11・17山形大会でタイチとの『KOPW 2023』争奪戦を控える保持者・SHOが14日、ルールプレゼン会見を行い、HOUSE OF TORTUREメンバーが考案した4つのルールを提示。どのルールになっても敗者山形追放、禁止技マッチとし、自身に有利な状況を創り上げたSHOは「どのルールになっても俺が不利。負けねぇけどな。余裕で勝てる」と勝利を確信した。

 KOPWは保持者、挑戦者それぞれがルールを提案し、ファン投票で決めるのが通例。今回は挑戦者・タイチが「てめぇの土俵でやってやる」と宣言したことで、初めて保持者のみがルールを提案する形となった。

 SHOが提案したのはHOTメンバーが考案した4種類のルール。「あいつは楽して勝つようなせこいルールしか考えないからよ。俺たちはちゃんとこうやって公平に五分五分で戦えるように考えてやったんだ」とは言うものの、やはりいずれも自身に有利に働きそうなものばかりだった。

 EVIL案は「ランバージャック+ストラップマッチ」。10・9両国大会でSANADAとのIWGP世界ヘビー級王座戦で採用されたもの。SHOは「ランバージャックは公平だろ。五分五分だろ。プラス・ストラップマッチ。しばき合いだよ、しばき合い」と主張した。

 ディック東郷案は「東郷を含めた2vs1マッチ」。SHOは「タイチあいつは100キロだろ? 俺と東郷を足しても100キロなんだよ。体重計乗ってそうだったんだよ。だからこれにしたんだ。これで五分五分で戦えるだろ」とうそぶいた。

 高橋裕二郎案は「凶器番人マッチ」。SHOは「裕二郎が公平に戦えるようにお互いに凶器を渡すんだよ」と説明したが、裕二郎がすんなりタイチに凶器を渡すとは思えない。トーチャーツールで悪行を繰り返してきたSHOだが、「俺たちは凶器に疎いからよ。凶器攻撃に慣れてないんだ。やるのもやられるのもよ。もしこのルールに決まれば凶器使うのは初めて」としらばっくれた。

 金丸義信案は「金丸義信レフェリーマッチ」。「(金丸は)心配してたよ。どうせタイチがせこいことしてくるんだろって。公平に裁くために金丸にレフェリーをやってもらう。ちゃんと公平に戦うためだよ。誰がどう見ても信用できるだろ。レフェリーとしてふさわしいよ。キッチリやってくれるよ」というものの、金丸がSHO有利なレフェリングをするのは目に見えている。

 しかもSHOはどのルールになっても、敗者山形追放、禁止技マッチとすることを決めた。禁止技は双方4つずつで、タイチがブラックメフィスト、天翔十字鳳、デンジャラスバックドロップ、相撲殺法と得意技をほぼ封じられるのに対し、SHOはシューティングスタープレス、フェニックススプラッシュ、ダブルローテーションムーンサルト、システマ殺法と、どれも使ったことがないものばかり。封じられたところで何の影響もなく、SHOにとって圧倒的有利となるのは間違いない。

 「これで五分五分にちゃんと公平に戦えるな。何なら俺の方が不利だからな。あんな俺の必殺技禁止にしてんだから」と言い張ったSHOは「どのルールになっても俺が不利。負けねぇけどな。余裕で勝てる」と断言。タイチがルールを一任したのをいいことに、盤石の必勝態勢を整えた。

 ファン投票は11月15日午前10時から同16日午前10時まで、新日本プロレスのX(旧Twitter)公式アカウントで実施。得票数が最多のルールに決まる。