きのう夕方、金沢競馬で、レースの途中に照明が消えるトラブルがあり、騎手3人が落馬、2人が病院に運ばれました。

県競馬事業局によりますと、きのう金沢競馬で11頭が参加した午後5時10分発走の第8レースで、照明が消えるトラブルがあり、騎手3人が落馬、2人が病院に運ばれました。命に別条はないということです。

照明が消える時間を午後7時10分に設定しなければいけないところ誤って午後5時10分に設定した人為的ミスが原因で、きのうの残りのレースは中止となりました。このトラブルにより第8レースとそのあとの第9・第10レースが中止となり合わせて1億円以上が全額払い戻しとなりました。

照明が消えていた時間は1分弱ほどだったということです。明かりがついたときに馬1頭が動けない状態だったということで、関係者の判断により安楽死の措置がとられました。

県競馬事業局はトラブルの原因が特定できたことからきょうは予定通りレースを開催しました。再発防止策として今度はタイマーを利用せず、複数人で確認をした上で照明を切るようにするということです。