『ザ・リーヴPresents LIMIT BREAK.1 〜Starting Over〜』後楽園ホール(2024年2月15日)
○TAKAみちのくvsHi69×

 TEAM NOAHによるNOAHの新ブランド興行『LIMIT BREAK』旗揚げ戦が後楽園ホールで行われ、第1試合でHi69がかつての師・TAKAみちのくの“本家"みちのくドライバー2にごう沈。みちのくドライバー封印を宣言し、一方でTAKAはタッグ結成を提案した。

 現在はTEAM NOAHの一員として活躍するHi69だが、もともとはKAIENTAI DOJO出身。この日からスタートする『LIMIT BREAK』の先陣を切る一番で、K-DOJOでの師匠にあたり、盛岡工業高校の先輩にもあたるTAKAと一騎打ちに臨んだ。

 意気上がるHi69がトペで先制したものの、TAKAもライオンサルトを自爆させてのヒザ殺しで応戦。Hi69の反撃も巧みにヘッドロックで絡め取るや、ジャストフェイスロックに持ち込んでギブアップを迫った。

 逃れたHi69も逆にお株を奪うみちのくドライバー2で逆襲。続けて得意のストゥーカ・スプラッシュを投下したものの、TAKAも意地のキックアウトだ。逆に追撃を再びジャストフェイスロックで絡め取るや、コブラクラッチを複合させてギブアップを迫る。

 コールに支えられてロープをつかんだHi69も気迫のトランスレイヴを打ち込んだものの、負けじとTAKAも不意打ち式のスーパーKを連発だ。続けてニーアタックを顔面にねじこむや“本家"みちのくドライバー2が決まって3カウントが数えられた。

 敗れたHi69は座礼で敬意を示したうえで「何歳になっても、どんな時代だろうが師匠はTAKAみちのく。一生かかってあの人を超えます」と強調。“本家"に敗れたことで「簡単に使ってたわけじゃないけど、みちのくドライバーI、II、β封印します。やっぱりあの人は師匠。TAKAみちのくの技なんでね」とみちのくドライバー封印も宣言した。

 一方のTAKAは「こんな形で再会するとは思わなかったけど、ヤツの10数年しっかりと体感させてもらった」と振り返ると、「Hi69、別に俺ら、いがみ合ってるわけでも何でもねえんだ。今度よ、組んでみても面白いと思うしよ。久々に組んでみねえか?」とタッグ結成を提案。今度は“師弟タッグ"の可能性が浮上した。


【試合後のTAKA】

▼TAKA「10何年ぶりかな、Hi69とやるのは。重くなったな。あいつジュニアなんだ。でもこうやってあいつと離れて…あいつがKAIENTAI DOJOの1期生で来て、一番のエースみたいな感じだったけど、いち早く外出て、他団体で活躍して。別れて最後戦って10年ぐらい経ってると思う。まさかこのタイミングで、こんな形で再会するとは思わなかったけど、ヤツの10数年しっかりと体感させてもらったし。だけどさ、俺もこの10数年間遊んでたわけじゃないし、まだまだ俺は狙ってるものあるから。Hi69、別に俺ら、いがみ合ってるわけでも何でもねえんだ。今度よ、組んでみても面白いと思うしよ。久々に組んでみねえか? NOAHじゃなくてもいいよ。俺のとこでもいいよ。別に俺ら嫌い合ってるわけじゃねえと思ってるから。何の因縁もない、気持ちのいい汗かかせてもらったよ。俺はまだまだいけるってのを証明できたんじゃないかと」

――Hi69選手のみちのくドライバーを食らったが?

▼TAKA「Hi69が使ってるってのは聞いてたんで。やっぱ自分の技だから、その技だけは食らうまいと思ってんだけど、たぶん食らっちゃったのかな。食らっちゃったけど、あれで負けるわけにいかないよね。最後意地の一発、会心の一撃が決まったんじゃないかなと思います」

――Hi69選手はみちのくドライバーを封印すると言っていたが?

▼TAKA「でもいいんじゃないですか。いつまでも人の技使っててもダメだと思うし、昔からオリジナリティー追求しろって言ってきたんで、ここでまた初心に帰ってオリジナルの技を追求するのもいいんじゃないかなと。20年やろうが30年やろうが、レスラーは常に一からゼロからやるつもりでいないと、あっという間に若いのに抜かれちまうから。俺は常にそういう気持ちでやってるんで」


【Hi69の話】「クソー。第1試合、大切な第1試合、負けちまったよ。いくつになっても、何歳になっても、どんな時代だろうが師匠はTAKAみちのく。一生かかってあの人を超えます。そしてやっぱり簡単に使ってたわけじゃないけど、みちのくドライバーI、II、β封印します。やっぱりあの人は師匠。TAKAみちのくの技なんでね。次あの人とやることがあれば、それまでは封印します。これから精進します」