『CROSS OVER 2024 in SENDAI』宮城・仙台サンプラザ(2024年2月4日)
GHCタッグ選手権試合 ○ジャック・モリス&アンソニー・グリーンvsアルファ・ウルフ&ドラゴン・ベイン×

 GHCタッグ王者のモリス&グリーン組が、史上初のGHCタッグ2階級制覇を狙ったベイン&ウルフ組との大熱闘を制して3度目の防衛に成功。「タッグリーグ戦開催の噂」を明かして優勝者迎撃に意欲をみせると、グリーンが王者モリスに挑戦する“パートナー対決"によるGHCナショナル王座戦も決定的となった。

 GLGの米英イケメンコンビと、メキシコのスゴ技ルチャ兄弟“ロス・ゴルペアドーレス"が仙台ビッグマッチで激突。昨年、超絶合体技を駆使してGHCジュニアタッグ戦線をけん引してきたルチャ兄弟は、史上初の2階級制覇に挑んだ。

 やはり試合はルチャ兄弟の超絶合体技に場内が次々と沸き返る展開に。上空ホイップ式の合体ノータッチトペや連続ムーンサルトからの肩載せ式合体ムーンサルト…などあらゆるウルトラCにどよめきの連続となった。

 負けじと王者コンビも、モンキーフリップ式の合体ウラカンラナをグリーンが空中キャッチ。逆にベインをスタイルズクラッシュで切り返す荒技で流れを変えたものの、ルチャ兄弟はまだまだ止まらない。今度はコーナー上のグリーンを合体ホイップ式の飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーで投げ飛ばすや、ウルフは対角線を走ってのノータッチトペを敢行して場内も大歓声に包まれた。

 さらにはベインがグリーン、モリスがウルフめがけて同時にシューティングスタープレスを放つなど異次元の意地の張り合いを展開。それでもベインがカウンターのスパニッシュフライでモリスを止め、決死の飛びつき雪崩式リバースフランケンシュタイナーで再び大歓声が沸き起こった。

 それでもモリスは鋭いグッドルッキングニー(GLK)で応戦したものの、カットインしたウルフが猛烈なノーハンド頭突きでベインを援護。すかさずベインもシューティングスタープレスを投下だ。剣山で撃墜されてもタイガードライバーをウラカンラナで切り返して3カウントを迫る。

 だが、モリスはギリギリでキックアウト。逆に追撃を狙うベインにカウンターの生ヒザGLKをドンピシャリと叩き込むや、必殺のタイガードライバーで3カウントをつかみとった。

 外国人対決による超大熱闘に場内は拍手喝采。試合後は両軍健闘を称え合ってノーサイドで握手し、余韻にひたる場内も爽やかな大拍手を送った。

 ともあれモリス&グリーン組が、ルチャ兄弟の野望を土俵際で阻止してGHCタッグ3度目の防衛に成功。バックステージではモリスが唐突に「なんかタッグリーグ戦が開催される噂を聞いたんだよね」と明かし、次期挑戦者として優勝チームの迎撃に意欲を示した。

 するとグリーンが「じゃあその期間中は俺たちは時間ができるね」と切り出し、「だったらその間に一つやりたいことがある。ジャック・モリスが二冠だったら、俺も二冠になりたいんだ」とモリスの持つGHCナショナル王座への挑戦を表明。驚きながらもモリスも承諾し、今度は急転直下“パートナー対決"によるナショナル王座戦が決定的となった。

【試合後のモリス&グリーン】

▼グリーン「さて次は誰だ?」

▼モリス「分からない。ただ、ちょっと噂で聞いたのがタッグリーグをやるんじゃないか。そんな噂を聞いたんだよね」

▼グリーン「ということは俺たちはちょっと時間的に余裕ができるのかな。だったらその間に一つやりたいことがある。ジャック・モリスが二冠だったら、俺も二冠になりたいんだよ」

▼モリス「MONDAY MAGICの中で行われていたハードコアのことかな?」

▼グリーン「いや、それじゃなくて俺が興味あるのはお前が持っている赤いナショナルのベルト。もし問題がなければ俺はそのベルトに挑戦したい」

▼モリス「全然それは問題ない。このベルトは仲間内で持っていよう」


【試合後のベイン&ウルフ】

▼ベイン「この試合を通して二つ言いたいことがある。一つ、ベルトを獲ることができなかった。それはすごく悲しいし、残念だったと思う。もう一つ、このベルトに挑戦することができて、こういう戦いをすることができたのは本当に良かったと思う」

▼ウルフ「二つ言いたいことがある。凄く良かったと思うことは、この戦いの中でルチャのファイブスターの試合を皆さんに見せることができたと思う。その点に関してはうれしいと思うけど、ベルトを獲れなかったのはとても残念だ。でも、まだ終わったわけじゃない。ロス・ゴルペアドーレスはもう一回チャンスが欲しい。またこのベルトに挑戦したいと思う」