求めたんだろう、4 Guys終わりにしろって。4 Guys、今日で終わりだ。完全に」

▼SANADA「10月9日、リョーゴクで“X"、こっちはもう用意してっから」

▼TAKA「オイオイ、覚えとけ。俺たちは4人組じゃねぇぞ。ただの4人組じゃねぇぞ。チャンピオン含んだ5人組、Just 5 Guys!」

▼タイチ「忘れんなよ、覚えとけ。金丸がいなくなってよかったなって言われるように見せてやる。新しいもんを。金丸のことはまぁいい。SHO、マジ許さねぇぞ。4人vs5人? そんな話じゃねぇんだよ。これはてめえとサシの話だ。きっちりカタつけてやる。忘れんな」