5・18大田区大会の全日本プロレスTV6人タッグ選手権試合「青柳優馬&阿部史典&佐藤光留vs大森北斗&羆嵐&吉田隆司」へ向けた会見が15日、東京・湯島の全日本事務所で行われた。

 北斗軍は3・15沖縄大会でバカの時代に3連敗を喫し、6人タッグ王座戦線からの一時撤退を宣言していたが、今回、北斗&羆嵐&吉田の布陣で今度こその返り咲きに臨む。

 6人タッグ王座戦線復帰を決めたのはチャンピオン・カーニバルで北斗が青柳、羆嵐が鈴木秀樹、吉田が真霜拳號とバカの時代勢に勝利したからだった。「我々決勝にはいけてないんですが、記録よりも記憶に残る新庄剛志的な戦いをしてですね。チャンピオン・カーニバルを盛り上げました」と自負する北斗は「対バカの時代戦績、勝率6割越えと言っても過言ではないんじゃないかっていう。これ来たなと。今だったら確実に獲れる」と確信を得ている。

 吉田は6人タッグ王座初挑戦。DRAGONGATEではオープン・ザ・トライアングルゲート王座を10度も戴冠しており、「得意分野ではあるし、このベルトはやっぱりチーム力というか凄く問われる」と6人タッグの戦いを熟知している。だからこそ「チャンピオンチーム、実力者そろってるとは思いますけども、チーム力なんで。俺たち北斗軍はワンチームでそのへんは間違いない」と確信し、「このベルトは俺たちの腰に巻かせていただきます。シャラップ」と予告してみせた。

 この一戦は「阿部史典デビュー10周年記念試合」として行われる。2日後の今月17日に10周年記念日を迎える阿部は「たった10年なので、まだまだプロレスをたくさん続けていきたいので、10年なんかじゃまだまだ感慨深れない」と通過点であることを強調。青柳&光留とのトリオに「試合をするたびに勉強があって、感動があって、達成感がある」と充実感があるからこそ、「このチームでまだまだ日本全国津々浦々、この6人タッグを防衛して回りたいと思ってますので、今回も必ず防衛したい」と誓った。


【会見の模様】

▼北斗「今回6人タッグ、満を持して挑戦させていただくことになりました。前回負けてから北斗軍は一時6人タッグ戦線から撤退させていただき、個の力を、チームワークを磨くために出たんです。で、今回チャンピオン・カーニバルを経て個の力、最高に上がってます。正直、3月やった時より何倍も強くなっています。特にですね、このチャンピオン・カーニバル、我々決勝にはいけてないんですが、記録よりも記憶に残る新庄剛志的な戦いをしてですね。チャンピオン・カーニバルを盛り上げました。そして実はあまり気づかれてはいないんですが、北斗軍とバカの時代の対戦成績、チャンピオン・カーニバル中のシングルマッチ。吉田隆司があの真霜拳號からガッチリ3カウントを獲り、羆嵐が鈴木秀樹からガッチリ3カウントを獲り、そしてリーダーである俺もこの青柳優馬からカウント3どころかカウント5ぐらいまで入ってたんじゃないかという完璧なナルシストロールを決め、対バカの時代戦績、勝率6割越えと言っても過言ではないんじゃないかっていう。ちょっと数値は出してないんですけど。これ来たなと。今だったら確実に獲れるということで、大田区総合体育館で我々、北斗軍が6人タッグのベルトを獲り返し、盛り上げていきたいと思います」

▼羆嵐「ハァー! 北斗軍の羆嵐です。2025チャンピオン・カーニバル、力及ばず決勝にはいけなかったんですけど、少しだけ、いや少しだけじゃない。正直落ち込んでたんですよ。でも、この全日本プロレスTV6人タッグに挑戦できるということが判明しまして、とても気合が入っています今。正直メチャクチャ気合入ってます。我々、ワンチームの北斗軍の使命はこのベルトを光り輝くベルトにすることだと僕は思ってます。なので、この強いバカの時代の3人から我々ワンチームの北斗軍がベルトを取り戻したいと思います」

▼吉田「シャラッパー、DRAGONGATEの吉田隆司です。チャンピオン・カーニバル最終戦で真霜選手から獲って、それで手応えを感じて、この団体でそれなりのベルトを巻きたいと言ったんですけども、この6人タッグのベルト、ちょうどいいんじゃないですかね。DRAGONGATEにもトライアングルゲートっていう6人タッグのベルトがありまして。ホンマ自分は数えきれないほど獲ってきたと思います。10回以上は。なので得意分野ではあるし、このベルトはやっぱりチーム力というか凄く問われる、カギとなるベルトやと思います。チャンピオンチーム、実力者そろってるとは思いますけども、チーム力なんで。俺たち北斗軍はワンチームでそのへんは間違いないんで。このベルトは俺たちの腰に巻かせていただきます。シャラップ」

▼青柳「次で4度目の防衛になるわけなんですけど、対戦相手がワンチーム、チーム力をと言ってきてますが、チーム力で言ったら今のチャンピオンチームである我々に勝てるチームはプロレス界のどこにも存在しないと自負しております。ことわざでもあるように三人寄れば文殊の知恵というものです。この3人集まった時のチーム力、ふり絞られる知恵、これを全て駆使したうえで、もう負けることはないと思ってます。北斗軍を返り討ちにします。シャラップ」

▼阿部「デビュー10周年記念試合、6人タッグ選手権の阿部史典です。チーム力でいいますと、まさにプロレスのチームワーク、連係とかだけでなく、いろんなところに3人いると痒い所に手が届いたりとか、こんな発想があったのかと。3回防衛してきましたけど、本当に試合をするたびに勉強があって、感動があって、達成感がある。このチームでまだまだ日本全国津々浦々、この6人タッグを防衛して回りたいと思ってますので、今回も必ず防衛したいと思います」

▼光留「パンクラスMISSIONの佐藤光留です。正直、防衛戦は、チャンピオンなのにチャンピオン・カーニバル呼ばれなくて、まあまあ拗ねてたんですけど、北斗軍のメンツが弱くて予選落ちしたんで、こうやって6人タッグが組まれてよかったなと思う反面、もうそろそろ北斗軍あきてきたなと。賞味期限切れを楽しんでたんですけど、それも飽きたなって感じで。第2、第3のヨシ・タツって感じなんですよ。ワンチームといってるんですけど、ワンチームという割には言ってることもバラバラだし、計算もしてきてないし、何も先のビジョンが見えないんですよ。彼らと試合して分かったんですよ。本当の北斗軍の狙いはこのベルトだけじゃないんです。僕はね、気づいたんですよ。今、北斗軍が一番狙ってるもの。それはこの記念試合、誰の記念試合か。阿部史典なんです。阿部史典、グルっとまとめて格闘探偵団。皆さん、そろそろ気づいてないですか? ちょっとマスコミの持ち上げ方が過剰じゃないですか。大したことしてないんですよ。昔のバトラーツを水薄めて今風な味付けしてるだけなのに、ちょっと過剰に持ち上げられてると思いませんか? 持ち上げられてる、この格闘探偵団、北斗軍が乗っ取り。これ間違いないと思うんです。なので今日はちゃんと準備してきました」

※スケッチブックを持ち出して

▼光留「ジャン。おめでとう阿部史典10周年 格闘探偵団vs北斗軍乗っ取りをかけたイリミネーション興行ですね。6月19日、木曜日、昼の12時58分から東京ZOO大会です」

▼阿部「東京ZOO?」

▼光留「はい、皆さんご存じ東京ZOOですね」

▼北斗「どこですか?」

▼光留「30人で超満員になる、あの会場だよ。今日、全面対抗戦ですので、カードも全部考えてきました。これ佐藤光留興行として行いません。格闘探偵団、毎回チケット売り切れますんで。阿部史典が最近、税金の話ばかりするんです」

▼阿部「したことないです(苦笑)」

▼光留「第1試合、大森北斗vs佐野直」

▼阿部「いや、格闘探偵団じゃない、佐野直」

▼光留「第2試合、羆嵐vs藤原あらし」

▼阿部「藤原あらし?」

▼光留「昔のキックボクサーです。皆さんご存じ全日本キックに出てた藤原あらし」

▼北斗「怖い怖い怖い」

▼光留「レスラーとして見れない」

▼阿部「だからレスラーじゃないです」

▼光留「第3試合、ジャック・ケネディvsオカネ・クレチカ」

▼阿部「これ違います。巣鴨プロレス関係ないです」

▼光留「あのオカネ・クレチカです。第4試合、サイラスvs和田良覚vsタカ・クノウ、レフェリー長井満也」

▼阿部「ちょっと待って。どこから突っ込んでいいかわかんないですよ。レフェリー?」

▼光留「違います。和田良覚もファイターです。総合戦績、勝率50パーです。第5試合、吉田隆司vs今泉渚。知らない? 今泉渚。最近はやりの中国のショートドラマで雲雀の青君と呼ばれてる今泉渚だよ。知らないのか? 課金しろバカヤロー」

▼阿部「すいません」

▼光留「メインイベントです。愛澤No.1vsフワちゃんです。これ見てわかる通り、俺たち格闘探偵団は北斗軍みてえなヨシ・タツの焼き直しには負けないんだよ。大田区6人タッグ、メインイベントじゃなかったら試合しねえからな。メインイベントがチャンカンの決勝だっていうなら、そのあと客出し中にやって俺らがメインイベントだ。全員ぶち殺してやる。以上です」

――阿部選手は10周年記念試合へ向けての意気込みを?

▼光留「どうだっていいんだよ、そんなことは!」

▼阿部「10周年記念、それよりもこれはタイトルマッチであり、対抗戦なので。たった10年なので、まだまだプロレスをたくさん続けていきたいので、10年なんかじゃまだまだ感慨深れないので、対抗戦必ず勝利します」

▼光留「そんなこと思ってねえだろ!」

▼阿部「思ってます。勝利します」

――陰謀論がささやかれているが?

▼北斗「ホントに今出た名前、いろいろ対戦相手あったんですけど、ホントに知ってる名前が雲雀青君の今泉渚しかなかったっていうのはホントに返答しづらいところなんですけど、阿部史典10周年ということで、阿部史典は何かってなった時に、プロレス界イチのヤリチンレスラー。女に対してって感じじゃなくて、いろんなところに媚びを売る姿勢、女に対してもそうかもしれない。それは知らないけど」

▼光留「女だけだと思うなよ!」

▼北斗「阿部史典と言えばスーパーヤリチンレスラーと俺は呼んでるんですけど。いろんな団体にヘコヘコして『僕はこの団体が一番好きなんですよ』とかを100団体ぐらいに言ってるようなヤツなんですけど。ただ、そのヤリチンレスラー一人だと思うなよって話で。北斗軍の最強のヤリチンレスラー羆嵐。こいつが迎え撃ちますよ。飲み会などで酔っ払ったらこうやって言うんですよ。『俺、北斗軍に本気でいきたいんだよ。北斗軍一本でいきたいと思ってる。所属にだってなりたいよ』って」

▼羆嵐「全然、思ってねえよ」

▼北斗「いろんな人に聞いた話だと明日、大阪で花園王国っていう興行があるらしいんですけど、その代表の花園さんという人にも『俺この団体一本でいきたいんです。主戦場にしたいんだ』と。その前は天龍プロジェクトさんに『最高の団体です。ここ一本でいきたいです』と。その前はお寺プロレスで、そのお寺の人に『このお寺に骨をうずめたいです』って」

▼光留「佐藤光留興行じゃそんなこと言ってなかったろ! どうなってんだ!」

▼羆嵐「俺、言ってないもん」

▼北斗「ホントにビビると思いますよ、このヤリチン力。お互い10周年を迎えたヤリチンレスラーですよ。チャンピオン・カーニバルで倒した青柳優馬は俺に任せてもらって、佐藤光留は何して来るかわからないけど、ファンタジスタという点ではウチの吉田隆司が佐藤光留を迎え撃つでしょうし、10周年を迎えたヤリチンレスラー対決という意味では、阿部史典vs羆嵐。そういう見方ができると思うんで。引けを取ってないです、北斗軍。なにも負けてないです。安心して見ていてください」

――ヤリチンレスラー対決とのことだが?

▼阿部「ヤリチンNo.1対決? ヤリチンという言葉はよくないですね。全てのものを愛している。全てのものを一つ一つ全力で愛してる。それだけです。それをヤリチンとは言いません。そこに一つ一つ心がありますから愛してます」